ココ の ブログ

面白いブログ(3)

面白いブログ(3)

 今年の3月末でボクの自治会長の2年の任期が切れ、新しい自治会長が専任されて半年目に入った。ようやく新自治会長は雑多な業務にも慣れ忙しくしながらも、そろそろ疲れて来た頃ではないだろうか。「何か困ったことがあれば相談に乗りますヨ」と言ってはあるのだが今のところ順調に行っているようだ。それでも先日、久しぶりに集会所で衆議院議員選挙の投票立会人をしている自治会長を観て「御苦労さまです」と声をかけておいたが少ししんどそうだった。思ったより忙しく疲れる業務だとひしひしと噛みしめているように観え、高齢者(80歳)だけに周りの役員がしっかりとサポートをして上げなければならないと想った。

ラチス
境界線にとりつけた焼き杉風ラチス(隣家の庭がブラインド効果で見えにくくなった)

 お蔭で、ボクの方は会長職から解放されて仕事と趣味のガーデニングに専念でき少し落ち着きを取り戻しつつある。ガーデニングは境界線の垣根を焼き杉風のラチスで覆ったから目鼻立ちがハッキリして庭がくっきりと浮かび上がった気がする。隣家の庭もフェンス越しに丸見えだったのがラチスのブラインド効果で多少なりともプライバシーが保持出来たようだ。垣根の貝塚イブキも伐採した分、風通しが良くなった。先日、シルバーさんが剪定してくれた庭木はさっぱりとして隙間が広くなり空間が寂しくなった分、何かガーデニングの延長作業をやりたくなる気分だ。だから昨日の朝、シルバーさんが刈り過ぎて小さくなったシマトネリコを庭木の間に移植しておいた。


 シマトネリコの高木(3~4m)はボクが設計したマンションの玄関前にブラインド効果を狙ってよく植栽する木である。細かくて無数にある葉っぱの隙間を通して向こうが透けて見える常緑樹だから手入れも余り要らず洋風にも和風にもよく似合う。日本のトネリコは落葉樹で幹は堅く、野球のバットに使われているが、シマトネリコは柔らかく常緑で南方系の木だ。最近は気候が冬でも暖かくなったので南方系の樹木が関西でも多く観られるようになっている。ガーデニングの風景も次第に変わっていくだろう。但し、流行りの木を植えると流行が過ぎるとダサく見えるので慎重に選ばないと5年ほして観た場合、失望することがある。


 例えばアメリカ・ハナミズキなぞは流行り過ぎて、最近では何処にでも観られ面白くない。ボクが東京に単身赴任していた20年ほど前には関西では珍しい木だった。田園都市線で通勤していて、渋谷に入る手前の高架下にアメリカ・ハナミズキの街路樹が紅白の綺麗な花を咲かせているのを観て、是非自宅にも植えようと想ったのだった。帰省した折に早速、植木屋に頼んで紅白二本を玄関前の両サイドに植えさせた。幹の太さが15cmぐらいの4mほどの高さだったからかなりの大きさで、春になれば紅白見事な満開状態が観られるようになって道行く人々が見上げていたものだった。それは6年ほど前に処分した前の家だ。

HANAMIZUKI
前の家の紅白のアメリカ・ハナミズキ(10年ぐらい前にはよく流行った木だった)。

 他人の家になってしまってからは流行も終え、今では道行く人も見上げることもなく、向かいのボクの家からよく観えるがあの頃の華やかさはもう無い。駅前にもアメリカ・ハナミズキの街路樹が植わっているから人々は見慣れた樹木になって興味をひかなくなったのだろう。流行りの木はそういう運命を持っているから振り回されないようにしないと景色が平凡なものになってしまう。その点、昔からある樹木は慣れ過ぎているせいもあるだろうがダサく見えない。配置や刈り込み方にもよるのだろうが古い樹木でも斬新で面白いレイアウトで見違える庭にすることができる。


 楠や松や樫や槇などの常緑樹の他に百日紅(さるすべり)や桜や梅のように花の咲く落葉樹、その他には金木犀や柊南天のような香りがする樹木なぞ古くからある庭木がそうだ。竹や馬酔木(あしび)、ハイビャクシン(はい松)なども面白い。未だに根強い人気があるのは皐月や平戸つつじなんかも低木として高木の足元に蜜植させている。代わりにアベリアやボックスウッドなんかも綺麗に刈り込めばスッキリした庭になる。インターネットでガーデニングのブログが多い中、庭木のブログは案外少ないのは草花は寿命が短く季節ごとに表情を変えるのでブログにし易いからだろう。そう言えば、最近の妻はパティオ(中庭)でバラに凝っている。

サルビア
集会所の前のサルビア・ゾーン(冬はサルビアの代わりにパンジー・ゾーンとなる)。

 草花で思い出したが、今度の自治会長もガーデニングが好きで、集会所の前の両サイド夫々10mほどに冬場はパンジー、今の時期はサルビアのゾーンを作って夏場も毎日のように水やりをしていた。お蔭で集会所が綺麗に観え、散歩する人々の目の保養になっている。街を綺麗に保持するには日頃の手入れが肝心で、なかなか出来ないことをあの会長はやってくれているのだ。例の怪文書事件やブログのプリント配布事件で不逞の輩連中が暗躍した昨年や一昨年のことを思えば隔世の感がある。公権力のバックアップもあって連中が一掃された住宅団地に平和が戻った今、それでも何処かの政党のように蔭でコソコソうごめいているかも知れないが、単純ながら正義が行われれば付け入る隙が無く、人の道が正しく示され住み易くなるだろう。(つづく)



© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: