(キムチ・担々麺・激辛 その27~60)

○ 「コッコ麺」(Paldo)


 白いスープで韓国に一大旋風を巻き起こしたコッコ麺なのですが、その韓国のカップ麺メーカーであるPaldoがビッグサイズのカップ麺で味を再現しました。

 当たり前なのですがハングル文字のオンパレードで何が書いてあるのか解りませんが、画像で見る限りは唐辛子が入っているので辛そうなスープになっていそうですね。

 お湯を入れて4分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。鼻を近づけると解るくらいの唐辛子をベースにした香りがしてくるような気もしますが鶏ガラの風味も解ります。

 まずは、スープを一口いただきます。サッパリとした口当たりとなっており、鶏ガラのエキスが染みているような味わいでいて、唐辛子のキレのある辛さがあります。

 具は鶏肉、タマゴ、唐辛子、長ネギの4種類となっており、スープが白いせいか鶏肉とタマゴの存在を確認するのが難しく唐辛子と長ネギの存在感だけが大きい感じです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、気持ち柔らかめのようですが中身にもちっとした食感を確認することができ、唐辛子が染みたような味わいがします。

 スープだけじゃなく麺にも唐辛子の風味と味わいが染みているのがよく解る一品。さすが唐辛子好きの韓国でブームになるのがよく解る。そんな一杯となっていました。




















○ 「韓麺紀行 カムジャタン麺」(農心)


 韓国でナンバーワンのカップ麺メーカーといえば農心なのですが、その農心から韓国定番の鍋料理のひとつであるカムジャタンをイメージしたカップ麺が登場しました。

 カムジャタン鍋は豚の背骨とジャガイモを煮込んだものとなっていますが、カムジャタン麺ということでジャガイモが7割入ってある麺が使用されているとのことです。

 お湯を入れて4分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。鼻を近づけたら何か違った香りがしてくるのかと思ったのですが、遠くても近くても唐辛子の香りがしてきました。

 早速、スープを一口いただきます。豚骨エキスが効いているような気がしますが、とにかく唐辛子の辛みの方が先行してくるので、その正体が解らないといった感じです。

 具は牛肉、ジャガイモ、唐辛子、えごまの葉、ニンニク、長ネギの6種類となっており、経験したことのないえごまの葉に驚かされましたがサッパリとした味わいです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっていますが、ジャガイモが練りこまれている麺ということでデンプンのとろみとモチモチとした食感を感じることができます。

 唐辛子のキレのある辛さだけではなくだしの旨みが効いているスープとジャガイモの食感と風味が良く出ている麺のコラボを楽しむことができる一品。汗がしたたります。



















○ 「東京石神井 麺処井の庄 辛辛魚らーめん 金粒粉入り太麺」(寿がきや)


 ものすごく辛いラーメンということで有名になった東京石神井にある麺処井の庄の辛辛魚らーめん。以前にもいただいたのですが、今回は金粒粉入り太麺となりました。

 大変辛いラーメンです。辛いものが苦手な方はご注意ください。といったお約束の注意書きがありました。幸いにも辛いものは苦手ではないので張り切って食べてみます。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜてから後入れ粉末スープを入れ、最後に焼き海苔を乗せれば完成。魚介と唐辛子の香りがしてきました。

 早速、スープを一口いただきます。とろみがあるくらいに濃厚で魚介の風味も伝わってくるのですが、直ぐに唐辛子のキレのある辛さを感じくらいに激辛となっています。

 具は焼き海苔、長ネギの2種類となっており、焼き海苔は2枚入っているので風味の良さを2度楽しむことができ、長ネギはスープに欠かせない美味しさとなっています。

 麺はノンフライのちぢれ麺となっており、金粒粉が入っているので噛みしめると小麦の風味の良さが解るのですが、スープがあまりにも辛いので直ぐに忘れてしまいます。

 魚介の風味の良さと最上級の辛さを体験できるスープと小麦の味わいを堪能することができる麺のコラボを楽しむことができる一品。大量の汗がしたたり落ちてきます。




















○ 「KING CUP 四川風 担々麺」(サンヨー食品)


 大盛りでも物足りなく、もっと手軽にたくさん食べたいといったリクエストに応えて誕生したKING CUPから辛さと風味が楽しめそうな担々麺が登場しました。

 練り胡麻の深いコクに花椒(ホワジャオ)が香る。といったことがカップに書いてありました。ただただ大きいのではなく本格的な風味を堪能することができそうです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて仕上げの小袋を入れてよくかき混ぜれば完成。ゴマの香りとともに書いてあるとおり花椒の香りもしてくる本格的なものとなっています。

