(味噌 その22)

○ 「札幌すすきの味噌ラーメン専門店 けやき サンクス版」(日清)


 サークルケーサンクスの30周年記念として企画されたカップ麺の一つ。札幌の人気ラーメン店のけやきの味噌ラーメンがカップ麺として登場しました。

 けやきのカップ麺は以前に登場しましたがサンクスの30周年記念として改めて登場するとは何か変化があったのかと思って入手しましたが、はたして何が変わったのか。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて調味オイルを入れてよくかき混ぜれば完成。味噌の芳醇な香りが漂ってくるとともに少し辛そうなスープが目の前に現れて美味しそうです。

 まずは、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間に味噌の味わいがしっかりと伝わってくるくらいに濃厚で見た目よりも辛さは控え目で癖になりそうな旨さです。

 具は挽肉、キクラゲ、キャベツ、ニンジン、モヤシ、ゴマの6種類。挽肉は醤油ベースで味付けされており、キクラゲとキャベツはシャキシャキ感が良いアクセントです。

 麺は少し幅があるスナック麺タイプとなっており、やや柔らかめなのですが濃いめのスープがしっかりと染みこんでいるのがよく解るくらいの美味しさを楽しめます。

 濃厚な味噌スープとたっぷり野菜の旨みを心地良く楽しむことができる一品。以前に出たものとの違いはよく解りませんが間違いなく満足できる美味しさとなっています。



札幌すすきの味噌ラーメン専門店 けやき1



札幌すすきの味噌ラーメン専門店 けやき2



札幌すすきの味噌ラーメン専門店 けやき3









○ 「太麺 デカ王 2.0 シャキシャキもやし味噌」(日清)


 美味しさに加えて通常サイズの2倍の量があるのでお腹が大満足することでお馴染みとなっているデカ王2.0。とうとうデカ王にも太麺バージョンが登場しました。

 沸騰太めん宣言ということで数々と太麺に生まれ変わっていますが、ここまで食べごたえのあるものはないでしょう。今回はシャキシャキもやし味噌とともに楽しみます。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて麺を軽くほぐしてから粉末スープと液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。味噌とモヤシの混ざったとても良い香りがしてきました。

 早速、スープを一口いただきます。脂っこくないので口当たりはスッキリとしており、味噌の風味が口の中に広がってくるといった感じでモヤシの出汁も効いています。

 具はモヤシ、ニンジン、長ネギの3種類となっており、特にモヤシとニンジンはレトルト具材ということでシャキっとした食感と本物の味わいというのを楽しめます。

 麺はノーマルタイプの太麺ということで喉ごしの良さとモチモチとした食感を楽しむことができ、通常の2倍のボリュームということでお腹もしっかりと満足できます。

 麺の美味しさを楽しめる太麺と味噌の風味の良さに加えてモヤシの食感を心ゆくまで堪能できるような一品。量は多くても最後の一本まで美味しくいただけました。



太麺 デカ王 2.0 シャキシャキもやし1



太麺 デカ王 2.0 シャキシャキもやし2



太麺 デカ王 2.0 シャキシャキもやし3









○ 「男の一杯 焦がし風 味噌らーめん」(サンヨー食品)


 これぞ男の一杯と思えるくらいのインパクトのある味わいでお馴染みとなっている男の一杯シリーズから風味を楽しめそうな焦がし味噌らーめんの登場です。

 男なら心焦がして心意気をみせてみそ!といったことが書いてありました。ダジャレが入っている時点で男気が下がりましたが重要なのは味わいがどんな感じなのかです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて調味油を入れてよくかき混ぜれば完成。3分経っても麺が結構固まっているのに男らしさを感じ焦げた味噌の風味に食欲をそそられました。

 早速、スープを一口いただきます。芳醇な味噌の味わいとともに焦がし風味が口一杯に広がり、唐辛子が効いているのでピリッとした辛さも楽しめるといった感じです。

 具は豚肉、メンマ、コーン、長ネギの4種類。豚肉はメーカー一押しの焼きポークダイスとなっているので肉の旨みと香ばしさを楽しめ、コーンの甘さは味噌に合います。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっていますが、太めなので喉ごしの良さとモチモチ感を楽しむことができ、お腹も満足するくらいのボリューム感もありますね。

 女子供には解ることのない焦げた味噌と辛さを楽しめる濃厚スープが印象的な一品。麺にスープに具材といった全てにおいて男らしさを演出している一杯となっています。



男の一杯 焦がし風 味噌らーめん1



男の一杯 焦がし風 味噌らーめん2



男の一杯 焦がし風 味噌らーめん3










○ 「北海道味物語 石狩鍋風味噌ラーメン」(エースコック)


 あさひやま動物園基金応援商品として売り上げの一部が旭山動物園に寄附されるというカップ麺なのですが、今回は石狩鍋風味噌ラーメンが仲間に加わりました。

 北海道の動物園を応援するということで、北海道らしさをアピールしているシリーズとなっています。北海道の鍋の代表の一つである石狩鍋の美味しさを楽しめそうです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けてよくかき混ぜれば完成。うっすらとした味噌の風味とともに石狩鍋らしいシャケの香りが漂ってきて食欲をそそられるといった感じです。

