かすみのスピリチュアル・ジャーニー

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27.力をくれる言葉とつながる(3)



つながりを取り戻す


27.力をくれる言葉とつながる(3)


 また、アメリカのグランドキャニオンを訪れた際に、こんな話を聞いた。

 以前に、グランドキャニオンを公園として人間の手を加えようとする
計画があったのだが、当時のルーズベルト大統領は、そのことに関して
「このままにしておこう。これをそれ以上よくすることはできない」と
言って、計画を中止させたという。

 自然に手を加えてはいけない、自然のままにするのが美しいのだ、と。

 そうだとすれば、同じ生物のはずの人間は自然ではないのだろうか。

 人間だって、そのままの姿こそが美しいのではないだろうか。

 その人が何をしたか、しなかったということに関係なく
その人がその人であるということに価値があるのではないだろうか。

 欠点も弱さも、それが完全になくなってしまったら、
その人でなくなってしまう。

 そういうことを考えたら、無理に自分の欠点や他人の欠点を
直そうとする必要もないと分かるのである。

 世界に一人しかいない自分という人間をもっと、貴重なものとして
扱っていいのかもしれないと思うのである。



 「若いうちは死なないように生きるだけでいい。
まじめに世間の常識と付き合っても、百害あっても一利なし。
六十歳までは助走期間、一生懸命やるのは死ぬ前の十年で十分。
そうでないと、途中で息切れしてしまう。」という人生を達観した言葉。

 正確に覚えているわけではないが、こんな内容であったと思う。

 伊藤信夫さんという方の言葉であったように思う。

 この言葉にも、ほっとした。


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