この「すずらん群生地」は、元をただせば個人の所有する私有地のようです。その所有者だった藤本義晴氏(故人)が日本スズランの自生地であるこの場所を守ってきたとのことです。観光目的ではなく、自然保護だったということですね。それに行政側も乗っかってスズランで売り出している・・・という構図が見え隠れしますが・・・・
ともかく駐車場から群生地に踏み込みます。案内に沿って行きます。
尾根に駐車場があり、群生地は谷あいにありました。一気に下って行きます。
標高1300mですから、三ッ峠の達磨石のある場所よりも高いですね。カラマツ林の向こうに見えるのは、この場所を管理する民宿すずらんの休憩所です。保護が目的だっただけに控えめな造りでいいですね。商売っ気むき出しの昇仙峡とは違います。西桂のクマガイソウの繁殖地と似たような感じですが、西桂のほうは自生ではなく移植地ですからちょっと違いますけどね。ただ、どちらも個人の信念が形になっています。
スズランの生えている部分はシラカバ林です。林の下でも日が当たり明るいです。植生も広葉樹の下は豊富です。
スズランが咲いていました。周辺にはスズランのほのかな甘い香りが漂っています。日本スズランは花が小ぶりで地味なので、見渡す限りスズランの花…なんて光景は期待できません。28日の時点では、まだ咲きはじめたばかりでした。それなのにすずらんの里祭りとかいうのを24,25日にやったらしいです。
林床にはスズラン以外にも多くの山野草があります。もっとも目についたのはこのイカリソウです。この個体はシロバナイカリソウでしょうか。
続く
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