シアトルからこんにちは

シアトルからこんにちは

2002年7月後半の日記



7月 31日 水曜日 のち
忍耐
ヤコブの手紙 / 1章 4節

あくまでも忍耐しなさい。そうすれば、完全で申し分なく、何一つ欠けたところのない人になります。

若い人には28年というと長い年月に感じられるだろうが、私はクリスチャンになって28年になる。
医者になるのにアメリカで8年かかる。弁護士になるのは7年。薬剤師は7年半。

でもキリストの弟子になるのには一生かかる。クリスチャンになったとたんその旅は始まる。

きのう、おばあちゃんのグループで、ある人が、「母が54年の結婚後父と別れたいという。」と言った。本気らしい。皆あごが落ちそうになるほど驚いた。「54年も結婚生活続けたんだから、もういいじゃないの、あきらめなさいよ。」とでも言いたくなった。

弟子の生活も結婚生活も人生も長年たつといやになって、捨ててしまおうかと思うことがある。そんな時、ヤコブ書を読むと、あくまでも忍耐しなさいと書いてある。

これは神様が忍耐な方だからだ。
人類がそむき自分勝手なことをし続けても神様は忍耐強く私達が神様に目を向けることを期待しておられる。

信じて待っておられる。

素晴らしい神様だ。



7月 30日 火曜日 のち
人を愛するということ
ヨハネによる福音書 / 2章 23節 ~25節
イエスは過越祭の間エルサレムにおられたが、そのなさったしるしを見て、多くの人がイエスの名を信じた。
しかし、イエス御自身は彼らを信用されなかった。それは、すべての人のことを知っておられ、人間についてだれからも証ししてもらう必要がなかったからである。イエスは、何が人間の心の中にあるかをよく知っておられたのである。



人を愛する時相手を勝手に頭の中で理想化して、現実に面してがっかりすることがある。裏切られたとさえ感じることもある。

聖書によると神様は人間を知っておられる。人間を信じなかった。なのに神様は人を愛された。

全てのことを知り尽くして私は人を愛せるだろうか?

お祈り
神様どうか私が人の醜い部分をも受け入れてあげることができますように...
なぜなら貴方は醜い私を全てご存知の上受け入れてくださったのだから。





7月 29日 月曜日 のち
結婚の誓い
今日は結婚式。私は同時通訳として出席する。さっきから誓いの言葉を英語から日本語に訳していたが、どうもうまくいかない。特に最後のところが変。もっと良い翻訳ご存知の方助けて!

それにしてもなんという不可能な誓いなのだろう。神の恵みの助けなしには到底出来そうもない。

誓いの言葉

Will you take thee ○○go be your wedded wife(husband), to have and to hold from this time forth, for better, for worse, for richer, for poorer, in health and in sickness, to love and to cherish till death us do part;
According to God’s holy ordinance;and to this、will you do pledge thee your faith?

○○さん あなたは○○さんを結婚により妻(夫)としてもち、いまこのときより順境においても逆境においても富むときも貧しいときも健やかなときも病めるときも生涯変わることのない愛と忠実を尽くしますか?
神の神聖なる布告により、誓約を誓いますか?


I ○○take thee, ○○to be my wedded wife(husband)
to have and to hold from this time forth, for better, for worse, for riches, for poorer, in health and in sickness, to love and to cherish till death us do part; According to God’s holy ordinance ; and to this I do pledge thee my faith.

私、○○は○○さんを結婚により妻(夫)としてもち、いまこのときより順境においても逆境においても富むときも貧しいときも健やかなときも病めるときも生涯変わることのない愛と忠実を尽くすことを誓います。
神 の神聖な布告によって、誓約を誓います。

