2011年11月21日
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カテゴリ: 食以外
新橋演舞場で行われている
吉例顔見世大歌舞伎・夜の部に行ってきました。

歌舞伎十八番の内  外郎売 (ういろううり)
 遠くに富士山を望む大磯の遊廓。
 工藤祐経(三津五郎)が小林朝比奈やその妹舞鶴、大磯の虎たちを従え、廓で休息
 していると、 小田原名物の外郎売に身をやつした曽我五郎(松緑)がやって来ます。
 早口の言い立てが最大の見どころの、歌舞伎十八番の華やかな曽我物です。

〇京鹿子娘道成寺 (きょうかのこむすめどうじょうじ)

 鐘を拝みたいと申し出ます。
 所化たちは、法要の舞を舞うのであればと承知するので、花子は舞い始めます。
 艶やかな踊りを披露するうちに、みるみる形相が変わり、鐘の中に飛び込んでしまいます。
 実は花子は叶わぬ恋の恨みから熊野詣の僧安珍を焼き殺した清姫の亡霊だったのでした。
 菊之助の京鹿子娘道成寺は大好き!
 特に今回は、好評のようですね。
 今回は「道行」からの上演で、花道での美しい踊りがとっても素敵。
 黄色い衣装で鞨鼓を奏でながら踊るシーンがダイナミックで、今回特に印象に残りました。

〇髪結新三 (かみゆいしんざ)
 材木問屋白子屋では後家お常が一人娘お熊(梅枝)の縁談を取りまとめますが、
 お熊は手代忠七(時蔵)と恋仲であるため、縁談を了承しません。

 身代金をせしめようとします。
 そこへ白子屋の依頼で乗物町の親分弥太五郎源七(左團次)がお熊を取り戻そうと
 やって来ますが、 持参金の安さをなじられ新三に追い返されてしまいます。
 ところが源七に代わり、仲介役を買って出た老獪な家主長兵衛(三津五郎)は、
 まんまと新三をやり込め、お熊を奪還します。

 初夏の江戸下町の情緒も楽しめる、とっても面白い世話物の傑作!
 お金にがめつい家主の女房役が亀蔵、というだけでも笑ってしまう。
 娘道成寺では美しい白拍子花子を舞った菊之助が、
 今度は悪人新三の弟子役で登場というのも見比べるのが楽しかった。
 「ひーふーみー・・・カツオは半分もらったよ」
 この台詞が、いまだにずっと頭から離れません!


昼の部の魚屋宗五郎に、松緑の息子の大河クンが出演してるみたいですね。
そちらも興味津々☆
でも、来月も2回行くので、我慢、我慢。。。







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最終更新日  2011年11月23日 00時33分28秒
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