(味噌 その15)

○ 「スープが旨い! コク味噌ラーメン」(ヤマダイ)


 ヤマダイとサークルケーサンクスの共同企画として登場したスープに重点を置いたカップ麺が登場。その名もそのまんま、スープが旨い!コク味噌ラーメンです。

 大きめなカップなのに価格を抑えているところが魅力的なのに加えて、豚骨の旨みを加えた合わせ味噌味ということで味の方もしっかりしていそうな感じです。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて麺をよくほぐしてから液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。芳醇な味噌の香りが漂ってきて思いっきり食欲をそそられました。

 早速、スープを一口いただきます。甘酸っぱくとても良い風味がする味噌が口の中に広がってくるといった感じで飽きのこない飲みやすさとなっています。

 具は赤ピーマン、長ネギの2種類。長ネギは大きいのと小さいのが2種類あり、大きいのはとても食べごたえがあるとともに甘さも楽しめるといった感じです。

 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、コシがとても強いので食べごたえがあるとともに、味噌の風味ともしっかり絡んでくれるのでとても美味しいですね。

 味噌の美味しさを活かした出汁の効いたスープも美味しいのですが、スープだけじゃなく麺も具材もなかなかの一品。完成度はかなり高いといって間違いありません。



スープが旨い! コク味噌ラーメン1



スープが旨い! コク味噌ラーメン2



スープが旨い! コク味噌ラーメン3










○ 「札幌の名店 麺屋 彩未 味噌らーめん」(マルちゃん)


 札幌の名店シリーズとして麺屋 彩未の味噌らーめんがサークルケーサンクスとマルちゃんのコラボによりカップ麺として登場しました。

 野菜の旨味に生姜の香りが広がる味噌ラーメン!といったことが蓋に書いてありました。美味しい味噌ラーメンが数多くなる中で選ばれた味というのを楽しみたいです。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。文字通り生姜の香りがとてもよくしてきて食欲をそそられるといった感じです。

 早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間に味噌のとても良い風味が広がってくるとともにスープそのものの凝縮された美味しさを楽しむことができますね。

 具はチャーシュー、挽肉、メンマ、モヤシ、長ネギの5種類。チャーシューは噛むほどに美味しいタイプとなっており、歯ごたえのあるメンマもなかなかの美味しさです。

 麺は生麺に近いようなタイプとなっており、札幌ラーメンらしく黄色くてちぢれた感じとなっており、麺そのもののコシの強さもしっかりと楽しむことができます。

 生姜と味噌の風味の良さと野菜の旨味が凝縮されたスープがとても印象的な一品。麺の方も本格的なものとなっているので本物を食べているような感じとなります。



札幌の名店 麺屋 彩未 味噌らーめん1



札幌の名店 麺屋 彩未 味噌らーめん2



札幌の名店 麺屋 彩未 味噌らーめん3









○ 「スーパーカップ みそバター味ラーメン 3Dめん」(エースコック)


 美味しくてお腹も満足することでお馴染みとなっているスーパーカップ。そのみそバター味ラーメンがコシと弾力のあるガッシリ3Dめんとなって再登場しました。

 以前にみそバター味ラーメンをいただいた時にはその風味とコクのあるスープがとても美味しかったのですが麺の方はボリューム感だけでしたので今回は楽しみですね。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜてからバター状ブロックを乗せたら完成。味噌とバターの混ざったとても良い香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間にバターの風味が広がってくるといった感じで味噌の風味も生タイプスープとあってとても良い感じです。

 具はキャベツ、コーン、長ネギの3種類。シャキシャキ感があって甘さのあるキャベツとさらに甘さを楽しめるコーンがみそバター風味とピッタリといった感じです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺なのですが、太めで麺がしっかりとしているので少々時間をかけていただいても伸びることなく最後まで美味しくいただけます。

 ボリューム感と風味と味わいは今まで通りに満足がいくものとなっており、さらに麺が良くなって完成度の高くなった一品。次の進化が楽しみになってきました。



スーパーカップ みそバター味ラーメン 3Dめん1



スーパーカップ みそバター味ラーメン 3Dめん2



スーパーカップ みそバター味ラーメン 3Dめん3









○ 「凄麺 仙台辛味噌ラーメン」(ヤマダイ)


 スープや具が凝っていてコシのある麺でお馴染みとなっている凄麺シリーズから辛くて美味しい仙台辛味噌ラーメンが登場しました。

 仙台味噌が旨さの秘訣といったことが書いてありますが、そもそも四季を通じて変質しない良質の味噌として有名なのが仙台味噌ですので美味しいのは当然なのかなと。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて麺をよくほぐした後に液体スープとレトルト具材を入れたら完成。辛そうなスープなのに芳醇な味噌の香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。ピリッとした辛さとともに味噌の風味とスープのコク深さを楽しむことが出来るといった感じで何度飲んでも飽きない美味しさです。