Shinoさんから早速メールありました。ありがとう。感謝です。



7月 28日 日曜日 のち
 『谷川の水を求めて』
 「谷川の水を求めて、
 あえぎさまよう鹿のように、
 神よ、私はあなたをしたう。」

1)私の心はあなたを求め 神のいのちをあこがれる
  私が行ってみ前にいたり み顔を仰げる日はいつか
  私は日夜神を問われて 明け暮れ涙を食物とする

 「谷川の水を求めて、
  あえぎさまよう鹿のように、
  神よ、私はあなたをしたう。」


2)思い起こせばこころは高鳴る 喜び祝う人々の群れ
  感謝と賛美の歌声の中を 私は御前に進み出た

 「谷川の水を求めて、
  あえぎさまよう鹿のように、
  神よ、私はあなたをしたう。」

3)私の心はなぜ打ち沈み 思い乱して嘆くのか
  救いの神に希望を抱き かつての様に御前に進み
  賛美の祭りを捧げよう 私の救い私の神に

 「谷川の水を求めて、
  あえぎさまよう鹿のように、
  神よ、私はあなたをしたう。」



7月 27日 土曜日 のち
肥満と老け顔
じる♪♪サンの日記を読んで「これだ!」とおもった。

私はきっとカルシウムの不足なんだ。
私にぴったりのタイトル。「肥満と老け顔か」

当分会っていない人に出会うと「太ったわね..」と言う。
鏡があるんだから、「そんなこと承知ですよ」と言いたいけど、むこうはただ驚いている。

http://plaza.rakuten.co.jp/?user_id=1767489から

カルシウムと肥満と老け顔
<カルシウムが不足すると見た目年齢が老けやすく、痩せにくく太りやすくなると紹介されていました。
私自身、カルシウムが肥満と関係していたという話は初めて聞いたのでちょっとビックリしました。
日本人が唯一不足している栄養素はカルシウムだそうで、その上ダイエットでカロリー制限などを行うとよりいっそうのカルシウム不足になってしまう可能性があるということでした。


きのうクリステイのことを書いたが、肥満というのは本当に辛い。痩せ型に人にはわからない苦労がある。
何かで読んだが体型イメージがあって痩せている人は神経質で頭がいいというイメージだそうだ。反面太っている人は、やさしくて鈍い。漫画など読んでいててもステレオタイプが顕著に表れている。

まあイメージなど気にする年でもないがとにかく健康は大切。太りすぎて糖尿病にならないようもっとカルシウムを取ろう。



7月 26日 金曜日 のち
Shizuko’s Daughter
いまアメリカの中学生の推薦図書としても有名な「シズコスドーター」という本
初めて日本人が英語で書いて、翻訳されて日本に逆輸入された。
この本のプレゼンをすることになって感想文を書いているのだが、どうも暗くていただけない。この本は著者キョウコモリの自叙伝とも言える。彼女は私と同世代の女性。物語は母が自殺するところから始まる。アメリカのようにいつでも誰でも離婚・再婚できる社会とは全然違ったせ井戸の中で静子は夫の浮気が理由で悩んでいた。離婚すると二度と娘に会わせてもらえないので死ぬしかなかったらしい。

30年経った今の日本で離婚はどうなんだろう?

聖書の中で「神様は世の中には苦しいことがある。」と神様はおっしゃった。「でも喜びなさい。神様は世の中より強いおかたなのだから。死をも打ち勝った方なのだから。」とある。

どんなときでもそばにいてくれ、私たちの苦しみを聞いて私たちを
愛してくださる。

静子にも誰かイエス様の話をしてくれる人がいたら物語は違う方向に向いていただろうに...



7月 25日 木曜日 のち
Lookism
長女の親しいお友達が、胃にリングをはめる手術をするという。
「これ秘密よ。誰にも言わないでね」と数日前にいっていたのだが、話はころっと変わった。「48時間」という全米放映番組で手術の過程を披露することになったので、もう秘密ではないらしい。なんでも若い人でこの手術をする人が珍しいのでテレビに出て欲しいというリクエストがあったのだそうだ。

