ヘナヘナライター 生態日記

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加藤美保

加藤美保

2011.05.15
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カテゴリ: その他
ひさしぶりに夫と大げんかした。

ひさしぶりだが、それまで夫とうまくいっていたワケではない。
ここ6年ほど、夫は単身赴任やら長期出張が多くて、膝を突き合わせて話をする時間がなかっただけである。
夫は忙しい仕事が今年の3月の中旬ごろ終わり、その後、地震と原発事故が起こって、家に居る時間が多くなった。一緒に居る時間が増えると相手に対しての不満が蓄積する。
実は2人ともそれを一生懸命我慢していたのだろう。
先にキレたのが夫であった。気の弱い夫は普段言いたいことも言えず、ひたすら沈黙を維持していたが、お酒が入って爆発した模様。

夫は、「お前なんか俺の人生に無用の長物」(表現は違うが)と言い、私は私で、「一緒にいてもウザいだけ、意味がない」(表現そのまま)と、ブチギレた。
まぁ、表現こそ違うが、言っていることは同じである。
どうやら私達夫婦は、お互いがお互いを必要としていないようである。



夫いわく、この生き方は「中途半端」だったらしい。
実際その通りで、家庭本位と言いながら結局のところ仕事を中心にしないだけで、違うやり方で私はやはり自分本位に生きていたのだから。

そして結局、夫がキレた後に私はその×5倍ほど爆ギレした。

「ねーちゃんもストレスが溜まっていたんじゃないか」と、その瞬間を目撃した弟が、後に母に語ったそうである。それを聞いたとき、「私は別にストレスなんか溜めてない」と思った。「勝手にキレて勝手に怒ったのは夫だ」と。しかし今振り返ってみると、私は4年分のストレスを溜めに溜めていて、それが噴出してしまったようなのだ。40年以上の付き合いのある実弟が、「今までと違う」と感じたようなので、その通りなのだろう。

その怒りの余波は、余震のように今も続いている。
誰かが私を少しでも突っつくと、まるで結婚前の血気盛んだった若い頃のように、見境なく人に噛み付いてしまう。怒りのマグマが心の奥でずっとくすぶり続けている。そして爆発する機会を窺っている。
いや、私は思い切り爆発したいのかもしれない。

生き方を再び修正するときがやってきたようだ。
実はうすうす感づいていたが、4年間に決心した私の生き方は間違っていたらしい。
キレたあの日から私は、ある意味とても楽になった。知らず知らずのうちにこの4年間、とても無理をしていたようなのだ。
間違っていた過去を悔やんでいても意味がない。間違っていたことに気がついたなら、あとはやり直すだけだ。



結局人は、自分らしくしか生きられないのだ。





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Last updated  2011.05.16 00:20:26
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