ちょあ★ちょあ★ゴンイル

私の頭の中の消しゴム

私の頭の中の消しゴム


■詳細■

[製 作 年] 2004年
[韓国封切] 2004年11月5日
[原 題] 私の頭の中の消しゴム 
[出 演] チョン・ウソン ソン・イェジン



■あらすじ■

工事現場で働く無愛想な大工チョルス(チョン・ウソン)とおっちょこちょいで慌て者だが純粋さが魅力の社長令嬢のスジン(ソン・イェジン)。

コンビニでの思わぬハプニングから出会った二人は、まるで運命のように愛し合い結ばれる。

夫のお弁当には、ご飯だけを2つ包んでしまったり、自分の家さえ探せずに道に迷ってしまうような可愛い妻、スジン。
チョルスはたいした事ではないと思っていたが、スジンの物忘れはますます深刻になっていく。

不安を覚え病院に訪ねたスジンは、自分が「アルツハイマー」であるという事実を知る。

肉体的な死より精神的な死が先に訪れる病。
スジンは全ての記憶を徐々に失っていく。

家族が誰なのか、自分が誰なのかすら分からなくてなっていく。
そして、スジンはチョルスすらも識別できなっていくが…。


■コメント■

最初タイトルだけきいた時 「なんつータイトルだっ(笑)」と思いましたが
観てみて、「なるほど まさに直球だ~」と!

若年性アルツハイマーに侵されるスジンと、妻である彼女を深い愛で包み込むチョルスの愛の物語

このドラマのベースは 数年前に日本でやった連続ドラマ「Pure Soul ~君が僕を忘れても~」なんですってね
・・・と言っても 私は観ていなかったんですが 設定もストーリーもほとんど一緒とか
まぁ いいドラマはリメイクされて当然というところでしょうか★

スジンは、もともと物忘れが激しかったのか それともすでに病魔に侵されていたのか
でも コンビニに買ったコーラと財布を忘れたお陰で 愛するチョルスと出会えたわけだし 思い返せば複雑ですね

スジンの職場で再会し、付き合うようになり、めでたく結婚
幸せな新婚生活って たぶん短かったんじゃないのかなぁ
スジンは 自分の家にまで帰るのが一苦労なくらい 何気ないことまで忘れていくんです
それってかなり怖いことですよね

病院でアルツハイマーって診断されるのですが 
韓国ってすぐ本人に告知しちゃうんでしょうか
家族がいるのを知っていて その家族に病院から告げるということがありませんでした
スジンもチョルスには黙っていて チョルスがおかしいと思って病院に行き、初めて妻の病名を知るんですもん
知らなければ そのままなんかいっ!

それにしても 二人の愛の深さには脱帽もんです
特に こんな過酷な状態でも スジンの父親が離婚を勧めても
ずっと傍にいると決心していたチョルス
自分のことをモト彼の名前で呼ばれても「俺はヨンミンじゃない」とは言わず、ただ静かに返事をするだけ
哀しいシーンです

・・・とまぁ 色々心に残る場面はあるのですが
ネタバレしまくりになっちゃうので この辺で(笑)

出演者については
とにっかく チョルス役のチョン・ウソンがめちゃめちゃカッコいいっ♪
あの無精ひげがたまらなくいいわぁ~
(↑無精ひげがセクシーな俳優に弱いわたし・・・(笑))
背も高くて 逆三角な体型
顔もあっさり系で
でも あえて言うなら後半のスーツ姿のチョルスより
前半の土方にーちゃんスタイルのチョルスの方がステキだなぁ(笑)
ワイルドな役でのほかの作品を観てみたいーと思った彼でした

スジン役のソン・イェジンちゃんは
前に「永遠の片想い」で、病弱な女の子の役で観ていたのですが
その印象があまりに強かったらしく
今回も 死んじゃうんじゃないかってヒヤヒヤしながら観てました(笑)
優しい顔立ちというより ちょっと不健康そうな(笑)儚げな印象をうける顔立ちなので もし元気で健康な役をやってるのを観ても 私はきっとピンとこないかも!?(笑)


年末に向けて 恋人同士や夫婦なんかで観るにはうってつけの映画だと思います
涙もろい女の子は 化粧がはがれないように注意が必要かも・・・?(笑)

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