それにしてもアメリカのlookism(容姿崇拝)には閉口。
クリステイというその女性は長女の同級生で、22歳。ボーイフレンドが欲しいけど、肥満のためできない。状況をより悪化しているのは彼女の妹はモデルをしていたことがあるブロンドのすごい美女。ありとあらゆるダイエットをしたり、ピルを飲んだり(フェンフェンという、今では市場から降ろされた危険なピルまで飲んだ。)して効果が上がらなかったのでこれが最後の頼みのツナだそうだ。この手術はliposuction(胃をホッチキスのようなものでとめる)より安全で、胃にリングをつける。すると、満腹気分になって、あまり食べない。
来月手術の予定で彼女は今から、新しい服のショッピングの夢を膨らませている。
それにしても驚いたのは彼女の両親の反応。父は、「うまくいったら僕も手術を受ける」というし、母は「テレビに出るべきだ」という...

価値観の違いだけど、悲しくて仕方がない。

メデイアのおかげで人は容姿でのみ人を決め付けてしまうのだろうか?

私がかわっているのかもしれない。深く影響をあたえてくれた男ども、父と主人は全然容姿にこだわらない人たちだ。女性の価値を容姿で判断する男性が身近にいなかったから、(私は女子校にずっと通っていたので周りに男がいなかった。)私には彼女の気持ちが理解できないのかもしれない。

めんくいの男なんてどこにでもいるだろうから...

女性が男性のために痛みを我慢してまで美しくなりたいと思うのは自然なことかもしれない。

だとすると私はもう女でなくなったのかもしれない...(深いため息)

今日も暑いのでエネルギーをつけるためうなぎ丼でも食べようっと。



7月 24日 水曜日 のち
モールで
今日は主人と孫をつれてモールに行った。

モールにはやわらかいゴムで出来たボートがあって、子供達がのぼったりして楽しそうに遊んでいる。イーサンも大喜びで、遊び始めた。数度上がったり降りたりしたあと飽きたようで、船の周りを来るくるくる歩き始めた。そして走りはじめた。あれよあれよという間に、逆方向で走っていたかわいい2歳くらいの中国人の女の子と正面衝突。イーサンもその子もワーンと大泣きし始めた。

私がもっとすばやく止めればよかった。と後悔しながら一生懸命慰める。やっと泣き止んだ頃、主人はイーサンに「あの子に謝りに行きなさい」と言った。イーサンは、すごくいやそうな顔をしたが、主人に連れられて、その女のこのところに行った。
その子はとってもきゃしゃな子。それに引き換えイーサンは2歳といっても身長・体重90%以上という年齢の割に大きさの子どもだ。
さぞ痛かっただろう。

イーサンはもう一度主人に「sorryと言いなさい」といわれ、「何で言わなきゃいけないの?」といやそうな顔をしていたがやっと小さな声で「sorry」と言った。女の子のお母さんはにっこり「Both were excited.」とおっしゃった。

その後二階で好物のプレッツルを食べておもちゃ屋に行った頃には痛さをすっかり忘れた様子だった。

これからも学校や公園や遊び場で今日のようにいろんな人とぶつかってワーンと泣いて、また立ち上がるんだろうな。自分の痛みを感じ、人の痛みを認識して、それを何度も繰り返してやがて立派な大人になる..



7月 23日 火曜日 のち
In sickness and in health
マイケル・J・フォックスはとても人気のある俳優だったが、パーキンソン症にかかって、引退した。パーキンソン症は脳がドパメインをリリースしないために起こる病気で、今のところ治療法はない。だんだん悪化していく。

引退後、自分の人生についての本を書いたり、スピーチをしたりして、リサーチのためのお金を集める活動に励んでいる。

自分の病気のことを奥さんのトレーシーさんに告白したとき、彼女は結婚式の誓いの言葉の一部を繰り返したそうだ。

「for richer or for poorer, sickness and health」

「富んでも貧しくとも、病でも健康でも、」死ぬまで貴方を励まし敬い、愛する。

自分が重病になって、自己管理出来ない状態で、生き続けることは、本人にとっても、伴侶にとっても苦しいことだ。
妻が重病にかかって夫が去ったケースはアメリカに多い。その逆で、夫が重病にかかって妻が去るケースは、少ないがたまにある。

病気を持ちながら生きることは苦しい。
ところがマイケルJフォックスの本は「The luckiest man」「最もラッキーな男」というタイトルだ。

彼は病気になって最も大切なものに気付いたという。有名人であることよりも病気になったことのほうが、幸せだったとも言っていた。

私の結婚生活での苦労とは比べ物にならない。
いつ誰がどんな病気にかかるかわからない。
もし自分が病気になったら、人に助けてもらうほど謙虚であることができるだろうか?もし夫が病気になったら、やさしく看病できるのだろうか?

