かるまの愚痴吐き場

no title(FFVII)


いつ終わるか解らない戦いの日々、物心つく頃には己の両手は血にまみれていた。
続く遠征。行くたびに俺は血にまみれる・・・俺の存在意義は「殺戮」のみだとでも言うように・・・。
俺はひたすら剣を振るう、敵の血にまみれながら・・・。

その日も俺はいつものように、神羅の方針に異を唱えている反乱組織の制圧の為に駆り出されていた。
上からの指示は「全員抹殺」・・・ようは刃向かう者は女子供でも容赦するなと言うことだろう。
そんなに規模の大きな組織ではない・・・制圧するのにたいした時間はかからない。
だが、何処か暗鬱な気分になるのは否めない。

制圧し終え、神羅へと戻り簡単な報告を終え、俺は自室へと向かっていた。
疲れているわけではない、だが一刻も早く眠ってしまいたかった。
しかし、扉の鍵を解き扉を開けると・・・
「お帰りなさい!セフィロスさん」
「おぅ!お帰りセフィロス!」
とソファーに腰掛け、ほぼ同時に声を掛けてくる部下・・・いや、友人・・・ザックスとクラウドがいるのだった。
「何故お前達が俺の部屋にいるんだ」
一番の疑問だった。
大体出た時にしっかり鍵を掛けたはずだったのだが・・・
そんな俺の疑問を感じ取ってか
「はっはっは!俺を舐めて貰っちゃ困るぜ?」
とポケットから鍵を取り出した。
「この部屋のスペアキー作っちゃいました!」
と、ザックスが誇らしげに言っていた。
そんなザックスの一言に眩暈を感じながら空いているソファーに腰掛ける。
この2人が来てる時点でこの日は休めそうにないな・・・そう思っていた。

ある程度騒いで2人は帰っていった。
俺が帰ってくる前に酒でも飲んでいたのか出来上がってしまったザックスにクラウドが肩を貸しながら。
帰り際にクラウドが言っていた。
「ザックスが『ここの所遠征続きでセフィロス、滅入ってるんじゃないか』って心配してたんですよ・・・スペアキーには驚きましたけどね?」
・・・と。
そしてふと気づく、自分が微笑っていることに・・・、
そして先ほどまで己にまとわりついていた暗鬱とした気分がいつの間にか消えていることに・・・

「ふっ・・・余計なお世話だ・・・が、こういうのも悪くはないな」
2人の帰った後の静かな部屋で、俺はグラスにウィスキーを注ぎながら、2人が耳にすることは無いだろう感謝の言葉を口にしていた。

-後書きという名の言い訳-
私の初めて書いた小説です。
FFVIIの英雄視点(笑)
この小説は私が登録しているなり茶サイトの小説置き場においてあるのを管理人様に許可を得て、UPしました。

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