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2011年04月27日
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カテゴリ: アニメ
街灯が灯る

舞台の上、ヴァイオリンを手に現れる恭介
「25番。上条恭介です。課題曲は…アヴェマリア」
4人の審査員の前で演奏を始める恭介
審査員達の後ろに2人の観客が…
「なんか、手間かけさせちゃったね」さやか
「ううん。こっちこそ、ゴメン」まどか
「さやかちゃんを救うには何もかも無かった事にするしかなくて。そしたら、この未来も消えて無くなっちゃうの。でも、それは多分さやかちゃんが望む形じゃないんだろうなって。さやかちゃんが祈った事も、そのために頑張ってきた事も、とっても大切で、絶対無意味じゃ無かったと思うの。だから…」
「うん。これでいいよ。そうだよ。私はただもう一度、あいつの演奏を聞きたかっただけなんだ。あのヴァイオリンをもっともっと大勢の人に聞いて欲しかった。それを思い出せただけで十分だよ。もう何の後悔もない」

「…まあ、そりゃあ、ちょっぴり悔しいけどさ。仁美じゃあ仕方ないや。恭介にはもったいないくらいイイ子だし、幸せになって、くれるよね」
微笑みながら涙を流すさやか
「うん。…じゃあ行こうか?」
「うん」
さやかが立ちあがりまどかと消える

演奏を終え恭介が目を開けるとそこには沢山の観衆が…
呆然とする恭介がハッとして観客席に誰かの姿を探す
翻る病院のカーテンと花弁
「…さやか?」

炎に包まれ雄叫びをあげる何か
ハッとする杏子、ほむら、マミ

「さやかは?おい、さやかはどうした!?」見回す杏子
「逝ってしまったわ。円環の理に導かれて…美樹さん、さっきのあの一撃に全ての力を使ってしまったのね」マミ
柱に拳をぶつける杏子
「馬鹿野郎!惚れた男のためだからって自分が消えちまってどうするんだよ?バカ…やっと友達になれたのに」悔しげな杏子
「それが魔法少女の運命よ。この力を手に入れた時から分かっていた筈でしょ?希望を求めた因果はこの世に呪いを齎す前に…私達はああやって消え去るしかないのよ」

手にしたリボンを見つめ胸に抱き涙を流すほむら
「まどか…」
振り返る杏子とマミ
「暁美さん?…まどかって?」
「誰だよ?」

夕方の河川敷の公園。
地面にまどかの絵と「まどか」と書いて遊んでいる達也
学校帰りに通りがかったほむらが隣にしゃがむ
「まどか!まどか!」
ほむらの髪にはまどかのリボンが
「うん!そうだね。そっくりだよ」
リボンに手を伸ばす
「こら!ダメじゃないか、達也。女の人の髪を引っ張るのはだ~め!」
父に抱きかかえられながら「まどか、まどか」と嬉しそうな達也
「すみません。大丈夫でしたか?」母
「いえ。こちらこそお邪魔してしまって。…まどか、だね?」
「ふあ~?あい!」

「いくよ~!」
「さあ、こ~い!」
夕陽に染まる公園に二人
父にぶつかっていく達也
笑い声を立てる二人

「まあ、そのう…あの子が一人遊びする時の見えないお友達って奴?子どもの頃にはよくある事なんだけどね」母
「ええ。私にも覚えがあります」
「まどかってさあ、あなたも知ってるの?アニメか何かのキャラとか?」
「さあどうだったか?聞き覚えがある様な無い様な…」
「…そっか。私もどこかで達也と一緒に見たのかなあ?」
伸びをする母
「たまにね、すっごく懐かしい響きだなって思う事があるんだよね。まどか…」
「そうですか」
「…おっ!そのリボン、すっごく可愛いね。あたしの好みにど直球だわ!ちょっとびっくりしたくらい」
「差し上げましょうか?」
声を立てて笑う母
「こんなおばさんには似合わないって!まあ、娘とかいたら、つけさせたかもしれないねえ」


