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今日は淑徳大学の総合福祉学部の3年生の授業に事例発表者として参加させてもらいました。Y先生とヘルパー事業所のR株式会社I社長の進行で進められ,最初に患者さん4名から発表があり、その後全員によるディスカッション形式で行われました。 (熱心な授業風景)発表タイトル1.Aさん(ALS)「ヘルパーの医療ケアがなければ生存ができなかった例」体調不良により本人欠席のためI社長が代わって説明を行う2.Bさん(SMA)「難病だから病院が安全だといわれた30年」 3.Cさん(脳性まひ)「施設からでて22年二次障害もあるけどそれでも施設は嫌だと思う」 4.希望 (ALS)「ALSのような神経難病患者が、介護力や経済力がないという理由で死を選択する現実から、脱却するための暮らし方構想」 ディスカッション 学生やゲストから多くの意見が出されたが、その中で痰の吸引について学生の意見としては家族の負担を減らすために痰の吸引を行いたいという積極的な意見ばかりだったが実際に痰を吸引するには不安という意見が多かった。 そこで、医療系などの専門家の優れた技術を学びたいという意見が多かった。 近い将来に、我々重度障害者の介護を担ってくれる若手との意見交換ができる機会を提供してもらったY先生、I社長に感謝の意を表します。
2012.01.21
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吉野病院で戦友Yさんに会った。Yさんとは同病で症状も似ていて、昨年の9月に一度お会いして、その後時々メールをやりとりしている、このところ、Yさんの症状が進行し心配していました。呼吸能力が低下し常時バイパップが手放せなくなったようだ。リハビリを受けているということで、リハビリ室に向かいました。お互い話せませんので、リハビリの先生に一礼して手を握り合った。目があった瞬間こらえていましたが、泣き出してしまいました。長くいると泣き続けるので早々に退散しました。しばらく涙が止まりませんでした。強制泣きの症状が進んで涙もろくなっていますが、患者仲間に会うたびに泣いてしまいます。僕は元々患者仲間に強い親近感を抱いていますが、最近はますます強くなって生死が隣り合わせで戦っている戦友のような感覚があります。病院を後にするとき、Yさんガンバレ!共に強く生きようと心の中でつぶやきました。
2012.01.09
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明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今日、今年初めての診察に吉野病院に行ってきました。診察室に入ると、先生は必ず調子はどうですかと聞いてくれます。僕の目を見て形式ではなく、本当に心配顔で具合を正確につかもうとしてくれます。僕は話せませんので紙に書いた症状を渡します。口の中や舌をかむのでほぼ100%胃ろうから栄養をとっていますが痩せてきていますので口の中を見てくれて適切なアドバイスをくれました。いつも思いますが、信頼できる先生です、どんな質問をしても、誠実に応えてくれます。握力、血圧、体の動きを見てくれます。月に1回血液検査と肺活量検査があります。僕がこれまで診察を受けた大学病院とは対応が全く違います。治る病気ではないですけど患者が困っていることや辛いことなどに真摯に向き合おうとしていることがよくわかります。僕は今までこの病気の告知など冷たい先生が多かったので、僕にとっては吉野先生が神様にみえます。リハビリスタッフも優秀で熱心です。喉に聴診器を当てて、痰が少したまっているため、カフアシストの吐出し圧を高める方向で調整することになりました。自宅から遠いけど、出来る限り通うつもりです。
2012.01.04
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