●オブジェクト指向とは



たとえば、プログラムは、データと、処理手続きという観点から、
考えられてきました。
それに対して、オブジェクト指向は、プログラム自体を独立したものと考え、
あるメッセージに対して、特定の反応を返す、という考え方です。

その特徴に、3つのポイントがあります。

● カプセル化
● 抽象化
● 継承(クラスとインスタンス)

1.「カプセル化」とは、データが、外部からの参照や変更ができないようにして、
(ブラックボックス化)データの改変を防ぐ方法です。

2.「抽象化」とは、現実をモデリングすることにより、本質を抽出することです。

3.継承とは、たとえば、ヒトという概念は、実在するAさん、Bさん、Cさんなどの
総体を表す概念ですが、Aさん、Bさんなどは、「ヒト」クラスから生成され、
「ヒト」の属性を【継承】した実体(インスタンス)であるとする考え方です。

「ヒト」クラスの上には、「動物」クラス、「生物」クラスがありますが、
そのような、おおもとのクラスを、【スーパークラス】といい、
その下位クラスを、【サブクラス】といいます。

また、ヒト→Aさんという、具体化の方向を、【特化】、逆に、
Aさん→ヒトという、抽象化の方向を、【汎化】といいます。

【オブジェクト指向のメリット】

1. カプセル化によるデータの保護。
2. 内部構成を知らなくても、操作が可能。
3. 操作に変更を加えず、仕様変更が可能。
4. プログラムの部品化が可能になり、再利用により、
開発が容易になる。
5. 仕様の変更に際しても、新たなクラスを派生させるだけで対応が可能になり、
修正が少なくて済む。

などなどですが、一見、プログラマーが、楽をするだけのようですが、
工期の短縮、開発費の減少により、安価なソフトが、はやく手に入れられる、
といったメリットがあります。

このオブジェクト指向という方法は、おもに、JAVA言語などの方法論ですが、
(C++、C#なども、対応。)この考えに基づいて、システムを図式化して、
わかりやすく表現したものに、【UML】があります。

ネットでも調べられますし、大きな書店などでも、入門書や、専門書が数多く並んでいます。 非常におもしろいテーマですので、ぜひ調べてみてください。

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