日本・アンチテキパキ党

日本・アンチテキパキ党マニフェスト


この国土に生きる人々は古来より、テキパキ動くことを強要されてきた。
テキパキ動くことが何よりの美徳とされ、時間通りに動き、正確に物事をこなすことは日本人にとって当然の常識とされてきた。
たとえその常識が、通勤ラッシュや労働量過多などの様々なストレスの原因となったとしても、人々はテキパキを美徳とし続けている。
テキパキを必死で守ることによって、現代日本が先進国と言われるまで急速に発展したことを、決して否定はしない。


「テキパキ行動」「テキパキお仕事」「テキパキ炊事」は、確かに正しいのだろう。テキパキ動いて非難されることなど、ここ日本においては殆どないに等しい。
だが、


テキパキ動こうとしても動けない
テキパキ動こうとするとドジをやる


そんな人々を、現代日本はどんどん置き去りにしてはいないだろうか?
この「日本・アンチテキパキ党」ブログは、主にそのような方々の為に作りました。
テキパキ動けない人間は、この現代日本でどう生きていくべきか? どう適応すべきなのか?
いや、そもそも適応する必要はあるのか。
こんな忙しい世界に無理やり適応しても、鬱病になってしまう! 過労死してしまう! だとしたらどうする? 反逆の方法はあるのか!? テキパキ強要の世界を革命する方法は!!??
……そんなことを、ゆっくりまったり考えていく為のブログです。


あまりに自分たちがテキパキ動きすぎた為に、日本社会は本来あるべき時間のスピードから大きく逸脱し、その結果として格差・少子化・環境破壊・通勤ラッシュ・鬱病増加・過疎化などなどの問題が今になって噴出しているのではないだろうか?
「テキパキ、テキパキ、テキパキ!」「時間厳守」「命守るより〆切守れ」 がおかしいと思いながらも、時間を守るのは常識だからと誰にも言えずに黙っている人は、実は多いのではないだろうか?


日本こそ、あのミヒャエル・エンデ「モモ」に登場する「時間泥棒」の餌食と成り果てた国ではないだろうか?


そんな疑問をちょっとでもお持ちの方も、是非ご意見をどうぞ♪


参加資格は主に以下の通り。

・家族・友人・同僚・上司、様々な人間から今も昔も「テキパキ動け」と言われ続けている
・テキパキ動いているつもりなのにそれでも言われる
・一気にたくさんの仕事を押し付けられるとパニクる
・自分はADHDもしくはADD(注意欠陥障害)ではないかと一度でも疑ったことがある(もしくは正式な診断を下されている)
・遅刻・寝坊常習犯だ
・頼まれた仕事・書類などを長期間放置してしまい、恐ろしくて誰にも相談できず今でも放置状態のまま
・たまの休みをとった後、会社に戻るのが恐怖(机上にたまった仕事の山が、修正の嵐が……)
・自分の留守中、整理の出来ていない棚を調べられて注意・お叱りを食らったことがある
・仕事の優先順位がつけられない
・一日が50時間ならいいのにとちょっとでも思ったことがある
・休みをとっても家でゴロゴロ、旅行なんて面倒くさい……
・家事をしたつもりなのに、何故か「最後までやってよ!」と注意を食らう
・日本では何故あれだけ年齢・職歴が重要視されるのか理解できない
・社会人になって数年たつが、時間を守ることの重要性を未だに理解できない(というか、社会人になってから時間厳守の概念に疑問を抱くようになった)
・「シュガー社員」に同情・共感してしまう
・昔は給食の残りを机の中にしまっておくような子供だった
・「年齢のわりには幼い」と言われたことがある
・オシャレをしたつもりでも「もっさりしている」「垢抜けない」などという評価をされる
・疑問点があると一人で考え込んでしまい、いつのまにか時間が経過してしまう
・どんなに注意をして作業しても必ず1,2箇所はミスっている
・慌てて作業をすると常識では考えられぬミスをする
・勉強はできたが、グループ行動や実技のできない子だった
・「彼氏なんて、結婚なんてまだまだ早いでしょ♪」なんて思っていたらいつの間にか適齢期をシャレにならないほど過ぎていた
・ヒッピー・ニート・引きこもりに憧れている(もしくは現在なっている)
・周りの会話のノリ・流れについていけない
・間違っているのは俺じゃない、世界のほうだ!!


どれか一つでも当てはまれば、参加資格大アリです♪
一つも当てはまらなければ……立派な社会人です。そのまままっとうにテキパキ生きてください。



以下は目標。


<アンチテキパキ党・目標>

第1段階・通勤ラッシュをなくす

朝。通勤ラッシュ。アンチテキパキ派には地獄の時間。
人は何故、朝の電車が遅れるとあれだけイラつくのか? 何故、通勤時はあれだけ混雑するのか? 何故、混雑するエスカレーターを突っ走らなければならないような事態が発生するのか? 何故、骨折や痴漢や呼吸困難やパニック障害などなど、命に関わるほどの危険に毎朝さらされても、人はラッシュに向かわなければならないのか?!
その原因はただ一つ。「朝9時始業」と決定づけられている企業があまりにも多いからだ!
そこで「朝9時始業」という労働慣行を叩き潰し、病院・放送局など一部の例外を除き全企業フレックス強制導入(フレックスだけど朝9時には出てね♪などという企業には当然、厳罰)
また、夏は朝7時の時点で気温30度以上、冬は5度以下だったら無条件で遅刻OK。
さらに、通勤時の都市部への過集中を防ぐ為、東京の高層ビルの15階から上の企業は埼玉・千葉などへ強制移転(空いた場所はそのまま住宅として使用)。時期を見てさらに周辺へ移転。
結果的に、通勤ラッシュは 概念自体が消失する!


第2段階・標準時刻を遅らせ、時間の概念を変える

そもそも、人々がこれだけ時間がないないと常に騒いでいるのは、1分1秒が短すぎるから。
つまり、現在計測されている月・日・時間・分・秒の計測方法を元から変えてしまえば、人はもっと余裕をもって行動できるのではないか!?というのがこの作戦。早い話が、今3秒と感じている時間が将来的には1秒になる。つまり未来においては、現在の時間でいうところの3日が経過しても、1日しか経過しないことになる。
当然、一日に3回日が昇るのが当たり前の世界になるわけである。いやー〆切が素晴らしく延びるよ!休暇も思う存分遊べるよ! 何といっても、今は30代だけどこの未来で計算すれば10代だ!!
……囚人には地獄だろうな。


最初は1日に1秒→1.001秒ぐらいの誤差で遅らせていき、最終的には「アレ?いつのまにやら一日に太陽が7回(以下略)」という状態になっていればベスト。


第3段階・労働は週2回以下

働かざる者食うべからずという常識をぶち壊せ!
働きたくない時まで働く必要はない! 気が向いた時に好きな職にありつき、気が向いた時に辞める、それが理想じゃないか! 週休5日制万歳!!
……と考えたまではいいが、方法が全く思いつかない。ベーシック・インカムなら可能になるのだろうか。





いずれも非常にマクロな(つーか発想がSFな)目標ですが、とりあえず今は以下のようなことからコツコツとやっていければ。
・エスカレーターは歩かない(歩かなければならないような状況を作らない)
・新人が同じことを質問してきても3回までは許す
・新人が同じミスをしても3回までは許す
・新人が仕事の遅れで残業していても責めない
・新人が長期間放置していた仕事の束を発見しても(以下略)
(注・ここでいう新人の定義は入社1~3年目ぐらい)


……ちなみに、私はゆとり教育より前の世代です(^^;)
世の中甘く見るなという方々も多かろうと思いますが、
「世の中は厳しいものだ」という常識を最初から考え直してみよう!というのが、このブログの目標でもあります。
世の中厳しいとはいうけれど、厳しいのならその厳しさを少しでも楽な方向へ変えていく、それが人の進化というものじゃないのか。そう考えること自体が甘いのか、シュガーなのか、ゆとりなのか。



参考サイト(増加予定)

日本人が時間に神経質なのは何故ですか?



参考書籍の数々。
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今のところ、「テキパキできない自分を変える」系の本ばかりですが。

















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