 具はキャベツ、モヤシ、ニンジンの3種類。キャベツの甘さも辛いスープによく合うのですが、モヤシとニンジンはレトルトなので本格的な食感を楽しめます。

 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、凄麺ならではの舌触りと食感を満喫することが出来るとともに、スープや具材との相性も抜群となっています。

 程良い辛さと味噌の風味がとても心地良いスープとなっている一品。スープだけじゃなく麺も具材も本格的なものとなっているので、最後まで美味しくいただけます。



凄麺 仙台辛味噌ラーメン1



凄麺 仙台辛味噌ラーメン2



凄麺 仙台辛味噌ラーメン3









○ 「仙台 味よしラーメン 元祖辛みそ」(とかち麺工房)


 仙台で心に残るような美味しい辛みそラーメンを世に送り出している味よしラーメンの元祖辛みそがカップ麺となって登場しました。

 最初は白味噌と魚ダシの香りあるスープを楽しんで、その後にあと乗せ辛みそを混ぜていただくという凝ったシステム。一度に二度美味しいひとときを楽しみたいです。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて特製スープを入れてよくかき混ぜ、レトルト具材を乗せるとともに、あおさと辛みそを添えれば完成。風味豊かな味噌ラーメンの誕生です。

 早速、スープを一口いただきます。魚介だしと味噌が絶妙に混ざった味わいを楽しむことができるとともに辛みそを混ぜるとピリッとした感じとコクの深さを楽しめます。

 具はチャーシュー、メンマ、キャベツ、ニラ、ゴマ、あおさ、長ネギの7種類。レトルト具材のチャーシューはとてもジューシーであおさの香りがとても心地良いです。

 麺は氷結乾燥ノンフライ麺となっており、ツルツルとした舌触りとスープとの絡みの良さを楽しむことができ、太めの麺となっているのでコシの強さを感じます。

 絶妙な辛さのため味噌とダシの風味を消すことなく美味しくいただけるスープが魅力的な一品。カップ麺でこれだけの美味しさなのですから本物は最高でしょうね。



仙台 味よしラーメン 元祖辛みそ1



仙台 味よしラーメン 元祖辛みそ2



仙台 味よしラーメン 元祖辛みそ3








○ 「究麺(きわめん) 濃厚みそ」(明星)


 独自の製法を用いて食感を突きつめた麺。そのような麺のことを究麺(きわめん)と呼ぶのですが、今回は濃厚みそスープを引っさげて登場しました。

 シリーズ5作目ということで美味しい麺であるということは解っているのですが、今回は味噌にピッタリの太ちぢれ麺ということで、どんな仕上がりなのか楽しみです。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて粉末スープと液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。スープのエキスのとても良い香りと味噌の心地良い香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。適度なラードの旨みを楽しめるとともに味噌の芳醇な風味を舌で味わうことができます。また、ピリッとした辛さも良い感じですね。

 具は挽肉、キャベツ、モヤシ、ニンジン、ゴマ、長ネギの6種類。味付けされた挽肉の味わいも良いのですが、味噌ラーメンにピッタリのキャベツとモヤシが旨いです。

 麺はノンフライで太めのちぢれ麺となっており、食べて納得の生麺のような味わいとなっています。また、札幌みそラーメンのような麺の雰囲気もとても良い感じです。

 味噌ラーメンといえばこの麺というのを見事なまでに再現してくれた一品。さすが、究麺、口だけじゃなく本当に良い仕事をしてくれるといったところでしょうか。



究麺(きわめん) 濃厚みそ1



究麺(きわめん) 濃厚みそ2



究麺(きわめん) 濃厚みそ3









○ 「ごつ盛り コーン味噌ラーメン」(マルちゃん)


 リーズナブルでお腹いっぱいになるまで美味しく食べることができるカップ麺の登場。その名もごつ盛り。今回紹介するのはコーン味噌ラーメンです。

 赤・白味噌を程よく合わせた味噌スープといったことが書いてありました。ボリュームだけで勝負するのではなくしっかりと味噌の工夫をしているというのが嬉しいです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。芳醇な味噌の香りとコーンの甘い香りが混ざっているといった感じで食欲をそそられました。

