浅きを去って深きに就く

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June 9, 2016
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カテゴリ: 抜き書き
確かに努力は大切だ。だが、方向性と方法を間違った努力は、ムダに終わるケースもある。そこに気づくかどうかが一流になるための重要なカギとなる。

何度も繰り返すが、「人間の最大の罪は鈍感である」――私はそう思っている。一流選手はみな修正能力に優れている。同じ失敗は繰り返さない。二度、三度失敗を返す者は二流、三流。四度、五度繰り返す者はしょせんプロ野球失格者なのである。

なぜなら、そういう選手は失敗を失敗として自覚できないか、もしくは失敗の原因を究明する力がないのだ。「鈍感は最大の罪」とは、そういうことを指すのである。「小事は大事を生む」という。些細なことに気づくことが変化を生み、その変化が大きな進歩を招くのである。気づく選手は絶対に伸びる。これは長年プロの世界に身を置いてきた私の経験から導き出された真理である。

したがって指導者は、もしも選手が間違った努力をしている時は、方向性を修正し、正しい努力をするためのヒントを与えてやる必要がある。だから私は「監督とは気づかせ屋である」と常々言っているわけだ。

【弱者の兵法】野村克也著/アスペクト文庫





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Last updated  June 9, 2016 06:45:00 AM
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