ユーロスターでミラノへ

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ototo black Nice→Genova経由→ミラノへ列車の旅 ototo black
ニース駅からジェノバまでは、 海岸沿いを走るので眺めがいい窓側の席に陣取る 。時期的にまだハイシーズンではないので、空いている。あ~気楽な旅だな~、のんびりしてて最高ですわ。と思ったのも束の間、ヴァンテミリア近くの駅から乗ってきたイタリアンガイが気さくに話しかけてくる。お互いの共通言語が英語しかなく、私も彼も勉強中ということで、通じにくい・・・。もう1人同じコンパートメントに座っていたビジネスマンらしきオジサンに通訳してもらう。彼はジェノバで乗り換えて、トリノまで帰るところだという。トリノ市内にあるバーで働いているらしい。友達のウチに遊びに行った帰りなんだってさ。日本のことをちょこっと話しただけなのに、瞳をキラキラ輝かせながら色んな質問をしてくる。車内販売のレモネードをごちそうになる。

ototo black 用心すぎた?私 ototo black
スリが多い・危険と日本のあらゆる情報で脅されていたせいか、ワタシ的にはちょいとコワかった。それにイタリア人は目を見たら口説くって言うでしょ(笑)、ヘンなお誘いでも受けたら面倒だなァ(自意識過剰もいい加減にしたいものです)なんて思いつつも、GENOVAまでアッという間に時間が過ぎてしまった。記念に日本のコインが欲しいという。用心しながら財布から、100円・10円・5円を渡す。彼はお返しにとミケランジェロのCD-ROMをくれた。手の甲にチュッ、と挨拶をして。
GENOVA駅のホームで、見えなくなるまで見送ってくれた彼。あーイイヤツじゃーん。名前すら聞いてないけど、ハートがほんのちょこっとだけ暖かくなった思い出です。

ototo black インターシティに乗って約4時間 ototo black
途中危険もかえりみず爆睡してしまいましたが荷物は無事。まー大した物入ってなさそうだしね。それに、 ワイヤーロックで網棚と荷物を結んでおいた から安心なの。それに日本と違って現金を出来る限り持たずにカードで済ませる。貴重品は分散して持つ。結構、こういう細かい配慮が今まで何も盗まれたことがない原因なんだな~。いえいえ、運がたまたま良かっただけ。でも盗んでもいいハートにまで鍵がかかっちゃってるかもしんない。・・・笑えない。

ototo black ミラノチェントラーレ(中央)駅 ototo black
広~い!天井も高~くて気持ちがいい。広いから、多少吸い殻とかゴミが落ちていてもあまり気にならない。何列にも並んだミラノのホームは、旅情を思いっきり掻き立ててくれます。外観も彫刻が見事。駅にこんなに感動したこと自体生まれて初めての経験かもしんない。駅を出ると、お腹が空いてきたので、駅の近くにあるテラスつきのマクドナルドに入る。なぜそこにしたかっていうと、大きいシーザーズサラダがあったから。水々しくて美味。さすがイタリア。 マクドナルドもリストランテ化 してる。

ototo black Hotel Virilio ototo black
ミラノ中央駅から徒歩5分にある二つ星のエコノミーホテル。帰りの便が早朝なことや、翌日列車でヴェニスまで行くことを考えてここにしました。ネットサーフィン中に偶然訪れたサイト(英文)で見つけました。つくづくインターネットはすごいと思わざるをえません。世界の情報も瞬時に見られるんですから。経済性重視の私は、シェアードバスルーム(withoutBATH)を当然のごとくセレクトしてオンライン予約完了。まー安いのの究極でユースホステルっていうテもありますが、便利な場所にあり、ある程度の安全が確保できて、っていうのであればそうするかもしれません。ドミトリー経験もしてみたいです。もうそういう若さじゃないかな??いずれにせよ、ミラノは交通利便性を最重要に考えての判断です。  →  「Hotel Virilio」 へジャンプ

ototo black ドゥオーモ、ありがとう ototo black
地下鉄に乗ってドゥオーモ広場へ。DUOMO駅を降りるとどーんとその荘厳な姿が目に入る。こういう広場を中心とした街の造りって精神的にすごくいいと思った。 この広場こそが癒しである 。ほんと、拝むべきドゥオーモです。土地の狭い東京じゃーありえないですよね。東京はそれはそれで素晴らしいんだけどね。ドウォーモよりガッレリアを歩き、ヴィットリオ・エマヌエーレ通りそしてモンテナポレオーネ通りを歩いてみる。イタリアンブランドここに極まれりといったところ。どこもウィンドウ・ディスプレイの素敵なことといったら!D&Gでとても気に入ったブルゾンを試着。断念。モーダを着こなすには足らないワタシ。

ototo black Hotel Virilio ototo blackディナーはもちろんパスタでしょう。でも、なんだかアルデンテじゃない。少しばかり茹で過ぎの感がある。やっぱりお店をチェックしてから行けば良かった。そんなに食に執着はないけれど、本場にきてこれじゃー、ってカンジでした。悲しい。でも明日からベニスだからと気を取り直す。キンキンに冷えたソアベが恋しい。

「ベニスに死す、それは…」へつづく


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