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Genius8★姫少年 2003.8.3

「っく・・・」

力任せに蹴りつけられた腹を押さえ、俺は床に手をついた。

一見華奢に見えるが、テニスで鍛えられ、無駄なく筋肉のついた

跡部のしなやか脚には思いのほか力があった。

「何、勝手に触ってやがる?」


俺を見下ろす跡部の眼差しには、明らかな侮蔑の色が浮かんでいる。


いつもの部室で、たった二人きりで、俺は

跡部の、ちっとも日に焼けない真っ白な身体を見ていた。


―――気づいたら触れていた―――。


「なに触ってんだって聞いてんだよ、あぁ?」


跡部の、ガラス玉のように澄んだ瞳に、情けない表情の俺が映っている。

答えない俺に、跡部はバカにしたように鼻で笑った。

そして、今度はさして力も込めず俺の肩を蹴った。

「いいぜ、触らせてやるよ。」


跡部は、言った。

「俺に触れたいなら、そうやって跪けよ。

跪いて、お願いするなら、触らせてやってもいいぜ。」

跡部は、笑った。

「俺に従うなら、何でもさせてやる。」






俺は、跡部のつま先に、そっと触れた。


俺は    跡部に、服従した。 けれど、  征服するのは、俺だ。


跡部少年


あとべんイラストかいたら、眉毛がりりしく(?)
なっちゃったので、ちょっぴりオトナあとべんにしてみました。
生意気ばっかり言ってると痛い目みるのよね。そのうち。
っていうお話の伏線(?)


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