兼業主婦的生活 お買い物

兼業主婦的生活 お買い物

女になる日まで



仕事はブライダルスタイリスト。
そう、美しいものを扱い綺麗と感動を創造する仕事。
 ブライダルに関することって、高価なもの多いですよね、一生に一回だから、せっかくだから、そして何よりも美しくなりたいってブライズの願い。
そういったものを扱っていく中で、そして接客に携わるものとして、自分が価値ある人間なのかを考えるようになった。
 何十万円する商品達。長く扱ってくるとゼロを1つや2つ忘れたような感覚に陥る。時に忙しいと、いい加減で雑な扱いしてしまってる。
 一体お客様にいくらお金を払ってもらっているのか、又その金額の重みも忘れかけてる。
 エレガントな立ち居振る舞い、おもてなしの心、内面外面共にカッコよく美しくなければ、美しいものに携わる資格はないと思う。
 そして一スタイリストから今度は店長となった。人から憧れられるようにならなきゃ人はついてこないだろう。
 エレガントな所作のある女性が接客してこそドレスもジュエリーもすべて生きてくるし、またそういう人間にしか扱う資格はない、お客様に伝わるものだ。


 夫婦においてもそうやっぱりいつも綺麗でいたい。
 子供にとってもくたびれた母より綺麗がいいだろう。

 容姿端麗では無いぶん、見苦しくない女になろうと決意した。
きっと輝けると信じて。




© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: