この人がかっこいい この仕事がおもしろい

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 11月19日の日記でも書いたように、高校2年生の息子は、1月8日までに、高3の選択科目を決定し、提出しなければなりませんでした。

まずは、文系か理系かの選択を迫られたわけです。

そして息子は、将来の夢(職業)もまだ決まっていないのに、理系か文系かを現時点で決定しなければいけないことに、悩みました。

息子に言わせれば、大学が先に来るんじゃなくて、将来の夢を探す方が先でしょ?ということなんですよ。

ところが、現実は、まず文系か理系かの決定を迫られる。

彼は悩みました。夢と現実の間で悩み抜きました。

理科も数学も嫌いではないし、文系科目は好きだしと・・。

そして、ようやく1つの目標を掲げることができ、最近では、その夢に向かってエンジンがかかり始めました。

ここに来て、新たな夢のたまご探しをしたわけです。

夢と現実の間で、大きく心揺らしながら・・。

また、いつ止まるかわからないし、方向転換をしないとも限らないのだけれど、本気で学びたいものを模索し、なんとか見つけ出し、今、それを学ぶことができる大学を目指しています。

実はそこには、一冊の本との出会いがありました。


この人がかっこいい!.


◆『この人がかっこいい!この仕事がおもしろい!』NPO法人キャリナビ編/編集:浜屋公紀子、平尾ゆかり/2003年10月6日発行/2,200円 +税/ A5判、624ページ

この本には、『13歳のハローワーク』のような絵は一切入っていません。

これも厚い本で、2200円なのですが、『13歳のハローワーク』の影に潜んでしまって、まったくのノーマーク。現在、図書館でも予約が一件も入っていないんです。

この本の目的は、“この時代にどんなカッコいい働き方・生き方・生活の仕方があるか、その「お手本」を一人でも多くの方々に伝えること”です。

終身雇用が崩れ、不況が続き、定期採用も滞るいま、若者たちは迷っています。「ぼくたちは、私たちは、どんな仕事に就けばいいんだろう?」 

そんな悩みを抱えた若者たちを救おうと設立されたのが NPOキャリナビ なんですね。

1999年4月、学生記者が、夢ある大人を発掘し、取材を行なう活動を開始しました。

「夢中になれるモノ探し 君もオンリーワンになろう!」をキーコンセプトに掲げ、若者たちの自立を支援しています。

学生記者が活動を通して製作した記事は、インターネット上に 「この人がかっこいい!(お仕事人辞典)」 として公開されています。

有名無名の仕事人にインタビューし、仕事選択のナビゲーションをおこなっています。

この本は、そんなキャリナビのサイトで、進路の悩みをかかえた学生たちみずからがインタビューしてきた、300人のなかから、54人の職業人へのインタビューを厳選しています。

こちらは13歳というよりは、本気で将来の進路を考えようとする高校生にとって、ヒントがたくさん詰まった本だと思います。

『13歳のハローワーク』の後にこの本を紹介したら、皆さんを迷わせているかもしれないけれど、高2の息子は、こちらの本に興味を持ったので、こんな本もありますよということで、ご紹介させていただきました。

ちなみに、私はこの本は購入していません。

息子が高校の担任の先生から教えていただき、図書館で借用しています。

現在、中学・高校生の進路指導教材として、広く活用されているそうです。

それにしても、来年の今頃は、息子と娘のダブル受験ですよ。

最終的には本人の問題なのだけれど、やっぱり気が重いですね。

さて!今年受験生の皆さん!そしてそのご家族の皆さん!桜咲く“希望の春”が訪れることを心より祈っています。(^_-)☆

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