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2022年10月16日
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 歴史が動いた瞬間を見た、イマニシです。何事だって?もうみなさんおわかりですよね。小生、今日はこの瞬間を見届けなければならないと思い、意を決して行ってきました。



 日産スタジアム。そう、今日は天皇杯・JFA第102回全日本サッカー選手権大会決勝、甲府対広島の一戦が当地で行われることになっていました。
 長年応援していてこう言ってしまっては身もフタもないですが、甲府は決して強いクラブではありません。Jリーグに参戦した当初の弱さは伝説的ですし、現在でもJ1とJ2を行き来するエレベータークラブどころか、2018年シーズンからはJ2に定着状態。今季のリーグ戦に至っては現在18位、7連敗中。経営面を見ても財政規模は小さく、したがって好選手が育っても好条件のクラブにすぐに引き抜かれる。相当、辛抱強くないとサポーターは務まらないクラブだと思います(汗)。
 しかし、それでも応援し続ける理由は、何年かおきに信じられない感動を与えてくれるからだと思います。最たる記憶としては、初めてのJ1昇格を賭けた入れ替え戦でのバレーの6ゴールとか(2005年)、今も記録になっている24試合連続無敗でのJ2優勝とか(2012年)。甲府は信じていると何かをやってくれるクラブなのです。
 そしてこの天皇杯、その甲府が10月5日の準決勝で鹿島に勝って決勝進出。まさか日本のサッカー三大タイトル(J1、ルヴァン杯、そして天皇杯)の一つでファイナルに残れるとは思ってもみませんでした。おそらく、将来的にもうないのではないか(また身もフタもない…)。少なくとも50ン歳になってしまった小生が生きている内に(涙)、こんなチャンスが再びめぐってくるとはあまり思えない。
 そこで今回は遠征を決意しました。実は準決勝の翌日、6日に早速チケットを入手することにしました。見逃してはならないと思い、即断。その際、声出し応援エリアは売り切れで、ゴール裏に陣取れるのであればと声出し応援「不可」エリアを購入しました。ところがその後、9日に確認すると声出し応援エリアが再度、売り出されていました…(汗)。そもそも、準決勝の前から決勝のチケットは販売されており、決勝に進むものと信じて疑わなかった鹿島サポのチケットがリセールされたみたい。勿論、交換は不可。主催者、この販売方法はないと思うぞ…。
 しかし、不可エリアでもゴール裏には違いない。午後2時のキックオフ目指して、横浜市にある日産スタジアムに向かうことにしました。とはいえ、自分の道楽(?)のために家計を圧迫できない。移動は予算を節約して、行きは全線、帰りは途中まで普通列車の旅としました。これはこれで贅沢ではあります。
 そのため早く出発する必要があり、朝方は平日より15分早く午前5時15分に起床。辺りはまだ暗い。身辺整理、支度を経て、朝食は買っておいたパンを車中でコソコソ食べることにして、布団を屋内に干して出発。6時過ぎに福島駅を目指して歩き始めました。
 幸い、天候は福島も横浜も好天とのこと。福島駅まで歩く道程も決して寒くない。同45分に福島駅に到着、54分発の新白河行き東北本線車中の人となりました。以後、旅行支援が始まったとはいえ、流石に在来線で首都圏を目指す旅行者はいないようで、空いた普通列車の旅を満喫(?)してしまいました。新白河、黒磯、宇都宮、横浜で乗り換え、最後は最寄りである横浜線の小机駅に午後1時になるところで到着しました。スタジアムは徒歩で10分かからないくらい。駅から歩けるスタジアムって、本当に便利だ。
  *  *  *
 その不可エリアはバックスタンド側なのでスタジアムを半周回ってゲートに到着。そこで連絡を取り合い、昨年3月まで同じ職場の同僚であった貴重な甲府サポ仲間のSさんもお子さんと応援に駆けつけるということで、久々にお目にかかって決勝進出を喜び合いました。観戦エリアは離れていたので、それぞれの座席で声援を送りました。
 小生、日産スタジアムでの観戦は初めてです。フィールドワークで度々訪れている港北ニュータウンの集合農地地区からよく見えますが、観戦する機会は初めて。その2階席、高いところからピッチの様子がよく見えました。



 甲府のゴール裏にはこれまで小生が参戦した試合では見たことがなかったくらい(汗)、多くのサポーターが詰めかけました。公式発表によると入場者数は約3万8千人でしたが、報道だとその内の2万人以上が甲府側だったとか。みなさん、多分、気持ちは小生と変わらないのでは。不可エリアもほぼ満席。それにしても声出し応援、羨ましかったなあ。不可エリアのサポーターはルールを守って声は出さず、拍手で応援に加わりました。



 肝心の試合はやはり広島が攻め、甲府が守る場面が続きます。試合前に目にしていた各種予想のなかには、甲府が立ち上がりで失点しなければ拮抗するのではないかという見立てもありました。守備の統率は取られており、攻められていても縦方向に対しては特によく防いでいるように見えました。その展開のなかで前半26分、コーナーキックからパスをつないで三平の先制ゴール!やった、今日もアフロ絶好調だ。そのまま前半を折り返します。