 早速、スープを一口いただきます。醤油をベースにした味付けに酢とゴマが合わさっているような味わいでキレのある辛さもあるのですがコクがあるので美味しいです。

 具は挽肉、チンゲンサイ、ピーマン、ゴマ、長ネギの5種類となっており、挽肉は醤油味となっていてスープによく合う味わいで、チンゲンサイは食感がとても良いです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、丸くて太めということで喉越しの良さを感じることができ、ボリュームがあるので食べごたえがあるといった感じです。

 花椒とゴマの風味に加えてキレのある辛さのあるスープと喉越しが良く食べごたえのある麺のコラボを楽しむことができる一品。本格的な担々麺を堪能できる一杯です。



















○ 「米粉倶楽部 米粉入りラーメン 担担麺 ワンタン入り」(マルちゃん)


 麺の小麦粉の10%を国産米粉に置き換えたという食料自給率アップにつながる画期的なカップ麺の登場。その名も米粉倶楽部米粉入りラーメン担担麺ワンタン入りです。

 麺だけではなくパンにも用いられている米粉はこれからの食に欠かせないものになるでしょう。そんな米粉を手軽に食べることができるというのが良い発想だと思います。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて粉末スープを入れてよくかき混ぜれば完成。少し酸味があるような香りがしてくるのですが、担担麺ならではのゴマの風味が足りないです。

 早速、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりとなっており、味噌をベースにした味付けとなっているのがかすかに解る感じでピリッとした辛さがあります。

 具はワンタン、挽肉、ゴマ、唐辛子、長ネギの5種類となっており、目玉のワンタンはつるっとした舌触りで柔らかめの食感なのですが中の餡の味わいが良い感じです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっていますが、米粉が入っているということでモチモチとした食感があるとともに、少しサッパリとした味わいがあるようです。

 サッパリとしていてピリッとした辛さのあるスープとモチモチ感のある麺のコラボが印象的な一品。もう少しスープにこだわると麺も活きるような気がしました。



















○ 「勝浦 タンタンメン 縦型カップ」(エースコック)


 千葉県が誇るB級ご当地グルメの一つといえば勝浦タンタンメン。以前にどんぶり型のカップ麺として楽しませてくれたのですが、今回は縦型カップ麺として登場です。

 縦型になるとスープの量や麺の質が変わってくるのでどんぶり型と全く同じ味わいにはならないのかなと思っていますが、どんな味わいになっているのか楽しみですね。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて調味たれと調味油を入れてよくかき混ぜれば完成。ラー油とゴマ油が混ざった香りが漂ってくるので辛そうなのですが食欲をそそられます。

 早速、スープを一口いただきます。油が多めなのでスープが熱々でいてキレのある辛さはあるものの後に引きずるようなものではなく、ゴマの風味もしっかりとします。

 具は挽肉、ニンニク、ニラ、タマネギの4種類となっており、挽肉は塩胡椒で味付けされているのがよく解り、タマネギはスープの辛さによく合う甘みがとても良いです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、柔らかめの表面と芯の強さが良いバランスとなっているとともに、ゴマの風味がしっかりと絡んでいるのが特徴です。

 熱々で風味の豊かな辛いスープと挽肉やタマネギの味わいがなんとも心地良い一品。汗がだらだらと流れてくるくらいの辛さなのですが癖になりそうな美味しさです。



















○ 「一平ちゃん 特別版 旨辛 豚キムチ 辛とんこつスープ」(明星)


 凝ったスープと具材で何かと楽しませてくれることでお馴染みとなっている一平ちゃんの特別版からキムチと豚骨を合わせた旨辛豚キムチ辛とんこつスープの登場です。

 豚キムチといえば割とサッパリ系の醤油味スープと合わせるのが定番となっていますが、濃厚な豚骨スープと合わせているとのことでいつもと違う旨みを楽しめそうです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて調味油を入れてよくかき混ぜれば完成。本格的な豚骨特有の風味が漂ってくるとともに、キムチの酸味と辛味が合わさった香りもします。

 早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間にキムチの風味が広がってくるだけじゃなく、豚骨エキスのマイルドで濃厚な味わいもしてくる贅沢な感じがします。

