（キムチ・担々麺・激辛 その４）
○ 「匠 芝麻醤 担々麺」（マルちゃん）豪華絢爛なカップ麺である匠。そのシリーズから担々麺の登場です。
担々麺の美味しさは何といっても絶妙な辛さとゴマの風味。いわゆる辛旨をどの程度追求しているのか。とてもワクワクしてお湯を入れました。
５分後に蓋をはがして粉末スープと液体スープ。そして、レトルトの挽肉を入れると胡麻と豆板醤のとても良い香りがしてきました。
早速、スープを一口いただきます。なんともコクのあるスープです。そして、胡麻の美味しさと豆板醤の辛さがとても美味しく感じますね。
具は挽肉、ニラ、チンゲンサイ、タケノコ、ゴマの５種類。唐辛子もカウントしたら６種類。特に挽肉はレトルトとあって良い味わいです。
麺はノンフライのややちぢれ麺。モチモチとした食感に加えて良い感じにスープとよく絡むのでとても美味しくいただけます。
胡麻の香りと豆板醤の辛さが本当に美味しい一品。そして、結構辛いのですが不思議とスープを飲むことが出来ます。ホント、うまかった。
○ 「辛さが旨い キムチうどん」（ヤマダイ）
スープにこだわりを持っているニュータッチ。以前にキムチラーメンというのを紹介しましたが今回はうどんバージョンです。
キムチスープとうどんの相性はもう既に常識です。なので、常識以上の美味しさが出ているのかが見所というか食べどころ。ワクワクしながらお湯を入れました。
５分後に蓋を開けるとニンニクとキムチのとても良い香りがしてきました。とても食欲をそそりますね。
早速おつゆをいただきます。ピリッと辛めの感じのするおつゆ。ただけっこうあっさりとしているのでとても飲みやすいです。
具は白菜キムチ、タマゴ、長ネギの３種類。量的には少ないので、ちょっとしたトッピング感覚でいただくと良いです。
麺は平型のうどん麺。少し柔らかめなのですが、おつゆと一緒にいただくととても美味しく味わえます。
寒くて身体の中から温まりたいときにお薦めの一品。ちょっとした辛いおつゆがなんとも魅力的なカップうどんです。
○ 「ラ王 上海風担担麺」（日清）
生タイプカップ麺のパイオニアであるラ王。そのラ王が発売されてから１５年経ったということで登場したカップ麺です。
１５年企画として登場したのは担担麺。個人的には担担麺を選んでくれてとても嬉しく思います。やはり、地味な味より派手にいかないとね。
蓋を開けて麺をお湯でほぐして湯切りして再びお湯を入れてと面倒ですが、美味しさが待っていると思えばなんともありませんね。
スープとレトルト具材を入れると胡麻と香辛料の香りが漂ってきました。見た目もかなり本格的で本当に美味しそうです。
早速、スープを一口いただきます。コクのあるスープに胡麻が満遍なく混ざっていて良い感じです。辛さも丁度良くとても美味しいです。
具は挽肉、タケノコ、長ネギの３種類。挽肉とタケノコの炒め物はレトルトということで歯ごたえも良いし味も抜群です。
麺は生麺タイプ。ツルッとした喉ごしとしっかりとしたコシがありとても美味しいですね。スープともよく絡まって良い感じです。
さすがラ王と思わせる完成度の高い一品。どれをとっても褒め言葉しか思いつきませんでした。５年後の２０年企画が今から楽しみです。
○ 「日清中華 担々麺 コク旨み玉入り」（日清）
日清からこのカップ麺と似たような担々麺が出ていますが、まったく別物です。買おうか買わないか迷うくらいにそっくり。
何処が違うのか調べてみたら「焙煎唐辛子風味」と「胡麻香り立つコク旨み玉入り」の違いで、今回のカップ麺は後者の方です。
お湯を入れて４分、蓋を開けると胡麻と唐辛子の混ざったとても良い香りがしてきました。これは食べるのが楽しみになりますね。
早速、そのスープを一口いただきます。コクのあるスープがピリッと辛く、全体的に胡麻が染みこんでいるような感じがしてとても美味しいです。
具は肉、チンゲンサイ、赤ピーマン、ゴマの４種類。特に肉は細かくてスープや麺とよく絡み美味しくいただけますね。
麺はノンフライのややちぢれ麺。ツルッとした食感に加えてモチモチとしており、さらにスープともよく絡むのでとても良い感じとなっています。
香りと辛さがとても良い感じで一緒になった一品。特に風味とコクがビッシリとつまったスープは辛くてもどんどん飲めちゃう優れものです。
○ 「韓国のりラーメン」（農心）
香ばしい韓国のりと旨味たっぷり煮干しスープの味！と蓋に書いてあります。
韓国のカップ麺で辛くないものにあたったことはありません。おそらく、このカップ麺も辛いのかなといったことを考えながらお湯を入れました。
３分後に蓋を開けて海苔と唐辛子を入れると韓国海苔のとても良い香りがしてきましたね。ビールが飲みたくなるくらいですよ。
まずはスープを一口いただきます。煮干し出汁がしっかりと効いたスープに唐辛子の辛さが加わってとても良い感じの味わいになっています。
具は韓国海苔、タマネギ、唐辛子、ゴマ、長ネギの５種類。特に韓国海苔はたくさん入っていて香りと味をバックアップしている感じがします。
そして、なんといっても唐辛子。別袋に入っているのですが、辛さが苦手な人は全部入れないように気をつけてください。大変なことになりますよ。
麺はどちらかというとスナック麺タイプ。日本の麺と違ってツルツルとしていますね。そして、柔らかめなのですがスープと一緒にいただくととても美味しいです。
食べていくうちに韓国海苔の香りより唐辛子の存在が気になる一品。辛いのですが癖になる美味しさですので、是非一度は食べてみると良いです。
○ 「大人のスーパーカップ スパイシーチゲラーメン」（エースコック）
