かるまの愚痴吐き場

鎮魂花


右手には長刀「正宗」を携える長い銀髪の男、セフィロスは左手には不釣り合いな白い1輪の花を手にしていた。
己の手で殺めた1人の少女の弔いの花を…

数日前、ここで祈りを捧げる1人の少女の命を奪った。
何が憎かった訳でもない、ただ己の成そうとすることに邪魔だっただけ…
だから何のためらいも無しに少女、エアリスの命を奪った。

セフィロスは手にした1輪の花を泉に沈めた。
泉の底に眠るエアリスに…
ゆっくりと沈んでいく花を見つめ、その姿が見えなくなるとセフィロスは一言だけ呟いた。

「お前には悪いことをしたと思ってはいる…しかし私は己の目的を果たすまで立ち止まる訳にはいかない…」

そういうとセフィロスは静かに元来た道を帰って行った。
後には静寂だけが残された。





静寂の中、1人の男が「忘らるる都」の奥へと歩いていた。
背中には大剣を背負う金髪の青年、クラウドは右手に白い小さな花の花束を手にしていた。
この先で命を落とした、守ることの出来なかった少女、エアリスを弔う花。

ここに来ると自分の無力さを思い知らされる。
数日前、1人ここに来て祈りを捧げていたエアリスはセフィロスの手によって命を奪われた。
自分は彼女を守れる位置にいたのにもかかわらず守ることが出来なかった。
何も出来ずただ見ているしか出来なかったのだ。
彼女はこの星を救うためにここに来ていたのに…

クラウドは手にしていた花束を泉に沈めた。
泉の底に眠るエアリスの弔いの花を…
ゆっくりと沈んでいく花束を見つめながらクラウドは言った。

「もうすぐ…すべての決着が着くよ…君が残してくれた希望を無駄にしない為にも…必ず」

決意を新にし、クラウドは立ち上がり元来た道を歩いていった。
彼が去った後、花束は泉の中に姿を消し、再び静寂に包まれるのだった。





1人の男と1人の青年が去った静寂の中1人たたずむ少女がいた。
2人が捧げた鎮魂の花を胸に抱いた少女、エアリスが…
彼らがこの場に来たとき1つの不安があったのだ。
今この場で2人が鉢合わせてしまうこと。
これだけは避けたかったのだ。
いずれ必ず、2人は戦わなくてはならなくなる。
それはわかっていても戦って欲しくなかった。
エアリスの願いが通じてか、2人がここで鉢合わせることがなかったのにエアリスは安堵していた。

「決着は…着けなきゃいけないって、わかってても…戦って欲しくない…傷つくの、見たくない」

エアリスは胸に抱いた1輪の花と1つの花束を強く抱き締めてそう呟き想いを馳せた。
出来ることならば、誰も戦わなくても済むようにと…
叶わぬこととわかっていても願わずにはいられない。
静かにエアリスは泉へと戻っていった。
大切そうに2人からの鎮魂の花を抱えて。

-後書きという名の言い訳-
全くの妄想です(暴露)
脳内の妄想を文章にしただけです。
だからやっぱり駄文ー・・・
誰か文章の書き方を教えて下さいませ(死)

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