(キムチ・担々麺・激辛 その21)

○ 「エバラキムチ鍋の素 ラーメン」(サンヨー食品)


 サンヨー食品とエバラ食品工業が共同開発したカップラーメンが登場しました。寒い時季に家庭でいただく本格キムチ鍋には欠かせないキムチ鍋の素を採用しています。

 キムチ鍋の最後の〆としてうどんかラーメンを入れて食べますが、たくさん食べた後なのに不思議と食べることが出来るあの美味しさが再現できているのか楽しみです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて麺を軽くほぐしてから液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。酸味があるキムチスープの食欲をそそるような香りがしてきました。

 早速、スープを一口いただきます。思ったよりもスッキリとした口当たりとなっており、キムチソースの酸味と辛さと甘さが絶妙に合わさっているのが美味しいですね。

 具は挽肉、ニラ、タマゴ、長ネギの4種類となっており、量的には気持ち程度といった感じなのですが、挽肉の味わいやニラの風味はしっかりと楽しるといった感じです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、柔らかめなのですが油揚げ麺ならではの風味や魚介風味とキムチソースの辛さが染みているような味わいを楽しめます。

 鍋で煮込んだ時に出てきた出汁とキムチ鍋の素の美味しさがしっかりと合わさったスープを堪能できるような一品。風味の良さと辛さの感じがとても心地良く思えます。



エバラキムチ鍋の素 ラーメン1



エバラキムチ鍋の素 ラーメン2



エバラキムチ鍋の素 ラーメン3









○ 「サッポロ一番 辛さ2倍! ピリ辛みそラーメン チゲ風」(サンヨー食品)


 インスタントラーメンの老舗ブランドの一つとしてお馴染みとなっているサッポロ一番。その中のピリ辛味噌ラーメンチゲ風が2倍の辛さとなって登場しました。

 従来品よりも唐辛子の量が2倍になっているとのことで辛いもの好きにはたまらないのですが、辛いものが駄目な人には勘弁して欲しい一杯となっているようです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて仕上げの小袋を入れてよくかき混ぜれば完成。コチュジャンの辛そうな香りが漂ってくるとともに彩り豊かな具材が目の前に現れました。

 早速、スープを一口いただきます。2倍の辛さというだけあって口に含んだ瞬間に辛さというのを感じるのですが、味噌の風味というのをしっかりと感じる美味しさです。

 具は挽肉、キャベツ、タマゴ、赤ピーマン、長ネギの5種類となっており、挽肉は醤油ベースで味付けされていてとても美味しく、キャベツは辛さによく合う甘さです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、柔らかめなのですが辛さと味噌の風味がしっかりと染みているような味わいなので美味しくいただくことができます。

 お馴染みの味噌ラーメンをキレのある辛さで楽しむことができる一品。倍の辛さということで確かに辛いのですが、辛さ以上に美味しさというのを楽しめる感じです。



サッポロ一番 辛さ2倍! ピリ辛みそ1



サッポロ一番 辛さ2倍! ピリ辛みそ2



サッポロ一番 辛さ2倍! ピリ辛みそ3









○ 「とんがらし麺 カラシビ 担々麺」(日清)


 麺に唐辛子を練りこんでスープも辛さにこだわっているということでお馴染みとなっているとんがらし麺シリーズからカラシビ担々麺が登場しました。

 東京神田の鬼金棒が認定したカラシビ油が付いているということで、かなりの辛さとなっていそうです。全部で激辛、半分で大辛というカラシビ油の辛さが楽しみです。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜてからカラシビ油を入れれば完成。今回は何事もチャレンジということで全部のカラシビ油を入れました。

 早速、スープを一口いただきます。担々麺特有の薬味の香りが広がってくるとともにゴマの風味も味わえるのですが直ぐに痺れるような辛さがしてくるといった感じです。

 具は挽肉、唐辛子、長ネギの3種類となっており、挽肉は大きめで醤油ベースで味付けされており激辛スープの中でもその味わいをしっかり楽しめるものとなっています。

 麺はとんがらし麺シリーズならではの唐辛子を練りこんだものとなっており、スープの辛さと合わせて麺もしっかりと辛くなっているのですが良い味わいとなっています。

 舌が痺れるような辛さのスープとなっていますが本格的な担々麺の風味を楽しむことができる一品。辛さに自信が無い人には厳しいですが辛い物好きにはたまらないです。



とんがらし麺 カラシビ 担々麺1



とんがらし麺 カラシビ 担々麺2



とんがらし麺 カラシビ 担々麺3










○ 「太打製麺所 うま辛チゲうどん」(明星)


 太打製麺所という流行の太麺を専門に取り扱うバーチャル製麺所から、辛くて旨い鍋の一つとしてお馴染みとなっているチゲ鍋を彷彿させるチゲうどんが登場しました。

 太打ちのうどんと合う、うま辛のつゆ。にぎやかなかやくが彩りを添えます。ということが書いてありました。太打ちうどんならではの食感と辛さの組合せが楽しみです。

 お湯を入れて5分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。キムチの辛くて美味しそうな香りが漂ってくるとともに、書いてあるとおり彩り豊かな具材が目の前に現れました。