満月の夜
「ふうん。なるほどね。確かに君の話は一つの仮説としては成り立つね」
ソウルジェムから穢れが抜けて幾つかの黒いキューブを形作る
一つ手に取るほむら
「仮説じゃ無くて、本当の事よ」
と後ろに向かって投げる
背中の口を開けキューブを回収するキュゥべえ
「だとしても証明しようがないよ。君が言う様に宇宙のルールが書きかえられてしまったとすれば今の僕らにそれを確かめる手段なんて無いわけだし、君だけがその記憶を持ちこしているとしても、それは君の頭の中にしかない夢物語と区別がつかない」
ほむらがキューブを投げ、回収するキュゥべえ
「まあ確かに浄化しきれなくなったソウルジェムが何故消滅してしまうのかその原理は僕達にも解明できてない。その点、君の話にあった魔女の概念は中々興味深くはある。人間の感情エネルギーを収集する方法としては確かに魅力的だ。そんなうまい方法があるなら僕達インキュベーターの戦略ももっと違ったものになっただろうね」
キュゥべえに振り返るほむら
「そうね。あなた達はそういう奴らよね」
「君がいた魔女のいた世界では今僕らが戦っている様な魔獣なんて存在しなかったんだろう?呪いを集める方法としては余程手っとり早いじゃないか」
「そう簡単じゃ無かったわ。あなた達との関係だってかなり険悪だったし」
「ふうん。やっぱり理解できないなあ人間の活動は」
一度にキューブを投げるほむらと全てをキャッチするキュゥべえ
ソウルジェムを見つめるほむら
(例え魔女が生まれ亡くなった世界でも)
左手の甲にソウルジェムを装着する
(それで人の世の呪いが消え失せるわけではない)
立ち上がり、眩く輝く夜の街を見下ろす
(世界の歪みは形を変えて、今も闇の底から人々を狙っている)
現れる何者か

「今夜はつくづく瘴気が濃いね。魔獣共も次から次へと湧いてくる。幾ら倒しても限がない」
「ぼやいたって仕方無いわ。さあ、行くわよ」
キュゥべえを肩に乗せたままビルの上から落下するほむら
(悲しみと憎しみばかりくり返す救いようのない世界だけど。だとしてもここは嘗てあの子が守ろうとした場所なんだ)
背中に大きな白い翼が現れそっとほむらを着地させ散る
ほむらを囲む様に立つ魔獣共
ほむらから光が広がる
(それを、覚えて)
弓を手にしたほむらが光の矢を番え
(けしてわすれたりしない。だから私は)
弦を引き絞り
(戦い続ける)
放つ!




エンドイラスト:蒼樹うめ
ED(OPテーマ「コネクト」ClariS)



Don't forget.
Always, somewhere,
someone is fighting for you.
―As long as you remember her,
you are not alone.


一人荒野を進むほむら
前には何体もの魔獣
ほむらの背から黒い翼が広がる
翼の内側には光や花や色々な物が映る
「頑張って!」
聞こえてくるまどかの声
微笑むほむら
ほむらを襲う攻撃
かわす様に広げた翼で飛び立つほむら
翼が包み込み…


五人の魔法少女達の後ろ姿
フィルムを映写する音がカラカラと…
沢山の魔法少女達のシルエット
ソウルジェム




今になって思うとOPにはヒントがたくさんありました




一人先に行ってしまうまどからしき影などEDにもヒントはあったかも。
↑の様な戦いが見られなかったのは残念ですが(二人でワルプルギスと戦った時はあんな感じだったのだろうか?)戻ってきたほむらにとって弓を放つ時はいつもまどかと一緒の気持だったのかもしれません





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最終更新日  2011年04月27日 15時33分40秒
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感動の物語でした。  
かなりこまかくかかれていますね。

ながく語り継がれてほしいですね。

http://plaza.rakuten.co.jp/mmpinpoint/diary/201104230002/ (2011年04月27日 22時59分12秒)

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