 後半、ますます広島の圧力は強まります。甲府はほとんど攻める場面がなく、防戦一方。しかし失点は許さず、時計の針は残り10分を切りました。このまま逃げ切れるのではないか…。しかし、そう甘くはなかった。やはり初めてのタイトル獲得に執念を燃やす広島の攻撃は強力で、後半39分にかなりきつい角度から強烈なゴールを決められ同点。延長戦にもつれ込みます。
 15分×2の延長戦、準々決勝の福岡戦で勝ちきったよいイメージもありますが、相変わらず防戦に終始。甲府は延長戦でのシュートはないまま、後半も終わりが近づいてきました。PK戦か…と思い始めたところで、延長戦の途中から出場した甲府の精神的支柱・山本がペナルティエリア内でまさかのハンド!PKを与えてしまいます。何と運のないことか…。もうGK河田に託すしかありません。すると甲府側応援席の祈りが通じたのか河田が奇跡のファインセーブ!何と止めました。そしてPK戦へ。スタンドからはチャント「We are KOFU」の声援と拍手。いつも仲間だぜ♪の一体感は静まった感のある広島のスタンドとは対照的でした。
 あのファインセーブで運命は決まったのかも知れません。PK戦でも河田がまたもファインセーブで4人目を止め、甲府は4人全員が成功して1本リードの状況で運命の5人目へ。広島の5人目は決めましたが、甲府も5人目が決めれば勝ちです。そのキッカーは山本。延長戦でのハンドを救われた山本、選手やスタッフは勿論、サポーターからも絶対的な信頼を集めるベテランの一撃は左上隅へ完璧なシュート!駆け出した選手たちの歓喜の輪ができました。歴史が動いた瞬間でした。



 スクリーンに”WINNERS”と表示されても、本当に信じてよいのかわかりません。周囲からも「勝っちゃった…」「いいのか?」という声が聞こえます。そして表彰式。天皇杯を掲げる選手たちを見て優勝の実感が湧いてきました。あいさつに来た選手やスタッフに割れんばかりの拍手。いくらいつも苦しいクラブでも、応援し続けているとこんな感動があるのだと思いました。



 斯くして熱戦は終わりました。スタンドの興奮は続いていましたが、新型対策もあって計画退場ということでエリアごとに退場です。Sさんとはいつか祝勝会を約するメッセージをやりとりし、帰路に就きました。スタジアムから見える夕景は殊の外美しかった。



 その帰路は小机駅に戻って横浜駅経由で東京方面へと向かいました。普通列車で大宮まで行き、その先は新幹線。脱ぐタイミングがなくユニフォームを着たまま大宮駅のコンビニに入ったところ、店員さんからおめでとうございます!と声をかけられました。今日は甲府のユニフォームが誇らしいです。
 福島には9時前に到着。公共交通を乗り継いで9時15分に帰着できました。帰りは早かった。それから風呂を急ぎ、○HKのスポーツニュースが始まるまでに上がりました。勿論、トップは天皇杯。エンディングも長年クラブに貢献してきた山本を取り上げてくれました。何だか涙が出そうになった。
 その途中からサラダで夕食として、雑記の編集と更新を行って本日終了。布団にたどり着くと午前0時30分でした。移動が長かったこともあって気絶。記憶に残る一日でした。
  *  *  *
 その余韻に浸っていたいところですが、明日からはまた平日5日間です。4限に1年生の演習で個人面談を予定しています。その他の時間は今週・来週の課題など、順次手を着けます…。





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最終更新日  2022年10月18日 00時01分06秒
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Re:歴史が動いた!(10/16)  
Sみず さん
久しぶりに今西さんのブログを覗いてみました!登場させてくれてありがとうございます(笑)。
本記事はじめ、甲府関連のエントリを見て、ウンウンと頷くことばかり。

仕事で月イチ位の頻度で福島に上陸してますので、ぜひ、祝勝会やりましょうね〜 (2022年10月18日 13時08分47秒)

Re[1]:歴史が動いた!(10/16)  
KI1969 さん
Sさん
 コンニチハ。福島から今西です。訪問&コメント、ありがとうございます。返信コメントが遅くなり失礼しました(何故か自分が書き込み制限されています…汗)。
 何より天皇杯決勝、お互いにあのドラマをスタジアムで見ることができて、本当に幸せでしたね!小生は優勝が決まった瞬間に駆け出していく選手たちを見て、本当に胸が熱くなりました(感涙)。
 祝勝会、何らかのかたちで実現しましょう。福島に戻り、浦和サポの某上司に優勝+Sさんと会ったことを報告しておきました。同僚のみなさんも元気にしていますから、サッカー談義も交えてまたゆっくり話しましょう。
 ではでは、またお目にかかるのを楽しみにしています!
(2022年10月20日 08時30分21秒)

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