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一年目の福島原発事故(4)

一年目の福島原発事故(4)

 大体、事故が起きた場合、どのようなものでも原因者が補償するのが人の道理である。補償も出来ない能力しか無い体制で事業を行うのは間違っている。今回の福島原発事故で補償した金額は万分の一にも満たない。東電の全資産を合算しても10%程度でしか成らないからだ。海外の保険会社も東電に対して今年から手を引いたそうだ。そのニュースを一カ月ほど前に聴いて当然だと想った。みすみす損をするのが分かっている事業に誰も金は出さない。では誰が補償するのか。当然、国家がするしかない。しかし、国家には金が無い。だから復興税という予算が設けられた。更に乗じて消費税を上げると言いだした。火事場ドロボーのような連中である。自分達が別途に使う特別会計の無駄を棚に上げておいて国民から新税法案で金を集めようとする魂胆だ。解散を臭わされた野党は、勝てるかどうか分からないものの今よりは少しはマシに想え解散風に乗ろうとしている。

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 その為の与党の提出する新税法案への賛成で与野党の党首二人が公然の秘密の形で密会したりする。そういう田舎芝居を国民は覚めた目でしか観ない。与党も野党も無能で無策なのは原発事故そのものの対処の仕方が分からず烏合の衆で騒いでいるだけだからである。国民の為とか国家の為と口では言うが、本当の処、国民の噂が静まるのを待っているだけである。日本人は時間が経つと簡単に忘れたり美化してしまう性分だから時間稼ぎをしているのである。例えば、先の大戦が敗戦(無条件降伏)だったのを終戦と称して国民を騙して来た。そしてそれが事実、国民も終戦と言う事で心の痛手や屈辱感を和らげる事が出来たと想ったのか誰も反省せず忘れようと努めた。福島原発事故も歳月が経てば除染という訳の分からない行為で騙せると踏んでいるのだろう。ボクは絶対に騙されないが、大方の人々は除染で放射線は無く成ると信じて居る。否、信じたいのだろう。

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 非科学的な心情論で放射能による病気なぞ成らないとするなら、こんな有難い話は無いが、そう信じるなら、もう宗教論でしか無い。日本教という誤魔化し教団が信者を騙し、次世代では昔話で済まそうとするのだろうか。馬鹿馬鹿しいがそれが我が日本の姿なのかも知れない。天皇家という国民の頂点を操る事で国民を靡かせ政府の思惑通りに運ぶ手法は明治以来、延々と続けられて来た何時か来た道である。天皇陛下が言った言葉は有難く承りそのまま信じる。信じるのは勝手だが、信じない人々を村八分にするような風潮をマスコミが煽ったとするならヒトラー率いるナチスと何等変わらない。アメリカのCIAに依る情報操作でアメリカ国民が洗脳され、アルカイダや中東の人々をテロリストと見做してしまう空気が怖い。大日本帝国陸軍参謀本部が喧伝した情報や指令で多くの善良な市民が逮捕され拷問され投獄された暗い歴史が蘇って来る不安を感じる。

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 皇室が時の権力者に又もや利用され日本が暗くて危険な道を辿る危険性が感じられて恐ろしくなって来る。皇室を敬う国民が洗脳されたように行動する様は北朝鮮のマスゲームを観る想いがする。それで国民は幸せなのだろうか。同じ行動を取らなければ浮き上がってしまう風評が怖い。似非皇室ファンが追っかけをすれば釣らされて一緒に追っかけをする連中が得意そうにテレビで語る。「◎◎さまは、今日はお健やかな表情をなさっていて幸せです」と言えば人々は微笑み「◎◎さまの、ご苦労をなさっている暗い顔を観ると哀しくなってしまいます」とでも言おうものなら涙ぐんで頷くのだ。芸能人じゃあるまいにファンは贔屓の引き倒しをしている事に気が付かないのだろうか。昔から皇室とNHKの批判はタブーとして来たマスコミは黙して語らず、高句麗出身の皇室を褒め称えるのは韓国人だけかも知れない。日本のファンは日本古来の純粋民族であったとする。

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 元々、日本民族は、モンゴロイドの末裔である。人類の源流はアフリカの黒色人種に起源を見出し、それが白色人種と黄色人種とに分化し世界へ散って行ったとされる。モンゴロイドは黄色人種の中の一種で、全世界に分布し南は南米のチリにまで存在するのだ。日本で言えば、縄文時代や弥生時代という一万年余りの歴史があり、それもモンゴロイドの末裔である。日本民族独自の純粋民族というものは突然生まれた訳では無い。後年になって朝鮮半島から渡って来た人々も文化の違いこそあれ同族種であった訳だ。北や南や西からの様々な経路を経て極東の絶海の孤島に来た人々は数千年、否、数万年掛けて融合し合って出来上がって行ったと観るのが自然な人類学の定説である。だから我々は同根のモンゴロイド種の末裔である以上、民族間の対立なぞ枝葉末節の事に過ぎないのに現実社会は対立と区別と差別の混在した複雑な社会になってしまっている。

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 残念ながらそれが人類の歴史であり、ヨーロッパでもアジアでも同じ事が延々と繰り返されて来た。未来的にはSF的に宇宙人との対立が描かれているが、それは飽くまでもSFでしか無く人類と同種である生き物なのか全く違う種なのかさえ分かっていない未知なる存在である。UFOでさえその存在を疑う報道が未だ存在する。自分の眼で観て居ない人には信じられないだろうが、実際に体験すれば簡単に信じられる科学的事実である。膨大な数の目撃証言や写真があるものの、未だ科学的には証明されていないから未知なる存在なのだが、時期が来れば明らかになるだろう。その時期が何時なのか言うだけの資料を持ち合わせて居ないが、かつて青年時代に京都で巨大なUFOを目撃したボクには近い将来であろうと信じられる。ひょっとすると今回の福島原発事故の処理方法が今の原始的な遣り方では無く、もっと科学的な方法が彼等から得られるかも知れないという希望すら持っている。(つづく)

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