 早速、おつゆを一口いただきます。サッパリとした口当たりとなっており、魚介エキスの風味と味噌カップ麺を思わせるようなスープが癖になりそうな美味しさです。

 具はカマボコ、チンゲンサイ、タマゴ、唐辛子、ゴマ、長ネギの6種類となっており、カマボコは小さくてもしっかりと味わうことができ、タマゴはフワフワしています。

 麺は平型でちぢれたうどん麺となっており、厚めに仕上がっていることから喉ごしの良さと麺自体の味わいというのを楽しむことができ、おつゆともよく絡んでくれます。

 サッパリとしていてピリ辛で旨味のあるおつゆと太麺の相性の良さを楽しむことができる一品。うどんの持っている良いところをしっかりと堪能できる一杯です。



太打製麺所 うま辛チゲうどん1



太打製麺所 うま辛チゲうどん2



太打製麺所 うま辛チゲうどん3










○ 「とんがらし麺 カラシビ タンメン」(日清)


 麺に唐辛子を練りこんでスープも辛さにこだわっているということでお馴染みとなっているとんがらし麺シリーズから縦型カップのカラシビタンメンが登場しました。

 東京神田の鬼金棒が認定したカラシビ油が付いているということで、かなりの辛さとなっていそうです。全部で激辛、半分で大辛というカラシビ油の辛さが楽しみです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜてからカラシビ油を入れれば完成。今回も挑戦するために全部のカラシビ油を入れましたが小さなカップなので少し不安です。

 早速、唐辛子の辛そうな香りが漂うスープを一口いただきます。サッパリとした口当たりでポークエキスの味わいがしたと思ったら一気に痺れるような辛さが解りますね。

 具は挽肉、豆腐、キャベツ、ニンジン、長ネギの5種類となっており、以前のカップヌードルに入っていたダイスミンチはとても美味しく豆腐は辛さに合う美味しさです。

 麺はスナック麺タイプのちぢれ麺となっていますが、唐辛子の風味をしっかりと楽しめるとともに柔らかめなのですがスープがしっかり染みているくらいに辛いです。

 痺れるくらいに辛いスープなのに次も飲みたくなるような魅力がある一品。豆腐の存在感も麻婆豆腐を思わせるようなものとなっており癖になりそうな一杯ですね。



とんがらし麺 カラシビ タンメン1



とんがらし麺 カラシビ タンメン2



とんがらし麺 カラシビ タンメン3










○ 「凄旨 炎のラーメン ~味噌の章~」(ヤマダイ)


 凄麺シリーズとは違って登場頻度が少ないのですが、登場するたびに強烈なインパクトを残してくれる凄旨シリーズから炎のラーメン味噌の章の登場です。

 唐辛子とハバネロパウダーが入っている特製激辛スパイスが付いているとのことです。このスパイスの取扱に関する注意書きも書いてありますのでかなり辛そうですね。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて麺をよくほぐしてから液体スープを入れてよくかき混ぜ、最後に特製スパイスを入れてさらにかき混ぜれば完成。めっちゃ辛そうです。

 早速、気合いを入れてスープを一口いただきます。口に含んだ瞬間に味噌の酸味というのを確認できますが、間髪入れずに唐辛子とハバネロの辛さが襲ってくる感じです。

 具は挽肉、ニンニク、キャベツ、ニラの4種類。唐辛子も具に入れたいほどの存在なのですが除きます。具の中で特に印象的なのがニンニクで、とても良い風味がします。

 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、滑らかな舌触りとコシの良さを楽しむことができるとともにスープの辛さがよく絡むので食べるたびに汗がでてきます。

 味噌の酸味とニンニクの風味の良さに加えて最強レベルの辛さを楽しむことが出来る一品。辛さに強い人には旨い一杯となりますが、弱い人にはなかなか厳しい一杯です。



凄旨 炎のラーメン ~味噌の章~1



凄旨 炎のラーメン ~味噌の章~2



凄旨 炎のラーメン ~味噌の章~3









○ 「つるっとワンタン麺 担々麺」(マルちゃん)


 つるっとした生地が特徴のワンタンと様々なスープの組合せを楽しむことができることでお馴染みとなっているつるっとワンタン麺シリーズから担々麺の登場です。

 ワンタンが入っている担々麺はありそうでなかなかないのである意味贅沢な組合せといったところでしょうか。コクのあるスープとなめらかな舌触りを堪能できそうです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて粉末スープを入れてよくかき混ぜれば完成。担々麺ならではのゴマのとても良い香りが漂ってきて食欲を思いっきりそそられました。