 具は豚肉、白菜キムチ、ゴマ、長ネギの4種類となっており、白菜キムチはシャキシャキ感と甘さと酸味が絶妙な感じとなっていて、豚肉は柔らかくて甘みがあります。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、しっかりとしたコシの強さがあるとともに、小麦の美味しさがよく解るだけでなくスープがしっかりと絡みますね。

 キムチの風味とピリ辛加減と豚骨スープならではの風味と味わいを一緒にいただくことができる一品。絶妙な美味しさはまさに一平ちゃんならではの仕上がりです。



















○ 「東京 五反田 本店 韓国家庭料理チェゴヤ スンドゥブチゲ風ラーメン」(サンヨー食品)


 東京の五反田に本店を構える韓国家庭料理チェゴヤの人気メニューの一つがカップ麺となって登場しました。その名もあさりだしのスンドゥブチゲ風ラーメンです。

 コチュジャンと韓国唐辛子の辛味とあさりだしの旨みが合わさったチゲスープといったことが蓋に書いてありました。本格的な韓国料理を気軽にいただけそうな感じです。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて麺をほぐしてから特製スープと液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。あさりだしの良い香りがしてくるので食欲をそそられます。

 早速、スープを一口いただきます。とろみがあるような濃厚なものとなっていてあさりだしの風味が口一杯にひろがるとともにコチュジャンのキレのある辛さが良いです。

 具は豆腐、タマゴ、長ネギの3種類となっており、豆腐はツルツルとした舌触りとクリーミーな旨みがあり、タマゴはフワフワとしていて甘みがスープによく合います。

 麺はノンフライめんのような感じで滑らかな舌触りとコシの強さがありタマゴ麺のような風味の良さもあるとともにスープやあさり風味が絡むので美味しくいただけます。

 あさりの風味の良さが格別でコチュジャンの辛さも楽しむことができるスープが印象的な一品。韓国唐辛子の辛さも絶妙な味わいの一つとなっている本格的な味です。


















○ 「スープヌードル キムチ」(日清)


 カップ麺のパイオニアであるカップヌードル。その美味しいスープをもっといただきたいといったリクエストから誕生したスープヌードルシリーズからキムチが登場です。

 醤油とカレーとシーフードといった御三家が登場してから後が続かなかったのですがようやく新しいテイストの登場です。どのような味わいになっているのか期待します。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。キムチの食欲をそそるような香りがしてくるとともに、スープヌードルということでタップリスープが入ってます。

 早速、目玉のスープを一口いただきます。スッキリとした口当たりとなっていますが、チキンベースにシイタケの風味が染みていてキムチのピリッとした辛さもあります。

 具は豚肉、白菜キムチ、タマゴ、長ネギの4種類となっており、豚肉はミンチダイスタイプで香辛料の風味が利いていて、白菜キムチは食感と酸味がとても良い感じです。

 麺はスナック麺タイプとなっているので柔らかめとなっていますが、スープで煮込んだような美味しさがよく伝わってくるとともに、麺そのものの香ばしさも解ります。

 キレのある辛さと風味豊かなスープをしっかりと堪能することができる一品。麺が少なめとなっていますが、味噌汁代わりとしていただけば気になるものではありません。



















○ 「ヌードル 旨辛」(トップバリュー)


 イオン系のプライベートブランドとして庶民の味方となっていることでお馴染みとなっているトップバリューから数々のカップ麺が出ていますが今回はヌードル旨辛です。

 以前に旨辛ヌードルというのが出たのですがあっという間に消え去ってしまったのでどうしたのかと思ったのですが、ちょうどリニューアルの時期だったようですね。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。魚介とシイタケの合わさったとても良い香りが漂ってくるとともに、彩り豊かな具材がタップリと入っています。

 早速、スープを一口いただきます。香り同様に魚介とシイタケの風味が口一杯に広がってくるとともに、コチュジャンのキレのある辛さが心地良さを演出してくれます。

 具はタマゴ、ニンジン、シイタケ、唐辛子、長ネギの5種類となっており、タマゴは柔らかくて甘みが辛いスープによく合う感じで、シイタケは風味がとても良いです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、適度な柔らかさとモチモチ感がありスープの風味の良さと辛さがしっかりと絡むので美味しくいただくことができます。

 魚介とシイタケの香りとコチュジャンの辛さが特長的なスープが心に残るような一品。PB商品とは思えないくらいの完成度の高さがあるので食べて満足するでしょう。





















(キムチ・担々麺・激辛 その28)から先はこちらです








































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