スーパーカップが発売されてから２０年。その記念として登場した大人のスーパーカップです。
大人限定というくらいですから優しい味など期待していません。スパイシーチゲという活字だけでも汗が噴き出しそうな味に期待感をこめてお湯を注ぎましたよ。
３分後に蓋を開けて液体スープとスパイスを入れると真っ赤なスープが目にはいるとともにスパイシーな香りが漂ってきました。
早速、スープを一口いただきます。キムチ味のようなピリッと辛いスープなのですが、次の一口もいただきたくなる美味しさが詰まっています。
具は白菜キムチ、豆腐、長ネギの３種類。シャキシャキとしたキムチも美味しいのですが、トロッとした豆腐もなかなか良い感じですね。
麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。ごく普通のカップ麺といった麺なのですが、スープと絡めていただくと本当に美味しくいただけます。
額に滲む汗と比例する辛さと美味しさが詰まったまさに大人のスーパーカップといった一品。子供に食べさせるのは勿体ないです。
○ 「どん兵衛 担担 うどん」（日清）
ロングセラーとしてお馴染みのどん兵衛シリーズ。わりと大人しめな味が多く老若男女を問わずに人気がありました。
しかし、今度はチャレンジ的な味が登場しましたよ。担々麺ならぬ担担うどんです。はたして、辛さはどの程度のものなのか。ドキドキしながらお湯を入れました。
５分後にスープを入れてよくかき混ぜるとゴマとラー油が混ざったとても食欲をそそる香りがしてきました。
早速、おつゆを一口いただきます。ゴマのエキスが入っていてピリッと辛いですね。そして、担々麺と違って和風出汁が効いているのが特徴です。
具は挽肉、チンゲンサイ、唐辛子、長ネギの４種類。唐辛子も大きいので具に加えますが、何といっても挽肉がジューシーで良い感じですね。
麺は平型のうどん麺。やや柔らかめなのですが具やおつゆとよく絡むのでとても美味しくいただくことができます。
今までのどん兵衛ファンも喜ぶのに加えて新たなファンをも掴むであろう一品。キレのある辛さとまろやかな和風出汁が絶妙にカップリングしています。
○ 「ユッケジャン」（農心）
蓋に書いてある赤い文字は本当にユッケジャンと書いてあるのか。ハングル文字は本当によく解りませんね。
まあ、海外から見ると日本語のひらがなとカタカナも意味不明なのでしょうが・・・。字は解らなくても味は万国共通。ワクワクしてお湯を入れました。
３分後に蓋をはがすと唐辛子と肉系の出汁が混ざった香りがしてきました。どんな味なのかとても楽しみですね。
まずは、スープを一口いただきます。口に含んだらピリッと辛いスープは牛肉の出汁が効いていてとても美味しいです。
具はカマボコ、ナルト、タマゴ、長ネギの４種類。蓋に写っている肉も入っているのかと思いましたが、そこまで甘くなかったですね。というかスープが辛いです。
麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。ただ、日本の麺よりも若干細めで柔らかいですね。ある意味、別の食べ物と言っても過言ではありません。
さすが韓国、しっかりとした辛さを味わえる一品。本場の本物も一度でいいから食べてみたいと素直に思いました。
○ 「カップヌードル 四川風担々」（日清）
カップ麺のパイオニアであるカップヌードル。「中国麺ロードを行く」シリーズの一つとして登場したのがこれです。
もの凄い辛さで知られている四川風と風味とコクのある担々麺をこの小さなカップの中に詰めたのですからね。ワクワクしながらお湯を入れましたよ。
３分後に蓋を開けると、ゴマのとても良い香りとともに唐辛子のピリッとした香りが漂ってきました。
まずはスープを一口いただきます。醤油ベースのスープにゴマの風味と唐辛子のエキスがよく染みこんでいます。辛さもまあまあで良い感じですね。
具は挽肉、チンゲンサイ、赤ピーマン、ゴマの４種類。カップの大きさの割にはたっぷりと入っている挽肉がとても美味しくいただけます。
麺はスナック麺タイプ。カップヌードルといえばこの麺です。この麺はスープとよく絡むのでとても好きなのです。
四川風担々麺の美味しさが見事に詰まった一品。辛いスープでも最後の一滴まで美味しくいただけておかわりをしたくなりました。
○ 「中国台湾料理 味仙 元祖台湾ラーメン」（十勝新津製麺）
３０年程前、「味仙」の店主郭明優氏が台湾料理の「台仔麺」に挽肉とニラ、唐辛子をたっぷり入れ、激辛にアレンジしたのが最初といわれる元祖「台湾ラーメン」。
その味を再現したのがこのカップ麺です。これはハッキリ言ってワクワク感がハンパじゃありません。かなり気合いを入れてお湯を入れました。
４分後に蓋を開けて液体スープを入れてレトルト具材を上に乗せれば完成。赤黒いスープがとても辛そうでとても美味しそうです。
早速、スープを一口いただきます。醤油ベースのこってりとしているスープに唐辛子のエキスがしっかりと混ざっていて結構辛いのですがしっかりと美味しいです。
具は挽肉、ニラ、モヤシ、唐辛子の４種類。あえて具の一つに入れたくなるくらいに大きな唐辛子。そして、挽肉はレトルトなのでメチャウマです。
麺は氷結乾燥のノンフライ麺。ツルッとした食感に加えてコシがしっかりと残っています。時間が経ってもコシが残っているのは凄く嬉しいですね。
まさにこれを食べなければ台湾ラーメンを語る資格は無いといった一品。辛くて汗が止まらないのですが、とても清々しい気分になります。
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