自信はないけど、神様に委ねよう。
きっと必要なとき力を与えてくださる方だから。



7月 22日 月曜日 のち
誘惑を受ける
マタイによる福音書 / 4章 1節 ~11節

さて、イエスは悪魔から誘惑を受けるため、“霊”に導かれて荒れ野に行かれた。
そして四十日間、昼も夜も断食した後、空腹を覚えられた。
すると、誘惑する者が来て、イエスに言った。「神の子なら、これらの石がパンになるように命じたらどうだ。」
イエスはお答えになった。「『人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる』/と書いてある。」
次に、悪魔はイエスを聖なる都に連れて行き、神殿の屋根の端に立たせて、
言った。「神の子なら、飛び降りたらどうだ。『神があなたのために天使たちに命じると、/あなたの足が石に打ち当たることのないように、/天使たちは手であなたを支える』/と書いてある。」
イエスは、「『あなたの神である主を試してはならない』とも書いてある」と言われた。
更に、悪魔はイエスを非常に高い山に連れて行き、世のすべての国々とその繁栄ぶりを見せて、
「もし、ひれ伏してわたしを拝むなら、これをみんな与えよう」と言った。
すると、イエスは言われた。「退け、サタン。『あなたの神である主を拝み、/ただ主に仕えよ』/と書いてある。」
そこで、悪魔は離れ去った。すると、天使たちが来てイエスに仕えた。


今日の説教は「イエスが受けたサタンの誘惑」だった。サタンは聖書を引用してイエスを試した。(サタンは聖書をよく知っている。)

でもイエスは神様意外の人に耳を傾けなかった。信仰というのは神の御言葉に従うことだ。

例えば、男の子が、家の二階にいて、火事がおこる。黒い煙で何にも見えない。そのとき、父が、「パパが受けてあげるから、窓から飛び降りなさい。」と言うとする。子供が、「でも僕パパが見えないから飛び降りたくない。」という。すると、父は、「貴方が見えなくてもいいんだ。パパはあなたのことが見えているのだから。」と言った。


本当にそれが神の御心であるかどうかわからないときは次のテストをしてみるとよい。

1.これを実行すると、傷つく人がいるか?(神は人が傷つくことを望んでおられない。)

2.これを実行すると私の評判に傷がつくか?「キリストの代表として評判に傷つくことはしない。」

3.この計画は神の御言葉に反しているか?

4.私の動機は何か?

5.これは信仰か推定か?

信仰とは神の御言葉に従うこと。
推定とはおそらくこうしてくれるだろうと勝手に思い込むこと。

http://www.eastsidechurch.org/



7月 21日 日曜日 のち
わが大切な足
きょうはワシントントレースアソシエーションのフェストがあって、一日中アウトドアだった。
(http://www.wta.org)くたびれた...

以前は皮膚がんのことを気にして太陽から隠れていたのだが最近読んだ本では私のようにosteoporosis (骨粗鬆)にかかる心配のある人は太陽にあたって、ビタミンをとると防げると書いてあった。
今日はばっちり外に出て日焼けした。何せ、シアトルは雨が多いので今日のようないい天気の日はあまり多くない。たっぷりビタミンDをとらなくては。

