ちょあ★ちょあ★ゴンイル

1%の奇跡

1%の奇跡


1%の奇跡


■詳細■

全26回
韓国放送・・MBC 2003年7月
出演― キム・ジョンファ カン・ドンウォン ハン・へジン



■あらすじ■

中学教師のダヒョン(キム・ジョンファ)は普通の毎日を送っていたが、
ある日地下鉄で困っていた老人を助ける。

その後、その老人の孫だというジェイン(カン・ドンウォン)が訪れる。

彼女が助けた老人は実は大財閥の会長で、
その遺書には「ダヒョンと結婚した者に遺産を相続させる」と書かれていた…



■コメント■

最終回 よかったなぁ
ってか 全体通して 親として妻として人間として、教訓がつまったステキなドラマでした

タダ(ジョンファちゃん)は中学校の国語の教師
心の底から優しい気持ちを持った女性です
それは子供の頃からそうで、友達のヒョンジン(ハン・へジンちゃん)が
義父から虐待を受けていると知るやいなや
自分のうちへ連れて帰って 「今日からうちに住んでもらうっ!!」と両親に宣言するくらい
まぁ 突然のことに唖然とするおとーさん おかーさんも
ヒョンジンをりっぱに育て 彼女は医者にまでなるんです
自分の子供3人の他に そんななりゆきで同居することになった女の子まで
わけへだてなくわが子のように愛情深く育てるなんて 
なんてりっぱなんでしょうねぇ…

タダは、電車の中で たぶんいつもとかわりなく 居合わせた見知らぬおじーさんに席を譲り
大荷物を持ったそのおじーさんを見送る最後までお世話してあげるんですが
それがとんでもなくおじーさんにとっては感動モンだったようで
それが発端で タダのこれからの人生が大きく変わるんですけど(笑)
小さな親切も 時として幸せを運ぶきっかけになるんですね~

このおじーさん 実は大きな会社の会長さんで いわゆる財閥のお方なんですが
自分の遺産を与える候補としてチェイン(ドンウォンくん)とテハという二人の孫がいるんです
二人とも性格にひとくせもふたくせもある人間で(笑)
おじーさんは「(深い感銘を受けた)タダと結婚した方に譲る」という遺言状を作成!
この発想は おもしろいですねぇ おじーさんもくせものですっ(笑)

チェインは一歩リードで、その遺言状の内容を知っていたし タダにもその目的を教えつつ
契約書付きながらもつきあいをはじめることに成功…!(笑)

一方 テハは なーんも知らされず タダの親友ヒョンジンがその相手だと思い込み近づくんですわー(笑)
でもね カンドー的なのは 途中で人違いとわかっても そこからタダに目標を替えるということをしないで 
ただひたすら 心からヒョンジンを愛し 思いやり
果てには 人間不信でタダのことしか信じていなかったヒョンジンの心の氷を溶かすことができるのです

感動しましたし 嬉しかった
主役はジョンファちゃんとドンウォンくんなんですけど 
私はこっちのカップルが幸せになったことの方が胸にしみました

ヒョンジンは ほんとに苦労した女の子でしたもん
途中 タダのうちに引き取られ 穏やかな生活は送れたでしょうが
優しくしてもらうことが嬉しくもあり たぶん心苦しい気持ちもあったでしょう
医者になる為に勉強することもお金のかかることでしょうし
その学費も タダのおにいさんと 一足先に社会に出たタダが、給料全額あててくれたようですし
実の母が泣いてヒョンジンに電話をかけてくれば 実家に顔を出さずにはいられないし
顔を出せば 義父にあざができるまで殴られる

それでも 黙って耐えて 明るく賢く懸命に生きてきたヒョンジン
彼女は幸せにならなくてはいけません

テハと出会えてよかった
彼の気持ちを受け入れてくれてうれしかった

意地悪だったテハのお母さんも ヒョンジンを嫁に迎えてから ホントに優しくなったし
赤ちゃんも出来たし
新しい優しい家族と 末永く幸せに暮らしてほしいものです…

他にも タダのおにいさんの話や チェインの妹と彼の親友の話とか
思うことや書きたいことはたくさんあるのだけど
膨大な字数になりそうなので(笑) とりあえず私が気に入ったところをピックアップして書きました

教えられることの多い作品です
特に 最終回でのおじーさんのパーティーでの言葉は胸に残ります
多くの人に 観てもらいたいドラマです


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