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2016.10.15
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カテゴリ: 音楽




それは、長野・松本市で開かれた「サイトウ・キネン音楽祭」改め「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」音楽祭での一コマ。小澤征爾は指揮台に上がらず、家族と共に客席にすわりステージを見守る。その中でコンサートが行われていく。この日80歳を迎えた小澤征爾に、ステージから音楽のバースデー・プレゼントを贈るという粋な趣向だ。

そんなクラシック・コンサートのステージに、ジェームス・テイラーがバンドと共に現れ、「シャワー・ザ・ピープル」を歌ったのだ。しかも、妻と息子もステージに上げて(上掲写真)。「小澤さんと家族ぐるみで親交のあるジェームス・テイラーさんが、この日のためにわざわざアメリカから松本に駆けつけました。・・・・」と番組ナレーション。確かに来日公演は一切なかった。あったら行ってるよな、などと思いながら驚きを持って画面を凝視した。
小澤のエッセイや自伝などを読んできたが、ジェームス・テイラーにはまったく触れられていなかったので、親しい関係にあったというのを初めて知った。

小澤がかつて音楽監督をしていた「タングルウッド音楽祭」でジェームス・テイラーと出会い、以来つきあいが続いているのだと言う。タングルウッド音楽祭は、クラシックだけでなくミュージカル、ジャズ、ポップスなどの様々なジャンルのコンサートが行われる音楽祭なのだ。う~ん、行ってみたくなった。ジェームス・テイラーはその音楽祭のステージで、「シャワー・ザ・ピープル」を歌ったのだろう。

「シャワー・ザ・ピープル」っていい曲だよね。私にとっては、「ユーヴ・ガッタ・フレンド」や「ファイアー・アンド・レイン」よりも好きな曲だ。
 ♪君の愛を 愛する人たちに降り注ごう   君の気持ちを伝えよう
   きっとうまくいくよ   君が強く望むなら   誰の人生だって雨は降るっていうよ         雨が降ったっていいんだよ   雨よ降れ   そうしたら愛の光が差してくるんだ
       まずは 愛する人たちに愛を降り注ぐことから始めよう

ジェームス・テイラーから小澤征爾へのメッセージとも受け取れるし、小澤征爾がこれまで音楽家に接するときに貫いてきたモットーのようにも思える。
演奏が終わり、小澤征爾が客席から立ち上がって涙顔で拍手を贈る姿も印象深かった。当時の様々な思い出がよみがえり、感極まったのだろう。

「シャワー・ザ・ピープル」が発表されたのは、40年前の1976年。ラブ&ピース時代の只中で生まれた曲だ。この歌のメッセージは今も力を持っているのだろうか・・・・・そう信じたいな。

最後に一句。  「  生き生きて    愛降り注ぐ    秋高し  」 





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最終更新日  2016.10.15 17:14:41
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