いろんな催物のブースやベンダーがきていた。ハイキングブーツをためしてみた。ハイキングブーツの選び方とか色々教わった。

去年足首をいためた後、手当てをせずほおっておいたため、今でも右の足首が痛い。是非podaiatrist(足専門の医者)に行きなさいと強く言われた。

ハイキングブーツを買うとき、厚いウールのソックスをはくので、1つサイズを大きく買うようにと教えられた。
靴の合わせ方は、はいて足先がごそごそ動くくらいで、真中の部分はきっちりしているのがいいらしい。
今日はいていった運動靴をぬいでMontallというREIでもっとも人気のあるブランドのハイキングブーツを履いてみると、まるでカローラで、運転したときとベンツにのって走ったときほど違う。
道に転がっている石ころなど全然感じられない。

去年1つサイズの小さい安ーい靴をセールで買って、ハイキングしたら足の爪が取れるという一大事がおこった。変なところでケチるものではないとこのとき学んだ。靴は大切。足は大切なんだから。
足には100本以上の骨があると誰かに聞いた。

人間の体ってうまく出来てるよね。つくづく感心してしまう。
神様が与えてくださったものを大切にしましょう。

なんだか書いたのを読むと話題がだんだん年寄りくさくなりました。ごめんね。



7月 20日 土曜日 のち
わたしたちの日ごとの食物を、今日もお与えください
今朝11時ごろ長女から電話があった。ゆうべ彼女が死んだ夢をみてなき疲れていた私は、受話器を感謝しながら抱きしめるようにして取った。

眠たそうな声で、「いま起きたんだけど散歩に行かない?」という。何でも子供が夜中に3度も起きて、夕べは大変だったらしい。

私は嬉しくて、「行く行く!」と答えて彼女のアパートに急いだ。

孫と長女と三人で川沿いを3時間歩いた。
ペチャペチャ話しながら楽しいひと時だった。

夢の話になって娘が、「最近主人が食料品を買いに行く夢を見て、起きるとぐったり疲れてるのよ。」という。彼女の家は経済的にすごくきつく、食料品が買えない話をよくするため、ご主人は悪夢にうなされているらしい。二人ともよく頑張っているが給料前になると冷蔵庫は空になっていることを私と主人は知っている。

ご主人にはプライドがあるので、娘にお金を上げたり出来ない。「たまたまCostco(大量に卸値で買える店)に買い物に行って、ちょっと多く買いすぎたので使ってくれない?」と時々何気なく食料をあげることはある。

私も結婚が早かったので主人は学生だった。極貧で次女が生まれる前の日までわたしは銀行で働いた。娘が生まれた後は、ランチタイムだけ、レストランでウエイトレスをした。
こんな過程をへて来たので「若い夫婦は貧乏を経験するべき」と信じている。夫婦の絆は強くなるし、創造力も増す。

人を愛することは甘やかすことではない。
神様がその人に教えている最中に私が邪魔することはない。

神様、彼らの必要を満たしてください。また二人が神様を信じて、お互いを助け合い、愛の家庭を築きますようにイエス様の御名によって祈ります。

アーメン



7月 19日 金曜日 のち
一番辛いこと
夕べすごく怖い夢を見た。長女が死んだ夢だった。泣いて泣いて、はっと起きたら、もう怖くなって、寝れなくなった。

子供を亡くすことは親にとって、最も辛い体験だと思う。

そういった後考えてみると、もしかしてもっと辛いのは、和解せずに離れてしまうことかもしれないと思う。

私の友達スーさんは去年娘さんをぜんそくで亡くした。
彼女が悲しそうにこういった。
「最後にあの子に言った言葉は「早くしなさい」だった。」と...
スーさんは子供が5人もいて、まさか3女の喘息がアンナにひどいとは知らなかった。だから、早く車に乗って医者に連れて行かなければと思った。娘はそのまま、病院で亡くなった。

