自然療法センター

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病まない生活習慣調査 遺伝子レベルで


 高血圧や糖尿病になりやすい遺伝子を持っていても発症しないためには、どんな点に気をつけたらいいか。生活習慣病の予防を遺伝子レベルで探る、世界にも例のない調査が、この秋から福岡県久山町で始まる。九州大医学部が町の協力で実施するもので、約40年続く検診データを活用し、食生活のあり方など予防策の具体化をめざす。

 調査は、町民の半数にあたる約3500人が対象で、まず日常の食事や運動などに関する詳細なアンケートを実施。来年度から各人の血液を分析し、高血圧症や心臓病、糖尿病、がんなどの生活習慣病の関連遺伝子があるかどうかを調べ、本人や家族などの過去の臨床データと比較する。

 生活習慣病は、遺伝的な要因と食生活などの環境因子がからみあって発症するとされる。この関連性を調べ、体質に応じた予防策を探る。

 収集した遺伝子は、東京大学医科学研究所のヒトゲノム解析センターの遺伝子データベースと比較する。その際、プライバシーを守るための手法も同時に開発する。文部科学省は、3年間で約2億円を交付する。

 病気に関連する遺伝子探しはアイスランドが約28万人を対象に調査中だが、生活習慣病の関連遺伝子と環境因子のかかわりを40年余のデータをもとに調べるのは「世界で初めて」(文科省)という。



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