2013.05.15
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それにしてもどうしてオレオレ詐欺はなくならないのだろうか。これだけ有名になっているのに、それでも引っかかる人がいるのだ。
ということは、これだけ有名になっていても実際に電話がかかってきたら、引っかかる人が多いということだろう。そして、その有効な防止策がないということではないだろうか。
私はこのオレオレ詐欺の防止策は、「実際にオレオレ詐欺をお母さん、お父さんに息子や娘がやってみる」ことだと思っている。実地訓練をやるのだ。
お父さんやお母さんを引っ掛けて、実際に1000万円とか2000万円を受け取ってしまうという話ではない。
秋の火災予防週間などで実演をやって防火訓練をやっているが、あれと同じようなことをやるのだ。
つまり、誰か自分の友だちに頼んで、お父さん、お母さんに電話をしてもらい、オレオレ詐欺のトレーニングをするのだ。友だちに頼まなくても自分でやってもいいのではないか。
そのトレーニングの何処かで、試しにオレオレ詐欺の訓練をやってみたというのをハッキリさせないと、親子の仲が悪くなるかもしれないので、要注意だが。
あるいはそこまで親を騙さなくても、親子でオレオレ詐欺の寸劇をやってみるというのでもよい。離れたところから親に電話して、お金を銀行から引き出してくれと頼むわけだ。親はとぼけるとか、さも引っかかったように演技するとかいくつかの対処方法を演じればいい。
人間は一旦訓練をしておくと、それに対していままで以上にうまく立ち回れるようになるもので、この訓練は役立つと思うのだが。
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