娘さんの死後、スーさんはこういう。

「子供が反抗する時、それでも希望がある。」
「だけど子供が死んでしまったら、終わり。」
クリスチャンだから天国で会えるなんて言われても慰めにならない。

「今会いたい。今会って愛しているといいたい。」と彼女は泣きながらそういった。


7月 18日 木曜日 のち
赦し
私はOprahという番組が大好き。
ちょっと人に言うのが恥ずかしいけど、本当。

今日の番組は「被害者の赦し」だった。
最初から終わりまで、涙涙の連続だった。

Jody and Chip Ferlaakの話し
ある日曜日教会に出席した後レストランで家族そろってランチを食べていた。突然自殺願望の女性シンデイが車でレストランに突進してき、家族4人全員に負傷を与えた。当時4歳のテイーガンちゃんは死亡。
驚いたことに裁判所で、Ferlaak家族はこういった。
"シンデイさんは10年で出所する。私達は彼女に赦しと望みのメッセージを与えたい。本当に人を赦したとき、人生を歩みつづけることができる。ほかの人に微笑みかけ、笑うこともできるし、子供達とも楽しく遊べるようになる。"

Sharmeta Lovely の話
Sharmetさんは1991年、17歳のとき、目の前でボーイフレンドを殺害され、彼女自身暴力を受けた。あまりにもひどい傷のため、母が見たとき、確認できたのは足だけだったという。加害者は40-60年の刑を受けている。Sharmetaさんはこういう。「もし神様が私に2度目のチャンスを与えたのなら、私も2度目のチャンスを与えたい。私のことを狂っているという人がいるが、もし私に力があるなら、加害者を今日出所させてあげたい。赦しは無条件。彼は人間だ。確かにミスをした。ということは過去形だ。私は赦して生きつづける。」
Sharmetさんは現在幸せに結婚して、仕事をもっている。赦すことによって人生のコントロールを再び獲得した。赦せなかったとき、怒りが強くて人を全てロックアウトしていた。自分をもロックアウトした。憎しみを放し、怒りと惨めさを放し、赦したとき、私は自分の人生の英雄になった。

Leslie Douglassの話し
12歳のとき家宅侵入者が銃で両親を殺し、43ドル結婚指輪を盗み彼女は強姦された。17年悲しみ、怒りと痛みと闘った後、彼女は赦す決心をした。現在幸せに結婚し、心に平和が戻っている。
Leslieさんはこういう。
「私は赦さなければならなかった。誰かが貴方を傷つけるとき、それを解放するのは自由だ。もし私が、私の家族を傷つけた人を赦せたら、日常茶飯事のいやなことは何でも赦せる。」

Thomas Ann Hines の話
1985年、息子ポールは車に乗せた若い男に銃で心臓を打たれ、多大出血のため死亡。
Thomas Annさんはこういう。
「赦しはとても長い道のりでした。だけどもう怒りとは暮らしていけませんでした。私は壊れかけていました。私は怒りが自分にどんな影響を果たしているかを直視しなければなりませんでした。1994年に私は刑務所を訪れ、私の怒りをぶつけようと思っていました。ところが、私の左に赤毛の男の子が座っていました。そのとき、もし、あの子が私の息子だったら?私が彼の母親なら、なんと言ってもらいたいのだろうかと思いました。それから私は自分の痛みや怒りや恐れを違った目で見るようになりました。私は犯罪者を人間として見はじめました。」
Thomas Annさんは息子を殺した犯人と面と向かったとき、「赦します。」といいました。彼女が心を開くことによって、加害者のチャールズの人生も顕著に変化しました。彼女への手紙にチャールズはこう書いています。
「貴方に会った日私は一生感じた愛よりもっと強い愛を感じました。」

Cindy Griffiths & Verma Harvey の話
1996年Cindyさんの母と娘は酔払い運転手Vermaさんによって殺された。Vermaさんには朝7時に法律で認められた度2倍のアルコールが体に残っていたという。シンデイは3人子供を連れた母親がこういうことをするには今までどんなことがあったのだろうと思った。シンデイはVermaさんに手紙を書いて「私は貴方のことを憎んではいません」と言った。
3ヶ月後、Vermaさんは勇気を出して、返信して謝った。2人は会う約束をし、絆を作った。Vermaはあれから酒をきっぱり止め、今でも2人は一ヶ月に2回あって話をする。Cindyさん は娘と母を亡くした傷は今でも深い。しかし、Vermaさんとの絆は強いという。

