かすみのスピリチュアル・ジャーニー

かすみのスピリチュアル・ジャーニー

24.未来の自分とつながる(2)



つながりを取り戻す



24.未来の自分とつながる(2)


 また、カウンセラーでかつ、研修の講師の人たちの何人かから、
自身も燃えつきで、仕事から何年か離れたこともあるという話を聞いた。

 依存症の分野では、自分が依存症やうつで苦しんだ経験者が
カウンセラーになることが多い。

 そういう人たちが必ず言うのが、「私たちは回復途上にある」と
いう言葉である。

 自分に対するケアを忘れたり、つらい出来事に出会ったりすれば、
いつでも再発する可能性があるということである。

 しかし、もし再発しても、また、回復することができるであろう。

 道筋は分かっているのだから。

 そうした人が目の前にいると、安心できる。

 今はまだ、苦しくても、必ず、回復した人と同じように楽になれる日が
来るのだ、と。

 私は、カウンセリングを受けたことがある。

 助けにはなったが、カウンセラー自身が自分の心病む体験を
話してくれることはあまりない。

 カウンセラーの援助や治療を否定する意味ではないが、
カウンセラーのどんな言葉よりも、実際に同じような経験をして、
乗り越えて、今幸せになった人たちの笑顔のほうが、
私のなかで大きな力になったのである。

 そして、回復しようと同じように歩んでいる仲間の励ましにも助けられた。

 ひどい状態から回復した人は、みんな魅力的な人たちだった。

 この人のようになりたい、この人のようになろう、そうした思いが、
再び歩き出せた理由だろうと思う。

 道に迷ったら、そのときがチャンスかもしれない。

 本当の生き方への道へ、幸せへの道へ、軌道修正していけばいいのだ。

 うつは、むしろ、幸せへの入り口に立っているといえるのかもしれない。



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