乾いた心を癒す音

乾いた心を癒す音

大石氏の日常 -副業:学級委員長


「はい、じゃあ、クラスの出し物はお化け屋敷に決定でいいかな。じゃあ、準備や設営、当日の担当のローテーションなんかを考えて・・・。」

3-2の文化祭の出し物はほかのクラスに比べるととてもスムーズに決まっている。
それというのもクラスをまとめる委員長が話の脱線や意見の対立が起こらないよううまくまとめているからだ。

このクラスの委員長は大石秀一郎、男子テニス部のマザーとも呼ばれるその人である。


「今日の話し合いは以上です。これから忙しくなると思うけどみんな最後の文化祭を思いっきり楽しめるようにがんばろう。」

普通の人なら恥ずかしくて言えない、またそれを聞いた半数は反感を持ってしまうであろうこのような言葉も、大石がさわやかな笑顔とともに口にするとみんなの士気を高める方向へと作用する。

この言葉にクラスのみんなは
「ああ。」
「うん。」
といった言葉を返す。

この委員長の結びの言葉とともに放課後の話し合いは終了しみんな各々席を立ち始める。


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