 早速、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりで薄めの味付けとなっていますが味噌の風味はしっかりと楽しめ、シャケの出汁も効いていて美味しいです。

 具はシャケ、豆腐、キャベツ、長ネギの4種類となっており、シャケはほぐし身で小さいのですが風味を楽しむことができ、豆腐はとろけるような舌触りが良いですね。

 麺はスナック麺タイプとなっており、このタイプらしく柔らかめとなっていますがスープが染みているような美味しさとなっており、最後まで飽きずにいただけます。

 シャケの風味と豆腐の柔らかさ、そしてキャベツのシャキシャキ感と味噌の風味まで楽しめるような一品。カップの底にたまっているシャケが最後のひと味です。



北海道味物語 石狩鍋風味噌ラーメン1



北海道味物語 石狩鍋風味噌ラーメン2



北海道味物語 石狩鍋風味噌ラーメン3









○ 「本気盛 優勝 茨木きんせい ピリ辛焦がし風味噌」(マルちゃん)


 Yahoo!JAPAN第2回最強の次世代ラーメン決定戦!で優勝となった茨木きんせいピリ辛焦がし風味噌が本気盛シリーズでカップ麺となりました。

 焦がし感が新しい、煮干粉、唐辛子を利かせた濃厚で香ばしい味噌ラーメンといったことが書いてあります。味噌の新しい味わいとはどんな感じなのかとても楽しみです。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて特製スープを入れてよくかき混ぜれば完成。焦がし風味噌ということで味噌の焦げたような香りが漂ってきて食欲をそそられる感じです。

 早速、スープを一口いただきます。予想以上にサッパリとした口当たりで焦がし味噌の風味が口一杯に広がってくるとともにピリッとした絶妙な辛さが心地良いですね。

 具は豚肉、鶏挽肉、メンマ、長ネギの4種類となっており、なんと言っても肉が2種類入っているのが嬉しいです。豚と鶏の味わいが焦がし味噌とよく合う美味しさです。

 麺はノーマルタイプとスナック麺タイプを足して2で割ったような感じとなっているのですが、コシの強さはまあまあなので喉ごしの良さとスープとの絡みを楽しめます。

 焦がし味噌の風味と濃厚なのにサッパリと飲めるスープがとても印象的な一品。焦がし味噌ということで少し癖があるのかと思いましたが、さすが優勝しただけの味です。



本気盛 優勝 茨木きんせい1



本気盛 優勝 茨木きんせい2



本気盛 優勝 茨木きんせい3










○ 「大黒のご当地太麺系 札幌みそ」(大黒)


 各メーカーが太麺傾向となっている中、大黒も負けてはいられないといった感じが伝わってくるシリーズの大黒のご当地太麺系から札幌みそが登場しました。

 にんにくと生姜を合わせた赤味噌仕立てのスープと太麺のコラボを楽しめるということで、まさに札幌味噌ラーメンの特徴をしっかりと取り入れたものとなっています。

 お湯を入れて4分、液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。鼻を近づけると味噌の甘酸っぱい香りがわかるとともに太くてちぢれた麺が目の前に現れました。

 早速、スープを一口いただきます。スッキリとした口当たりでかなり甘めの味噌の味わいとなっており、書いてあるほどにんにくと生姜の風味は伝わってこない感じです。

 具はキャベツ、ニンジン、コーン、長ネギの4種類となっており、キャベツは意外とボリュームがあるとともにしっかりとした歯応えというのを楽しむことができます。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺となっており、滑らかな舌触りとモチモチとした食感を楽しむことができ、太めの感じが味噌スープとピッタリといったところです。

 甘めの味噌スープと太麺の相性の良さを楽しめるような一品。札幌味噌ラーメンとは少し離れているような感じがしますが、これはこれで良い味わいとなっています。



大黒のご当地太麺系 札幌みそ1



大黒のご当地太麺系 札幌みそ2



大黒のご当地太麺系 札幌みそ3









○ 「札幌の有名店シリーズ 麺処白樺山荘 みそらーめん」(とかち麺工房)


 以前に北の名店シリーズで登場した麺処白樺山荘のみそらーめんなのですが、札幌の有名店シリーズになっても再び登場しました。それだけ欠かせない存在なのでしょう。

 札幌のラーメンといえば味噌ラーメンと言われる中で味噌ラーメンを引っさげて有名になるのは至難の業です。それだけにその味わいというのは本物以上なのでしょう。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて特製スープを入れてよくかき混ぜてからレトルト具材を載せて最後に焼き海苔を添えれば完成。味噌と具材の混ざった香りがしてきました。

