詩心

シガレット

シガレット

興味本位で吸った煙草…

何てまずい物なんだって思った13歳の秋…

それでも吸ってることがカッコいいって思って

カッコ悪いってことにも気付かず煙草を持っていた

煙草持っているだけでそのレベルの友達がいっぱいできた

中身のない器だけの友達…

それでもその時は楽しかった

煙草以外にカッコいいものなんて持ってなかった…

そんなことに気付かされた16歳の夏…

それでも煙草を離さなかった

…離せなかった…

煙草を離した18歳の夏…

一緒に彼女も離れていった…

僕のもとには一箱の煙草と

15にもらった先輩からのZIPPO…

部屋の中には数ヶ月ぶりの煙草の煙…

やけに煙が目にしみて

寂しい蛍光灯の光がぼやけていく…

そんな18歳の夏…

風はもう秋の寒さを運んできていた…


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