ココ の ブログ

インターネット映画(3)

インターネット映画(3)


 自宅でテレビを観ていて気に入った番組があると直ぐにCDに録画してしまう。だからCDが沢山溜まってしまう。1枚当たり4時間分も録画できるのに直ぐに一杯になってしまうのだ。どういう風なものを録画するのかと言えば内外の観光案内や寺院とか遺蹟、更には人間国宝の制作中の風景などである。短い物では10分程度のものや長いものでは1時間である。BSや地デジの液晶画面だから鮮明に映る。民放の場合はコマーシャルが入るから見苦しい点があるが取りあえず録画しておく。後で見直すつもりなのだが今のところどれも見直してはいない。CD-RWだから消して再度録画できるメリットがあるのでどんどん録画する。


NET - 7
インターネット映画(懐かしい役者だが、彼はもうこの世には居ない)。


 未だ一度も見直していないからどれも消していないのだが、要するに見直す時間が無いのだ。いづれ観る機会が訪れるだろうという読みで居るのだが今のところやりたいことが多くあり過ぎて観る間がない。多分、一種の気休めだろう。その代わり映画は録画しない。そこまでやればキリがないからだ。もし見たくなれば借りてくるか購入すれば何時でも観られるのだ。正月休みでもゴールデン・ウイークでも観なかった。テレビの前でジッと録画や映画を観ながら菓子類を食べていると不健康に肥るからしないのだ。雨が降っていなければガーデニングでもしている方が健康的で気休めにもなる。


NET - 8
インターネット映画(懐かしいインディー・ジョーンズ)。


 最近では年寄りの庭いじりに少し毛の生えた程度のガーデニングになってしまったが、それでも麦わら帽を被らないと日差しがきつい日もあって日焼けするぐらいだ。晩秋から初冬にかけてのポカポカ陽気は実に気持ちが良い。そういう時はインターネット映画なぞ観る気も起きない。天候が悪い日とか夜が向いているのだろう。それでも観れば面白い。ボクは京都(市内)で生まれ育ったから映画館が何十軒もあって小学時分から全部の映画館を観て来た。同級生と一緒に行ったりしたこともあった。帰りが遅いので母親達が心配して迎えに来たこともあった。街の子だから繁華街は平気で、映画は今で言うテレビのようなものだった。


宇宙の果て
インターネット映画(「宇宙の果て」という映画があったのだ)。


 今の子は何でも揃っていて結構なことだと想うのだが、実際はそうでもないらしい。クリエイティヴなことが出来ない環境になっているからだという。どういう意味かと言うと、何でも揃っていると素朴な遊びを知らないが故に原理的なことが分からなくなるのだそうだ。原理的というのは力学や熱力学に結びつく遊びで、ターザンごっことか冒険ごっこやナイフを使う工作なぞで、ボクなんかはサイフォンの原理をホースを使っている内に勝手に見つけたし小屋を作っていて柱と梁の力学的関係を勝手に身体で覚えたりしたものだった。何でも危険だから親や教師がさせないのだという。だから鉛筆もナイフで削れないのだ。


NET - 6
インターネット映画(自由の女神像が破壊されている・・・)。


 ところが、テレビ・ゲームが上手いからと言ってコンピュータ技術者に成れる訳でもないのだが、今年の囲碁の名人は史上最年少(井山裕太・二十歳)で、5歳頃から親に買ってもらったコンピュータ囲碁で遊んだというから案外、才能を伸ばして行く方法としてはパソコンが役立つのかも知れない。映画もパソコン(コンピュータ・グラフィクスやその他の情報)で勉強できるから凄い映画を作るかも知れない。そう想えば楽しみでもある。時代に合った遊びが一番良いのかも知れない。だから一概に原始的な遊びばかりにこだわることも無いのかも知れないとも想える。そういうボクだって年齢の割にはパソコンで遊んでいるのだからボケ防止には良いのだろう。


地球温暖化?
インターネット映画(地球温暖化?不都合な真実・・・詰らない映画だった)


 要するにボク達六十代の世代は何でも新しいものが出来る過渡期だったから(人工衛星が飛び、ガガーリンを出迎え、パソコンが普及し、様々な家電製品も普及し、テレビはブラウン管から薄型壁掛けになり、カーナビが車に普及したり)古いものと新しいものとの両方が分かるのだ。だから懐古趣味という意味でなく古いものにはそれなりに良さもあり新しいものにも新しい良さがあるのだから両方の良い面を取捨選択して生活に取り入れている。わざわざ映画館へ行かなくても自宅で映画が観られる時代が来るとは子供時分には考えたこともなかった。この先、益々科学文明が発達して便利にはなるだろう。しかし、そうなればノスタルジーが鎌首を持ち上げるのも人間社会なのだ。(つづく)




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