 早速、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりとなっていますが香辛料とゴマの風味が口の中に広がってくるような感じで、辛さ的にもちょうど良いです。

 具はワンタン、挽肉、ゴマ、長ネギの4種類。目玉のワンタンはネーミングどおりつるっとした舌触りに加えてとろけるような感じとなっており餡の味わいも良いですね。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、そこそこの麺のコシの良さというのを楽しむことができるとともにスープがしっかりと絡むので美味しくいただけます。

 担々麺特有の風味と辛すぎなくて味わい深いスープとワンタンの美味しさがとても印象的な一品。餡の味わいと旨辛スープの相性の良さというのがよく解る一杯です。



つるっとワンタン麺 担々麺1



つるっとワンタン麺 担々麺2



つるっとワンタン麺 担々麺3









○ 「トムヤムヌードル」(タイカップ)


 トムヤムクンで有名なタイから輸入したカップ麺の登場。その名もトムヤムヌードルということで、一見普通の醤油ヌードルっぽいのですがトムヤムクンに近そうです。

 調理例ということで豪華な海老が載っている画像があるのですが、海外製のカップ麺の具材はかなり寂しいというのが多いです。それよりも現地の味わいに期待します。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。調味油を予め入れることになっていますが、袋の中にへばりついているのでなかなか入れづらいのが難点です。

 早速、トムヤムクンらしく酸っぱそうな香りが漂うスープを一口いただきます。口に含んだ瞬間に酸味と辛味が広がってくる感じで日本にはなかなか無い味わいですね。

 具はエビ、長ネギの2種類となっており、エビは噛むと風味がとても良いのですが少し硬めといった感じで日本製の乾燥エビとは一つ違った味わいだというのが解ります。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっていますが、戻りきっていないようなボソボソ感があります。また、辛さと酸味が染みているので一気に食べると大変です。

 トムヤムクンならではの酸味と辛味を同時に味わうことができる一品。日本ではなかなか味わうことが出来ないテイストにチャレンジしたい方にお薦めの一杯です。



トムヤムヌードル1



トムヤムヌードル2



トムヤムヌードル3









○ 「BIG 辛ラーメン」(農心)


 韓国のカップ麺メーカーとしてお馴染みとなっている農心。しかも、その農心のカップ麺として代表的な辛ラーメンが大きなカップに生まれ変わりました。

 4月10日は辛ラーメンの日ということで登場したようですが、ただでさえ辛いカップ麺が大きくなると全てを食べきることができるのかかなり不安な気持ちになります。

 お湯を入れて4分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。キムチの食欲をそそる香りが漂ってくるとともに、見るからに辛そうな真っ赤なスープが目の前に現れました。

 まずは、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりなのですが口に含んだ瞬間に辛さと酸っぱさが広がり、一方でコクのある味わいを楽しむことができます。

 具は白菜キムチ、ニンジン、シイタケ、タマゴ、長ネギの5種類となっており、シャキシャキとして甘辛の白菜キムチも良いのですがシイタケの食感と味わいも最高です。

 麺はノーマルタイプのちぢれ麺となっており、韓国製の麺らしくモチモチとした中にボサッとした食感を感じることができ、ボリューム感があるのでお腹も満足します。

 辛いのに次も飲みたくなるような味わい深いスープと思ったよりもタップリと入っている具材が嬉しく思えるような一品。心地良い汗をかくことができる一杯です。



BIG 辛ラーメン1



BIG 辛ラーメン2



BIG 辛ラーメン3









○ 「行列のできる店のラーメン 横浜中華街 特濃担々麺」(日清)


 各地域の特色に加えて行列ができるくらいに美味しい一杯を再現していることでお馴染みとなっている行列のできる店のラーメンから横浜中華街特濃担々麺の登場です。

 行列店主がうなる秘伝特濃スープ、これぞ担々麺といったことが書いてあります。消費者がうなるような美味しさではなく行列店主がうなるスープとはどんな感じなのか。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて麺を軽くほぐしてから液体スープを入れてよくかき混ぜ、最後にレトルト具材を載せれば完成。本格的な香りがしっかり伝わってきました。

 早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間に香辛料とゴマの風味が広がってくるとともに濃厚な味わいと絶妙な辛さというのを心地良く堪能できる美味しさです。

 具は挽肉、ゴマ、長ネギの3種類。挽肉はレトルト具材ということで本格的な仕上がりとなっており、風味のあるスープにしっかり馴染んでいるのでさらに美味しいです。

 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、なめらかな舌触りと濃厚なスープとの絡み具合を楽しむことができ歯応えがあってモチモチとした感じも同時に楽しめます。

 濃厚でいて本格的な風味とともに辛すぎない味わいを楽しめるスープがとても印象的な一品。プロが選びそうな完成度の高いスープはなかなか他では味わえない旨さです。



行列のできる店のラーメン 横浜中華街1



行列のできる店のラーメン 横浜中華街2



行列のできる店のラーメン 横浜中華街3






























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