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2008年01月18日
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午前から昼過ぎにかけて「京都文化博物館」で「川端康成と東山魁夷」展を見たあと、遅めの昼食にそばを食べて、続いて、きょうのメインのつもりの「~アート鑑賞マニュアル~ 美の壺展」を見に、「京都高島屋」へ向かいます。

歩いて15分ほどで着きました。
(さすがにここでは写真は撮らず。。。(笑))

ここは、去年の10月に「創画会60年展-創造美術からの流れ-」を見に来ています。

それで、勝手はわかっています。

会場の入口の目の前にコイン・ロッカーがあります。

チケット窓口の人と、入口の半券もぎりの人たちに‘見張られ’ながら、ロッカーに荷物を入れました。(笑)

この展覧会を見ようと思ったのは、日本のいろいろな美術、伝統芸能の基礎がわかりやすく紹介されているのではないか、この展覧会を丁寧に見たら、知らない発見がいろいろあるのではないかということでした。
それで、ゆっくりと展示物を見られるように、ここでも「音声ガイド」を借りました。

ところが、あとでわかるのですが、この展覧会はどの展示物にも非常に丁寧な解説があるのです。
音声ガイドで言っていることも、ほとんどパネルに書いてあることと同じで、若干詳しい程度でした。。。

会場は、「古伊万里」、「アールヌーヴォーのガラス」、「魯山人の器」、「藍染め」、「掛け軸・表具」、「根付/櫛」、「切子」、「友禅」、「江戸の文様」、「唐津焼」というセクションに分かれていて、それぞれにいくつかの“鑑賞のツボ”が掲げてあります。

織部焼のセクションでは、焼き物の茶入れで蓋が象牙でできているものがあり、同様のものを去年の12月に「香雪美術館」で見て、「なぜ象牙で作るのだろう?」と思っていたのですが、「茶入れの貴重さを強調するためだ」と書いてありました。

ガラス工芸のセクションでは、エミール・ガレとドーム兄弟の作品が数点ずつ展示してあって、ガレの作品は色の融合がきれいで柄は大胆、ドーム兄弟のは作品自体が小ぶりなものが多く、柄は繊細で緻密でした。
・・・個人的には圧倒的にドーム兄弟の作品のほうが好きだなぁ。。。


会場では、同じ料理を2種類の皿に盛って、‘いい例’と‘悪い例’を紹介していましたが、なるほど‘悪い例’のほうでは、せっかくの料理の色が皿の文様と同化してしまって、まったく引き立っていないのがわかりました。
「器の中にも“間”が必要」とのことで、まさに日本画の一見無駄なスペースのように思える“余白”と共通するものがあることがわかりました。

藍染めは興味なし・・・。

個人的にいちばん興味が持てたのは、やはり「掛け軸/表具」のセクションでした。
いろいろな裂(きれ)が展示してあり、ここでも先ほどの魯山人の器と料理の組み合わせと同じように、同じ書の作品を2種類の表装で仕立てた掛け軸が並べて展示してあって、‘いい例’と‘悪い例’になっていました。
基本は料理の場合と同じで、表装はあくまで作品を引き立てる役目に徹することが大切なのはわかります。
でも、ここに並べて展示してあった2つの例を見ても、私には‘どちらもそれなりにいい’ように見えました。。。(^-^;)
・・・うちの “別誂え”の掛け軸 、作品が死んでいないか、心配になりました。。。

根付や切子は特に興味なし・・・。
切子って、「カットグラス」で、もしかして「カット」が「切る」、そして、「子」は「硝‘子’」ですか・・・?

普通の美術展とは異なるので、展示物を見て感動するものはありませんでしたが、それなりに楽しめました。
その‘証拠’(?)に、この展覧会の会場に2時間もいました。
デパートの中の展覧会で2時間もいたのは初めてです。

ただ、残念なことに、期待が1つ外れてしまいました。
会場を出て、ここでは図録を買って、会場で見たことを思い出しながら見たら、日本の伝統芸能・技術の初歩がわかると思っていたのですが、図録自体がないのです・・・。
売っているのは、NHKから出ている、テーマごとに別冊になっている単行本と、同じくテーマ別のDVDだけ。
これをそろえていたら、数万円かかります。

せっかく‘入門書’的なエッセンスをまとめたものがほしかったのに、ここでは何も買うものがなく、‘手ぶら’で会場を後にしました。

「京都文化博物館」と「京都高島屋」で、企画展だけで、併せてのんびり3時間半、鑑賞しました。
まだ1月中旬ですが、今年に入って既に展覧会を5つ見たことになります。





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最終更新日  2008年01月19日 20時01分50秒
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Re:「~アート鑑賞マニュアル~ 美の壺展」を鑑賞(01/18)  
おばど  さん
はや5つも観られたんですか。
随分精力的ですね。
川端康成も東山魁夷も魅力的な人だから、興味があります。
東山魁夷は本で観た程度で・・水に映る影が独特でした。
実物は、とっても綺麗なんでしょうね。

で、いい散財をされましたね。(^_-)-☆
(2008年01月19日 16時40分32秒)

Re[1]:「~アート鑑賞マニュアル~ 美の壺展」を鑑賞(01/18)  
Kenji07  さん

> はや5つも観られたんですか。
> 随分精力的ですね。

自分でもちょっと‘ハイペース’だな、と思っています。(^-^;)
でも、このあとがしばらく予定がなくて・・・。

> 東山魁夷は本で観た程度で・・

私も肉筆は今回初めて見ました。

> で、いい散財をされましたね。

‘いい’かどうかはわかりませんが、うちの中がものであふれているのは確かです。。。<BR><BR> (2008年01月19日 23時09分59秒)

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