 早速、スープを一口いただきます。ラードがタップリ入っているのでコッテリとした口当たりとなっており、熱々でピリッと辛いのですが濃厚で味噌の風味を楽しめます。

 具はチャーシュー、挽肉、メンマ、キクラゲ、モヤシ、ゴマ、長ネギの7種類となっており、チャーシューと挽肉はレトルト具材なので本格的な味わいとなっています。

 麺は氷結乾燥ノンフライ麺となっており、滑らかな舌触りを楽しむことができるとともに柔らかめなのですが味噌の風味が染みこんでいるような味わいを堪能できます。

 ピリ辛に加えて熱々でコッテリとしたスープを最後の一滴まで美味しくいただくことができる一品。数多くある札幌のラーメン店の中で有名になるのがよく解ります。



札幌の有名店シリーズ 麺処白樺山荘1



札幌の有名店シリーズ 麺処白樺山荘2



札幌の有名店シリーズ 麺処白樺山荘3








○ 「十勝 太麺 みそラーメン」(とかち麺工房)


 麺は北海道産小麦100%使用してスープは北海道醸造みそを使って北海道の十勝にあるメーカーが北海道の工場で造ったカップ麺の登場。十勝太麺みそラーメンです。

 氷結乾燥といった独自の製法で造られている麺も太麺の流れには逆らえないといったところでしょうが、北海道産へのこだわりを変えなかったというのが嬉しいですね。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて特製スープを入れてよくかき混ぜれば完成。甘酸っぱくて本格的な味噌の風味が漂ってくるとともにコシが強そうな太麺が現れました。

 早速、スープを一口いただきます。ラードの風味と一緒に味噌の風味が口一杯に広がってくる感じで、甘酸っぱい香りから想像できないくらいのマイルドな味わいです。

 具はチャーシュー、メンマ、長ネギの3種類となっており、チャーシューは薄味なのですが噛むほどに味わい深く、メンマは本格的な旨みと食感を楽しむことができます。

 麺は氷結乾燥ノンフライ麺となっており、これまでの倍はあるくらいの太さということでかなりのコシの強さを楽しむことができ、味噌の風味もしっかりと絡んでいます。

 本格的な味噌の風味とコクのあるスープと一緒にいただく太麺がとても心に残るような一品。その食べごたえは他ではなかなか体験できないくらいのものとなっています。



十勝 太麺 みそラーメン1



十勝 太麺 みそラーメン2



十勝 太麺 みそラーメン3









○ 「名店仕込み 山頭火 まろやか辛味噌」(日清)


 数多くの人気ラーメン店の中でも名店の味わいを手軽に楽しむことができるということでお馴染みとなっている日清の名店仕込みから山頭火まろやか辛味噌の登場です。

 名店仕込みとなって10周年ということで今までとは違った豚骨ベースの辛味噌スープを楽しめるとのことです。まろやかで辛すぎない真心の味とはどんな感じなのか。

 お湯を入れて4分、蓋を開けて特製香味油を入れてよくかき混ぜれば完成。豚骨のまろやかさと味噌の芳醇さが混ざったような香りが漂ってきて食欲をそそられました。

 早速、スープを一口いただきます。口に含んだ瞬間に味噌とニンニクの風味が広がってくる感じで豚骨スープの味わいもしっかりと楽しむことができ、辛さも絶妙です。

 具はチャーシュー、メンマ、キクラゲ、長ネギの4種類となっており、チャーシューは刻んであって小さいのですが味わいは本格的でキクラゲは食感がとても良いです。

 麺はノーマルタイプで味噌スープによく合うちぢれ麺となっており、まあまあのコシの強さを楽しむことができるとともにスープがしっかりと絡むので美味しいですね。

 豚骨と味噌の風味に加えて後に引かないまろやかな辛さが心に残るような一品。豚骨スープに合わせた味噌の量も絶妙となっているのでとても美味しくいただけました。



名店仕込み 山頭火 まろやか辛味噌1



名店仕込み 山頭火 まろやか辛味噌2



名店仕込み 山頭火 まろやか辛味噌3









○ 「凄麺 スタミナ 辛味噌」(ヤマダイ)


 本格的なスープや具材と麺でお馴染みとなっている凄麺シリーズ。そのシリーズからクセになる旨さと辛さをウリにしたスタミナ辛味噌の登場です。

 勢いのある炎が飛び出てきそうなカップのデザインとなっており、その雰囲気からしても辛そうだなということが第一印象です。その辛さはどのくらいなのか楽しみです。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて麺をよくほぐしてから液体スープと調味油を入れてよくかき混ぜれば完成。ニンニクとラー油の混ざった食欲をそそる香りがしてきました。

 早速、スープを一口いただきます。思ったよりもスッキリとした口当たりとなっており、甘酸っぱい味噌の味わいとニンニクの風味に加えてラー油の辛さも楽しめます。

 具は牛肉、ニンニク、ニラの3種類。牛肉は本格的な風味となっており、ニンニクは大きいのでしっかりと味を楽しむことができ、ニラも風味と歯応えが良い感じです。

 麺はノンフライのややちぢれ麺となっており、味噌ラーメンによく合うガッチリと角張っています。コシの強さも満足するレベルとなっているのでとても美味しいですね。

 具材とスープの本格的な風味の良さと麺の食感の合わせ技を心地良く楽しむことができる一品。額から汗がにじむくらいの辛さとなっており暑い夏にお薦めの一杯です。



凄麺 スタミナ 辛味噌1



凄麺 スタミナ 辛味噌2



凄麺 スタミナ 辛味噌3







































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