ケロサロン

2008.05.11
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カテゴリ: ボーイズ・ラブ
発売されて、すぐに読んでいたのですが感想を書くタイミングを逃してしまいました。
本の内容も忘れてしまいそうです。(笑)
イラストの 高階佑さん は、私の中では 英田サキさんの『DEAD LOCK』のイラスト が印象的だった方です。
とっても綺麗な絵なのですが、線がとってもハッキリしていて、ちょっと好き嫌いのある絵だと思います。
今回のジャケットも迫力満点です!



 花丸文庫 2008年3月25日発行


志嶋伊月(しじまいづき) と、 矢敷隆直(やしきたかなお) は高校時代、同級生であり 恋人
それから7年経って再会するが、伊月は 無差別の爆破テロに巻き込まれ怪我を負い、記憶を失っていた
矢敷は県警の 刑事 で、記憶を失くした天涯孤独の伊月の面倒をみて、一緒に暮らすことに・・その後二人は甘い生活を送っていた。
満たされた日々に、時々感じる 得体の知れない影 ・・伊月は足元をすくわれそうな不安を感じていた。
そんなある日、伊月はリハビリの通院途中、何者かに狙われる・・。
それを救ってくれたのは、 「アイ」 と名乗る謎の男だった。
「アイ」 とは一体誰なのか?

伊月が連れ去られ、それを助けようとした矢敷が犯人に撃たれしまった・・その瞬間、過去がフラッシュバックして、伊月は 記憶を取り戻す
起爆装置に携帯用情報端末、PDAを使った通称 モバイルボム『MB』 ・・一度スイッチが入れられたら、内部に収められている起爆用プログラムを停止させない限り不爆化させるのは、ほぼ不可能という時限爆弾が仕掛けられていて、爆破されれば辺り一帯に甚大な被害を及ぼしてしまう。
記憶が戻った伊月は、迷わず『MB』の解体作業に取り掛かる・・。

何のために日本に戻って来たのか?

自分が設計した時限爆弾を解除させるため・・伊月は誰よりもシステムを知り尽くしていた。
伊月は世界的に名を知られる 反テロリスト組織・『DOLL』

両親を殺したテロリストを赦すことができなかった伊月は、大学を辞め、報復のために『DOLL』に身を寄せた。
この世に一人きりとなった伊月には、 もう失うものは何もない・・報復する手段があるのなら、どんな手を使ってもやってやる・・たとえ自らもテロリストまがいに身を落とすことになったとしても・・ と。
電子工学・化学・物理・射撃・・と、伊月はあらゆることを身につけ、 MB爆弾を開発 した。
しかし、そのDOLL製の爆弾がテロリストに流出、悪用されるという屈辱的な行為が起こる。
DOLLは、その 解除プログラム を日本の公安と取引して渡すことにした・・そのミッションに選ばれたのが伊月だったのだ。
公安(矢敷)に会いに行く途中、伊月は無差別テロを装った爆破事故に巻き込まれ記憶をなくすというハプニングに遭った。

反テロリスト組織に所属する伊月と公安の矢敷・・二人の道は繋がらない。
そんな二人を待ち受けていたプロジェクトとは・・?

もう、ビックリですよ!びっくり
スケールがデカすぎます、テロリストですよ!公安ですよ!
ちょっと、今までにない感じのBLでした。
ただ・・一つ惜しかったのは、ちょっとあり得ない終わり方でした・・。
まあ、ハッピーエンドには違いありませんが、 非現実的 すぎますよ。
BL自体が、非現実的だといえば・・そうなんですけど・・。

私の満足度★★★★☆





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最終更新日  2008.05.12 03:08:28
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