テレビを見ながら、涙が止まらなかった。
共通点はたとえどんなにひどい犯罪を犯されても憎しみは自分を殺す。だから赦す決心をしたことだ。確かに愛する人を亡くした悲しみは今でも深いが、再び、愛し愛されている生活をもっている。つまりそれぞれの人生で英雄だということ。

心の病気のほとんどは赦せないのが理由だと牧師さんから聞いたことがある。

神様から無条件に赦された。赦しを受けたのだから、それをほかの人に差し伸べなければならない。

戦争でPOW担った人も仰っていた。憎みは自分を殺すと...
だから赦す決心をしたと..赦した後、彼らの奥さん達は、ご主人が別人のようにやさしい人になったとおっしゃっていた。

人間の心はやはり愛か憎しみかどちらかなのかもしれない。光と闇のように、両立できない。

私の傷など、比べ物にならない。それでも私は長い間赦せず苦しんでいたことがある。なんて小さな人間なのだろう。

神様私を赦してくれてありがとう

今日、私は全てを赦して愛の人になる決心をした。

ヨハネによる福音書 / 3章 19節~21節
光が世に来たのに、人々はその行いが悪いので、光よりも闇の方を好んだ。それが、もう裁きになっている。
悪を行う者は皆、光を憎み、その行いが明るみに出されるのを恐れて、光の方に来ないからである。
しかし、真理を行う者は光の方に来る。その行いが神に導かれてなされたということが、明らかになるために。」



7月 17日 水曜日 のち
捨てられた赤ちゃん
今日Shorelineのタコベルというファーストフードのお店に生まれたばかりのあかちゃんが捨てられた事件があった。

母は39歳のホームレスの女性。彼女はお店のトイレに入って、子供を産み、逃げた。赤ちゃんは大声で泣き、お店の人が直ぐに救急車を呼んで病院に担ぎ込まれた。

もし病院か消防署に捨ててれば無罪だったのに...
ワシントン州で新しく制定された法律を知らなかったのだろう。
それは赤ちゃんを病院か消防署に捨てても、何の犯罪にもならず、罰せられないという法律だ。

彼女の場合無罪とはいかないだろうが、おそらく罪は軽いと思う。

それにしても39歳でホームレスとは...

ニュースのアンカーたちは口をそろえて、なんてかわいい赤ちゃんなのでしょうと言っていた。プライバシーにかかわるので顔は写さなかった。おそらく今ごろ、あの赤ちゃんを養子にしたいという電話がテレビ局に殺到しているだろう。

アメリカの夫婦は4組に1組の割合で子供が出来ない。主な理由は結婚年齢が上がっていることと、ストレスが多いことなどだ。金持ちの夫婦で、新車が買えるくらいのお金を出して養子をもらった夫婦を何組か知っている。

あの赤ちゃん、お母さんには望まれなかったけど、彼女を欲しいと思っている人は大勢いるだろう。

どうか赤ちゃんが愛を感じますように。



7月 16日 火曜日 のち
無条件の愛
今晩おばあちゃんのグループである人がこう言った。

私の父は「私の言うことを聞いたら愛してやる。」という条件付の愛を持った父で母は、無言のひとで愛情の言葉を一度も言わない人だった。だからクリスチャンになったとき、「神様は私を無条件で愛してくださっている」と聞いて驚いた。

聖書の後ろにある索引で「愛」を調べると何十ページも愛の言葉が出てきて数週間感激のあまり泣いた。

無条件の愛というのは人間には無理なのかもしれないと最近思うようになった。子供を愛しているつもりだけど、もし子供が全く微笑んでくれなかったり、「ありがとう。」と一度も言ってくれなかったらそれでも私は愛せるのだろうか...

私は子供を愛していたつもりだったけど、神様の方は私の娘達のことを何百倍も愛してくださっている。私には彼女達の将来のことがわからないので何が最善かもわからない。だけど全知全能の神様は最善の方法を取ってくださる。

私にできることは娘のために祈るくらいしかない。

神様どうか娘達をあなたの近くに呼んでください。アーメン



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