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2017.07.01
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カテゴリ: 音楽



8歳でカルロス・サンタナと共演し、14歳でゲイリー・バートンに見出されてジャズ・ギタリストとしてデビューという早熟さ。そして29歳にして世界のギタリストから尊敬されているという。

このギタリストの神髄を探ろうとCDを3枚購入。
聴いてみると、そのギター・テクニックの卓越さより1枚1枚の色合いの違いにまず驚かされた。

2014年に発表した「WORLD'S FAIR」は、全編アコースティックギターの1人インストゥルメンタル。ジャズというより、フォーク、クラシック、ブルーグラス。アメリカの大地の草の香りが漂っている。「GARDENS」というポップなメロディーを持つ曲がいい。

2016年の「ARKLIGHT」は、ベース、ドラムとのトリオによるジャズだ。しかし彼のギターは、お気に入りのテレキャスター。時にロック、時にブルージーに奏でられる。「WORLD'S FAIR」でも演奏していた「RYLAND」がカバーされているが、ジェフ・ベック張りのロッカ・バラードに仕上がっていて魅力的だ。

今年発表された「MOUNT  ROYAL」は、カントリー・シンガー=クリス・エルドリッジとの共演アルバムで、文字通りカントリー・ミュージックのオン・パレード。クリスの唄入りの曲まである。ジュリアンのギターは1939年製のマーチン。伴奏楽器でなくインスト楽器としてのマーチンをこれだけのボリューム感で聴いたのは初めてかもしれない。マーチンの繊細な音を生かした「GOLDACRE」に引き付けられた。

こうして3枚の特徴を見てもわかる通り、ジュリアン・ラージの多岐にわたる音楽性に度肝を抜かされる。
様々なジャンルの音楽をギターという楽器を通じて研究を続ける求道者のようだ。ある意味ライ・クーダーに似たところがある。



こんなギタリスト、これまでにいなかったよね。一人独自の道を歩むギタリスト=ジュリアン・ラージにこれからも注目していきたい。

最後に一句。  「  ジュリアンの   ギターが起こす   青嵐  」





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最終更新日  2017.07.01 10:16:35
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