ココ の ブログ

活性化とは?(2)

活性化とは?(2)



 地理不案内の場所の近道を探す為には知らない道を行く事になるが、事前にグーグル・アースで調べて行くから大体の心構えが出来ている。それでも画像で納得した情報と実際の現地の情報では違って観える場合が多く、手前で新しい道に入ってしまったり通り過ぎてから気付いて戻る事も出来ない場合がある。そういう場合は、出来るだけ元の道に戻ろうと一種の勘で知らない道を走る事に成るが、道が広いからと安心して入っても行き止まりだったり一周して元の場所に戻ったりと見当違いな場合がある。だから同じミスをしない為に帰宅してから再度、グーグル・アースを見直すと、一寸した見落としを発見し、次には問題なく行けるようになる。それだけ情報量が増した訳である。看板や建物や標識など重要なサインになる。



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 冷静に考えれば広い道でも静かで空いているのは行き止まりか周遊道路になっている場合が多く、活性化していない理由が後で分かる。だからボクの住む住宅団地の1km程の幹線道路が活性化していないのは行き止まりになっているからで車の通行量は少なくて当然の事なのだ。一部では国道へ繋いでバイパスにしようとする運動が為されているのも事実だ。しかし、予算的な理由で小さな市では実現は難しく、そうでなくとも道路事情が日本一悪い奈良県の事だけに優先順位をつけて市道を県道並みにしようとするには余程強力な政治力が必要になる。地元から大物議員でも出せば実現するかも知れないが今すぐの問題解決にはならない。今は節約ムード一色の時代になっているから建設関連業界も低迷気味なのだ。



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 要するに道路事情が良くなれば車の通行量も増え便利になるから人も集まるだろうという目論見だが、今後、車社会がどのように変化して行くのか誰にも分からない社会情勢の中で、公的な移動手段としてJR列車・私鉄電車・公共バス・タクシーだけが車に乗らない人には便利な乗り物である事は間違いない。新たに市電を走らせる案なぞ夢物語である。想い起こせば、ボクが高校時代に京都の市電が車社会に圧されて廃止になると言うので、最後の市電がボクの通う高校前でお別れ会をし、ボクが花束を運転手に渡した事があった。たまたま生徒会で文化部長をしていたからそんな役割をさせられたのだろうが、照れくさかった記憶がある。この歳になってそういう純情な青年時代があったのを懐かしく想い出す。



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 老化が進み、眠った町を活性化させようと村興し運動や町のシャッター通りを何とか開店維持させようと人々は様々な努力をする。しかし、現状は笛吹けど踊らずのままで半分諦めムードが漂う。元気なのはディスカウント・ショップだけの感じである。最近は余り繁華街に出ないので分からないが、随分前に心斎橋を歩いたところ昔の優雅な老舗店が成りをひそめ新興のディスカウント店やパチンコ屋が賑わしく流行っていて、浪花の街も変わってしまったと想ったものだった。それは京都の繁華街でも同じで、高層ビルの大型店舗が河原町や四条界隈に出来ていて次第に京都らしさが消えて行くのを寂しく想った。多分、阪神大震災後の神戸も同じだろう。三ノ宮の商店街を元町方面へ散策した古き良き時代の雰囲気も無い。



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 婚約時代に神戸へデートした三ノ宮から元町へのアーケード通りにあった感じの良かった英国調インテリアの喫茶店も、震災後に役所に用事があって出かけた折、ついでに探したが分からなかった。市役所前のトア・ロードにあったアメリカ西部風のレストランも無くなっていた。人通りも賑わいを感じさせる程のものでもなく、すっかり様変わりした街を、京都・大阪・神戸と歩いてみて、これも時代のせいかなと想ったりもするが、一番大きな原因は経済の落ち込みである。それが東京一極集中のせいで、今後も益々そういう傾向は拍車を掛けて進むのではないだろうか。それを単純に活性化させると言っても難しい。要するに必要なものなら必ず存在し、そうでないものは消えて行くのが経済原則なのだ。



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 しかし、経済とは人間が作り出したシステムなのだから原則論だけでは成り立たないのも事実だ。バブルという現象は昔からあって、かつて紅茶がそうだった時代、インドのボンベイ(今のムンバイ)からロンドンまで紅茶船(カティーサークという帆船が一番速かった)が投機筋を賑わした。オランダのチューリップの球根もバブルになった事があった。日本では土地ころがしがバブルに火をつけた。今の時代は中国貿易がそうなのだろうが、ブリック(BRIC)の絡みもあるから単独では一概に言えない。それに反してアメリカは大変で、連邦公務員(日本で言うところの国家公務員)の給与不払いが生じかねない状態である。そのあおりと東北大震災、更には福島原発のメルト・ダウンで日本はそれこそ未曾有の不況状態である。(つづく)



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