9、上海

Rodyどんどん進化する上海・マイレージで行った3泊4日の旅Rody


正直言って、どうしてJALとか雑誌とかで騒いでいるのか分からない。恐らく急激に進歩してるんでしょうね。それくらい、面白味がなかった。ある意味印象的だけど。’97年のことだし(笑)、今とは随分違うと思います。だから、全くの私見での上海ということでお許しいただければ幸いです。

マイレージが40,000マイルを超えた。ハワイの往復航空券でもOKだったけれど、どうせならアジアに二度、それも「 興味はあるけど自分でお金出しては行かない場所 」にしようと。リストには、北京、韓国、上海、マニラ、グアムetc…。1つは「お金出しても行きたい場所」になってしまった韓国、もう1つはやっぱり中国!ってんで北京と迷った挙句、なぜか上海にしてしまいました。深い意味は全くありません。ただ雑誌でたまたま特集が組まれていて、ファッションと近代的な雰囲気がいい、みたいな上手いことが書いてあって、単にそれだけ・・・

上海行きのJALエコノミークラス は、私が最年少。あとは、みーーーんなおじいさん・おばあさん。戦争を知らないのは私とスッチーくらいのもん(笑)。ハッキリ言って、すごいカンジでした。今やブームになりつつあるし、今行けばまた全然違った印象を持つかもしれない。

空港からはタクシーで 南京東路 (ナンキントンルー)まで行きました。街の中心にある地味な紳士服屋の二階に私が泊った安ホテルはありました。ボロかった。。。まぁいいけどね。

外灘 (ワイタン)という運河沿いの眺めはなんかヨーロッパ風で上海ッ子のデートスポットになっているらしく、これまた地味極まりない(謝)カップルが、ロマンティックに愛を語り合っている姿が印象的でした。

東方明珠塔 という近代的なタワーが向こう岸にぴょいっと建っています。夜景はもしかしたらキレイだったかもしれない。でも行った時間が遅くて上れなかった・・・本当に要領悪いですね私も。

いつ寝てるの? っていうくらい皆働き者です。お店は夜10時過ぎまで開いていて、朝出かけてみるともう開いてる(笑)・・・パワーは感じましたね。

イトキンの工場が中国にあってプロパーでも日本の半額、と聞いていたので行ってきました、イトキンビル。何も買わず。デパートは高級な品揃えでしたがそれでも日本よりはずっと安くてずっとダサかった。当時中国の平均月給が2万円(1/10以下です、日本の)だったころですが、若い女性が10,000円のスカートとか結構買ってる。探せば中国製のもっと安いので十分センスいい服もあるだろうに。こういうことが経済成長を支えている1つなのかもしんない。

電話ボックスじゃなくて 電話家 があった。そのころケイタイを持っている人は本当に少なかったように思います。電話家は、昔の日本にあるような黒電話が単にいくつも並んでいて、お店の人にお金を払って電話をかけているのです。混雑してるの。自分ちに電話ないのかな、と思ってしまいました。

豫園(ユーユヮン) :中国ちっくなちょっとぎょうぎょうしさも残る建物&公園です。見所は結構あります。っていうか上海ってココくらいしか中国観光を満喫できる場所ってないかも?チャイナドレス着て歩いたら似合うだろうなー

路地裏の露店通り :きたないです。ニワトリはカゴに入ってバタバタしてるし、魚とかは死んでるけど樽に入ってて、くさい・・・。なんかすごく「生きる」っていうことが生々しく感じられて、ある意味見たくない世界かも。活気はありますよ、そりゃもう。。。
それに、すごいの。たくさんの工事中の建物、ガレキの山々。あっちこっちで建ててる。まだまだこれから!ってカンジですね。今行ったら違うんだろーなー

チャイナ着チャイナ :オーダーするほどでもないです。だって既製でも豊富な色・デザイン・サイズがありますから!私は1つ黒いのを持っているので、変わったデザインのものを買いました。丈が短いのとか、襟が丸いのとか。

絶品のショウロンポー :味は間違い無く世界一。日本には無い味付けです。日本のは台湾のと似た味付け。酢醤油としょうががよく合う。でもここのはうーん、具自体に味がついてて、維新號の肉まんみたいな甘みがある。そのままでも美味しい!これ以上美味しいのに出会っていません。ハッキリ言って。

マズい焼きソバ :飛び込みで入ったお店だったのですが、最悪。どこをどう料理すればこんなマズイ味に仕上がるのかが非常に不思議です。侮る無かれガイドブック。やっぱり紹介されているお店はある程度のクオリティが保たれていますから。

上海蟹 がちょうどこの季節でした。上海蟹は横浜ヘイチンローでママと食べましたが、身が多くなくてカニミソがメインです。高いお金を出して食べるほど美味しいとは思いませんでした。上海では豆腐と一緒に煮てある「蟹豆腐」を食べました・・・よくダシがきいてて納得行く味。美味美味。謝謝。

チャーリーズ :台湾のハーリーズ(哈日族)じゃないけど、勝手に命名させていただきました、自転車族。おびただしい数のチャリ通勤者たち。これぞ中国ならではの光景!リヤカー付のチャリに乗ってる若者もいました。リヤカーなんて、今日本で探すのが大変ですが、こっちじゃまだまだメジャーです。

ハングリータイガー :眠れる獅子じゃなくてハングリー精神剥き出しの虎です。言い得て妙。ぶつかっても気付かない。最初はたいそうビックリしました。わざとじゃないんです。そういう「認識がない」んでしょうね、きっと。これが直らないうちはまだ発展途上の域を越えません。

12億人のパワー :世界の5人に1人は中国人です。中国にはまだまだ無いものがいっぱいある。でも日本が忘れている何かがある。行く末はスゴイことになってると思う。日本も負けてられません。


ツァイチェン再見!


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