 早速、スープを一口いただきます。味噌の甘い部分と酸味の部分が絶妙な感じで合わさっているといった味わいでコクのある感じも楽しむことができます。

 具はコーン、長ネギの2種類となっており、コーンの甘さが味噌のピッタリといった感じを改めて思えます。そして、他に長ネギしか無いので存在感を余計に感じますね。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。気持ち細めの麺となっており柔らかめの食感となっていますが、味噌の風味が染みこんでいるような味わいを楽しむことができます。

 味噌の風味を鼻と口から同時に楽しめて心地よくなるような一品。ボリューム感も充分にあるので、食べて満足すること間違いないと言っても過言ではありません。



ごつ盛り コーン味噌ラーメン1



ごつ盛り コーン味噌ラーメン2



ごつ盛り コーン味噌ラーメン3









○ 「麺’S倶楽部 みそラーメン」(明星)


 麺’S倶楽部。誰が立ち上げたのか定かではありませんが、雰囲気からして美味しいラーメンを求めるサークルのようです。そのサークルからカップ麺の登場です。

 今回はみそラーメンということでどの部分にこだわっているのかに興味がありますね。蓋にもカップにも何も書いていないのでどのような仕上がりなのか楽しみです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。味噌の風味というより油揚げ麺の強い風味が漂ってくるといった感じなのですが、見た目は彩り豊かですね。

 早速、スープを一口いただきます。あっさりとした口当たりで味噌の酸味と風味が楽しめるのですが、麺の出汁が効いているような感じのスープとなっています。

 具はチャーシュー、メンマ、タマゴ、ゴマ、長ネギの5種類となっており、噛むほどに味わいのあるチャーシューは癖もなくとても美味しくいただくことができます。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、柔らかめの麺となっていますが、明星ならではのモチモチとした食感を僅かながらに楽しむことができます。

 リーズナブルな中にしっかりとしたこだわりを持っているような一品。あとは風味というのにこだわりつづければ完璧な仕上がりとなると思います。



麺’S倶楽部 みそラーメン1



麺’S倶楽部 みそラーメン2



麺’S倶楽部 みそラーメン3








○ 「頂の一杯 味噌バター風」(日清)


 スープと風味にこだわっている頂の一杯シリーズ。縦型カップで身なりは小さいのですが中味は本物ということで、今回は味噌バター風です。

 味噌とバターの風味が奏でる味わい深い味噌バタースープといったことがカップに書いてありました。ある意味最強のコンビである味噌とバターの風味を楽しみたいです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。味噌とバターの合わさったとても良い香りが漂ってくるとともに、カラフルな具材が目の前に現れました。

 早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間にバターの風味が広がってくるといった感じで、味噌の味わいもしっかりと楽しむことができますね。

 具はベーコン、キャベツ、コーン、ニンジンの4種類。普通の豚肉ではなくベーコンを採用したというのが正解といった感じで、キャベツやコーンの甘さもピッタリです。

 麺はスナック麺タイプとノーマルタイプを足して2で割ったような感じで、柔らかめとなっていますが味噌とバターの風味がしっかりと染みこんでいるので美味しいです。

 味噌とバターの風味の良さを改めて認識させてくれるような一品。スープの風味の良さに加えて具材が充実しているというのもうれしい一杯となっています。



頂の一杯 味噌バター風1



頂の一杯 味噌バター風2



頂の一杯 味噌バター風3









○ 「池袋 屯ちん 焦しニンニクみそラーメン」(サンヨー食品)


 池袋の人気ラーメン店である「屯ちん」の冬期限定メニューがカップ麺として登場。その名も焦がしニンニクみそラーメンです。

 冬になると多くなるのが味噌ラーメン。その味噌スープをまるで豚骨ラーメンのようにしてしまったというのが面白い発想。黒マー油と味噌とニンニクのハーモニーです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて仕上げの小袋を入れてよくかき混ぜれば完成。ニンニクの食欲をそそる香りと黒マー油のとても甘そうな香りが同時に漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間に黒マー油のまろやかさとニンニクの風味が広がってくるといった感じで、ピリリとした心地良い辛さもありますね。

 具は肉、メンマ、コーン、長ネギの4種類。肉はハムのような味わいとなっており、コーンが入っているということで味噌ラーメンなんだなといったことを思います。

 麺はスナック麺タイプとなっており、柔らかめな感じがしますが、ニンニクと黒マー油の風味が染みこんでいるような感じとスープとの絡み具合を楽しむことができます。

 味噌と黒マー油の相性の良さとニンニクの風味の良さを同時に楽しむことができる一品。特にコクのあるスープは癖になりそうな美味しさとなっています。



池袋 屯ちん 焦しニンニクみそラーメン1



池袋 屯ちん 焦しニンニクみそラーメン2



池袋 屯ちん 焦しニンニクみそラーメン3


































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