浅きを去って深きに就く

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January 19, 2017
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カテゴリ: 抜き書き

彼のダンマは、神にも霊魂にも何の掛り合いはない。死後の生活にしてもそうだ。儀式や祭儀についても関係はない。彼のダンマの中心は人間であり、この世における人間対人間の関係なのだ。これが彼の最初の根本命題である。第二の命題は、人間は悲しみ、惨めさ、貧窮に生きている。この世は苦痛に満ち、この苦悩をこの世からいかに取り去るかがダンマの唯一の目的であり、それ以外の何ものでもない。この苦の存在を認識し、それを取り除く法こそ彼のダンマの基礎であり根拠である。この認識を欠いた宗教はもはや宗教ではない。

【ブッダとそのダンマ】 B R ・アンベードカル著 山際素男訳/光文社新書






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Last updated  January 19, 2017 05:16:45 AM コメントを書く


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とりと@ Re:問われる生殖医療への応用の可否(04/03) 面白い記事なんですが、誤字が気になる。
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