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2005年03月07日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ちょっと今日は授業で肩透かしを食らってしまいました。


今楽しく受けている授業で「北東アジアにおける安全保障と軍備管理(Security and Arms Control in Northeast Asia)」という授業があります(日本語で書くと本当に堅く毒々しい授業ですね)。

中国人の先生なのですが、授業の最終目的が「アジアに合った国際関係理論を見つけよう」です。大きな話でしょ?もちろん、簡単に見つかるわけないのですが、ヨーロッパで出来た理論で全てを説明すると無理が出るのはなんとなくわかってきました。ではどうやって国際関係理論を修正・確立するか?が問題になります。


この大きな目標に挑んだ学者の論文があります。David C. KangがInternational Security(Spring 2003)という学術雑誌に載せた"Getting Asia Wrong: the need for new analytical frameworks"という論文です。日本語に訳すと「アジアでは合わなくなっている:新たな分析の枠組みの必要性」ってな感じでしょうか。

本当はこの論文に沿って議論するかと思い、珍しく時間をかけて授業の準備をしました。だって、アジアって欧米とは違うと思うけど、それをきちんと理論として説明できたらすごいでしょ?(って興奮しているのは僕だけか)


そうしたら「僕の英語力不足による先生の説明の聞き間違え」。実はこの論文を春学期の最後に使い、それまでに検討した様々な論点を整理したら何か新たな理論的枠組みが見えるか、というまとめをするとのことでした…

あーあ、他の授業の宿題がたまっているのに…論文についてはこの学者の前提や事実の理解にかなり無理があると思いますが、その投げかけている課題は面白いです。後日紹介します。







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Last updated  2005年03月08日 16時01分59秒
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ちょっと懐かしい  
●International Securityという学術雑誌。

●話が飛ぶんですが、アメリカって学術論文でとりあげたことをそのまま実際の外交政策で採用することが多くないでしょうか。あと学者が政策に関る部分が大きい。

●政治とアカデミックのつながりは面白いけど、少し怖かったりもします。 (2005年03月10日 04時17分43秒)

定期購読したいんですけどねえ…  
kazutaka525  さん
読むのかな?という疑問が湧いちゃうんですよね。いつも自分に興味のあるトピックばかりではないし、図書館で読めるし…。

政治とアカデミックのつながりって、法学部にいたころのイメージしかないんですよね。あそこにいる教授は本当に象牙の塔に住んでいる人たちだった。だから、アメリカ並みの政治と学会のつながりはいいなあと思うんです。

しかし、弊害ってそういえばあるような…ご教授願います?(とさりげなく振ってみる) (2005年03月10日 11時55分44秒)

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