有限日記  

ちゃぶ台返し(タイ)

ちゃぶ台返し

 漫画ではよくある(?)ちゃぶ台返しであるが、実は生前物凄い権力保持者であった祖父が実際に家でやったという伝説(?)がうちの実家にはある。私が物心ついた時には既に別居していた祖母が、「食べ物が散乱しちゃって・・。当時買ってた犬が喜んじゃってねえ~。パクパク食べてたわよ」
・・・。さすがオール天然の祖母である。

さて、このちゃぶ台返しであるが、モノ(特に食べ物という片付けるに厄介なもの)が沢山乗っかっているものをひっくり返すくらいなのだから、よっぽどの事なのだろうと予想はしていたが、自分がまさか実際にやりかける羽目になるとは予想もしていなかった。

事はタイのバンコク滞在時に起こった。

 4日くらいのパック旅行だったと思うのだが、当時すでに「ニューハーフ・ショー」にハマっていた私達は、タイで安くショーを見るべく、滞在期間を延ばしたのだ。それまでは食事込みの日程なので、比較的日本人の味覚にあわせた食べ物が出てきた(これが私はツアー旅行の中でキライ)のであるが、フリーになった途端、当然食べ物も自分達で探さねばならない。(どこの奥地だよ)しかもタイはアルファベットではないので、何が書いてあるのかちっともわからん。意を決して適当にメニューの文字を指差した。

 ところが、これが大変なことに。

 友達のご飯はアタリであった。チャーハン系の大して辛くないやつだ。しかし!!

 私が頼んだものは、信じられないくらい辛かった!!!!!本当に辛い!!多分CoCo壱の10辛どころの話ではない(食べたことないけど)とにかく胃はおろか、口の中にすらおとなしく納まってくれないシロモノだったのだ。びっくり仰天して、頼んだ「ライム・ジュース」という飲み物を流しこんだ・・・のだが、

何じゃーーこりゃーーーーー-


松田優作になってしまう、私の気持ちも分かってくれよ、と。
このライムジュースがしょっぱ甘い!要は信じられないくらいまずい!ライムのかすかな酸味に、あきらかに塩が入っていると思われるしょっぱさが加わり、最後に変に甘いのだ。この絶妙なコンビネーションを、なんと表現してよいものか。あまりにひどすぎて、思わずテーブルをひっくり返しそうになった。

なんつーものを客に食わせるんじゃーー。

というものと、

なんでこれ(食べ物)ごときで、自分がこんなに苦しめられねばならんのだーー!

と。

結局泣く泣く友達のご飯と水を分けてもらい、食事を済ませたのでありました。
それ以来、外国に行く際、口にする飲み物は水かコーラしか頼まなくなったKatiaなのでした。。。



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