自然療法センター

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緑茶で皮膚がん予防


グリーンティー(緑茶、日本茶)を1日に4杯以上飲むと、皮膚ガンを予防する効果がある--。米国の研究者が、これまでに発表された文献をまとめ、雑誌「米皮膚学会誌」(Archives of Dermatology)最近号で報告した。

 報告したのは、ケース・ウエスタン・リザーブ大学のサントシュ・カティヤー氏。グリーンティーには抗酸化物質(antioxidant)が豊富に含まれるため、皮膚ガンを予防する働きを持つことが、マウスを用いた実験で明らかにされている。人間に対しても同様の働きを持つと考えられている。

 また、グリーンティーには、「エピガロカテキン・ギャレイト」(epigallocatechin gallate=EGCG)と呼ばれるポリフェノールの一種が含まれていて、これが腫瘍細胞を殺すとする研究発表もある。ガン化した細胞に酸素や栄養分を送り込む血管の形成を、ポリフェノールが阻害するからだ。

 カティヤー氏は、「これまでに出された疫学的研究と動物実験の結果を総合してみると、1日にグリーンティーを4杯から5杯飲めば、皮膚ガンの予防に役立つと言える。私自身、グリーンティーを1日少なくとも2杯飲んでいるが、これでも予防になると思っている。しかし期待できるのはあくまでも予防効果であり、治療効果ではない」と述べている。

 グリーンティーは、紅茶と同じツバキ科の植物から作られるお茶だが、発酵させて作る紅茶と違い、葉やツボミを収穫した直後にスチーム乾燥させる。そのため大量のポリフェノールがそのまま残っている。

マウスに紫外線を当てる実験では、グリーンティーを与えるか、皮膚にEGCGを塗布しておくと、赤く腫れたり水脹れになるのを防ぎ、初期の皮膚ガンの特徴である細胞分裂が抑えられたという。

最近では、人間の皮膚を直接太陽にさらす実験も行われている。EGCGを塗っておくと、炎症を防ぎ、ガン化のマーカーとなる白血球数の増加が抑えられたとする報告もある。


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