教訓その「?」映画編



 今月はいつもになくこれで三本目.
 劇場にこんなに多く足を運んだのは久しぶり.
 今日も千円で観賞出来たのでラッキー.

 今日は年上の友人の意向をくんで
『浅間山荘』を観る.

 開場にはいると人数は二十人に満たないというのに,
鋭い視線に息苦しさを覚える.
 早く入場したにもかかわらず私たちより後に入って来る人はいない.
 気合いと意気込みが明らかに違う.

 気の弱い<?>私は心なしか不安.
 控えめに観客のメンバーを確認した.

 明らかにご年輩のちょっと手前の人々.
 いわゆる団塊の世代ってやつ,失礼,そういった方々だ.

 鋭い視線は友人にでなくわたしに一点集中.
 私が美しいからか?美人は辛い??
 しかし...
 瞬間に違うことを悟る.

 参った.
 明らかに,場違いである.
「何,若造が.わかるんかい?」
という火花が突き刺さる.
 そのくせ身なりのしっかりしたいわゆるもとエリートらしき人が多い.

「礼儀も知らんのか,礼儀も.」
と,無礼な人々を<内心>しかる.

 私のように三無主義時代の人間にとってこの熱いまなざしは耐え難い.
 あの事件はかわいい小学低学年だった.
 まだおにごっこしているかわいいかわいいお嬢ちゃんだったのである.

 ニュースに釘付けにはなっていたもののノーテンキだった私は,
 「”永田洋子”と書いて”ようこ”と読まずに”ひろこ”読むんかーー.」
とか,
 「ちょっとヘンな方行ってるンちゃうん.」
と思い,犠牲者のこと等も考えていた.
 たぶん,かっぱえびせんか何かを食べながら・・.

 この映画は私たちの世代にとっては娯楽として楽しめるものだ.
 しかし十余年も時が違うと当たり前のことだが別の意味を持ってくる.

 ここではあえて多くを語らぬことにする.
 ウン,それが賢明.
 語らぬがいい・・

 人それぞれ大いに意見を持つべし.

 楽しければいいじゃああ ありませんかあーー.
と思う私.

 私にはこの映画は言葉のやりとり等しゃれたものがありそこそこ楽しめるものであった.
 しかし団塊の世代以上の人たちは明らかに何か不満の色を隠せない様子.映画が終わってからも人々の表情はよりいっそう硬いもので有った.
 立松氏は違う方面から描かれた作品もあるが..
やはり私は

 楽しければいいじゃああ あーりませんかああーー.

なのである.


 教訓その?

  場違いな映画は足を踏み入れぬがよろし.


<おまけ>

 余談ですが...

 映画が始まる前

 隣で

 ポップコーンでは無く柿の種を食べている人がいた.

 うまそうな音.

 次の映画には是非柿の種をバックに忍ばせたい.

 あの臭いは罪である. 



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