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2006年05月30日
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「Oz(完全収録版)」全五巻 樹なつみ著(1巻は2004年11月初版)
Oz(1#)

2021年10月、第三次世界大戦より31年後、サンレイト連邦共和国サバナ基地に一人の少女を乗せたヘリが到着することから物語は始まる。
天才家系のエプスタイン家の末娘、15歳にして生体工学博士であるフィリシア・エプスタインは行方不明だった叔父から急ぎ会いたいと連絡を受ける。
叔父はやはり行方不明の兄リオンについて重大なことを伝えたいらしい。
リオンは8歳にして政府のシンクタンクに所属し、ロボット工学を初めとするあらゆる分野で頭角を示し、特にAI研究では世界的に有名な研究者であった。フィリシアの自慢の兄でもある。
叔父が住んでいるソルト地区は微妙な力関係が働くところ。
ランクAの傭兵であるムトーは彼女を叔父の下に無事連れて行く任務を受けるが・・・
叔父の残した手紙にあるOZとは?その名の通り魔法使いの都なのか?リオンはOZで何をしているのか?・・・

今から13~14年前、上の子を妊娠中に偶然本屋で豪華本の1・2巻を手に取ったのですが、育児に追われ、本屋でも赤ちゃん雑誌や子どもの本しか眼に入らない時期に3巻以降を読むことなく、つい最近まであの後どうなったんだろう?と疑問には思いつつ追跡していませんでした。



久しぶりに読んで、中々面白かったのですが、リオンの最期が意外とあっけなくやってきたのがちょっと物足りなかったように思いました。
1019の成長と暴走にはいらいらしたりはらはらすることも多かったですが、一番機械(兵器)に近いのに人間らしく成長したところが良かったと同時にかわいそうでしたね。
ネイトが中々最後にいい奴だったのが良かったです。(彼もかわいそうでしたが)
エプスタイン姉妹もいい感じに成長。
そしてムトーが生きていたのも良かったです。ムトーはもちろん、フィリシアやヴィアンカも救われた感じがあって良かったと思いました。

この作品では描かれた当初、今から16年前の1990年に戦争の設定だったようですが、同時多発テロの後なら描きにくかったかも知れないなあとも思いました。
また、後十数年でこれだけの性能のロボットが実際に出てくるかどうかは分かりませんが、昨年の愛・地球博やロボカップ2005を思うと1019のプロトタイプぐらいは実現しているかもしれないなあと思ったり。

一応少女漫画なので娘が読むかと思ったら、SFのためか息子の方がはまっていました。
とても面白いらしいです。
毎日一冊ずつ楽しみに読んで五日間。また最初から読み返していますよ。
息子にとって分からなかったのはゲリラが何であるか、またコールドスリープって一体何なのかでした。どちらも説明が難しいです。


ヴァイスの空  ←上の子が4年生のときに「4年の科学」で連載してました。コロニーで生きていくため人間の生存の可能性を『ある程度年を取ったら自らのクローンを作ってコロニー内を管理するものとして生まれてくる黒族』、『管理されているけどコロニー内で普通に生まれ年を取っていく白族』、そして『ある程度年を取ると若返る(でも記憶もなくす)遺伝子操作で生まれてきた赤族』の三種類にかけて生存してきた未来の地球人の話だったと思います。
コロニーの老朽化で維持が難しくなりとりあえず白族をコールドスリープにして少数の黒族だけで生きていこうとする(赤族は地球最後の生き残りで一人しかいないし)ところが出てくるんだよね。下の子のときもこうした漫画の連載があるかと期待したんだけど何故か下の子の時から無かったんだよね。








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最終更新日  2006年05月30日 13時16分15秒
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お買いになったのですね。  
mam さん
未収録読みきりがあるばかりに、私も完全版を買ってしまったのですよ。
連載当時、夢中になって読んだものでした。
今、豪華版を手にすると感慨深いものがあります。

ネイトのエピソードが好きでした。
が、読み返してみると、24はサイバノイドの考え方しか出来ないのと同様、ネイトも男としての考え方、つまり説得も説明もなく惚れてるなら自分についてくる的な考え方をしているなぁ、などといじわるくも思ったものです。

とにかく19の美しさに圧倒されたマンガでした。
今でも絵柄の好み、多少古臭さはあるものの、一番綺麗な男を描けるのは樹先生だと思ってます。 (2006年05月30日 17時07分55秒)

Re:お買いになったのですね。(05/30)  
mamさん
>未収録読みきりがあるばかりに、私も完全版を買ってしまったのですよ。

未収録もですが、途中までしか読んでいなかったこと、買ったはずの豪華版のほうが仕舞い込まれていて出てこないことなどから買ってしまいました。
最近は読みたいと思ったときに購入しないと後からでは手に入らない本が多いので思い切りました。

>ネイトのエピソードが好きでした。
>が、読み返してみると、24はサイバノイドの考え方しか出来ないのと同様、ネイトも男としての考え方、つまり説得も説明もなく惚れてるなら自分についてくる的な考え方をしているなぁ、などといじわるくも思ったものです。

彼は美しいでも人間としては不完全なサイバノイドに魅せられながらも最後には人間側の人だったところが私は良かったと単純に思ったけど、そうですね、男の都合で動いていたのかもしれませんね。

>とにかく19の美しさに圧倒されたマンガでした。
>今でも絵柄の好み、多少古臭さはあるものの、一番綺麗な男を描けるのは樹先生だと思ってます。

樹さんの絵の美しさはもちろんですが、それだけでなく1019がサイバノイドだということが余計に美しさを添えていると思います。
私もですが、子どもがあれだけ読み返しているので良い買い物だったと思っています。
(2006年05月30日 17時27分08秒)

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