旅行5日目

9月11日(土)

AM8:45 ホテル出発
バス移動。途中、休憩などを挟む。
PM12:00 昼食
PM13:00 都江堰着。徒歩観光。
PM16:00 武候祠着。徒歩観光。
PM17:00~ おみやげ物屋さんめぐり(民芸品、中国茶)
PM19:00 夕食(陳麻婆豆腐)
PM20:00 川劇鑑賞
茂県から成都へ移動&観光です。
朝、ホテルをバスで出発し、途中休憩を挟みつつ、ひたすらお昼まで移動。
が、今回は高地ではないので、それほど車移動もきつくはありません。
ただ、前日の体調の悪さが若干残っており、寒気が抜けないのは参りました^^;
昼食後、このツアー三つ目の世界遺産「都江堰」へ。

都江堰


紀元前3世紀、戦国時代の秦代に李氷、李二郎父子により作られた水利施設。
たびたび氾濫した岷江を外江と内江に分流させたもので、外江は長江に、内江は四川盆地に通じる。
現在も推理感慨に機能を果たしている。

正直、私の中でこのツアーのメインは終わっていたので、あまり期待をしていなかったのですが、予想以上に良かったです。
これまでは、自然の造形美に圧倒され続けてきたのですが、今回は人間のすさまじさに圧倒されました。
紀元前3世紀って言ったら、アナタ、2300年前ですよ!
そんな昔に、これほど大きな川を分断する灌漑設備を作ったわけですよ。
もちろん当時は什器なんて無いから、完全人力作業です。
古代文明の遺跡なんかを見ても思うけど、人間の力って、本当に果てしがないなと思います。



前日デジカメが昇天し、バッテリーわずかの携帯カメラでの画像なので、その雄大さがいまいちお伝えできません(><)

その後、成都へ戻り、武候祠へ。

武候祠


三国時代の蜀の諸葛亮の祠堂。
彼の主君の劉備を祀る廟や墓、蜀の臣達の像が並ぶ武将廟、分臣廟などがある。
三国志ファンには必見のスポットだろう。


その昔、三国志は途中まで読んだのですが、どんどん名前が変わっていくのに頭が混乱し、挫折したワタクシでございます。
それでも三国志の基本知識は頭に入っていたので、なかなか楽しめました。
ガイドさんによると、昔は、劉備の廟は別の所にあったのだけれども、諸葛亮の廟を詣でる人があまりにも多く、劉備の廟が寂れていたため、とある時代の君主が「君主の墓も同じように詣でられるように」と、諸葛亮の廟と同じ場所に劉備の廟を移したのだということです。
(ガイドブックには載ってないけど、本当かな?)

この後、おみやげ屋さんを数件まわりましたが、両面刺繍の置物を値切り倒したり(ちゃんと購入しました)、途中中国茶などをいただいたりと、それなりに楽しんだ後、夕食です。
夕食は有名な、「陳麻婆豆腐」。
ここに至るまで、ガイドさんの計らいで「四川省の味、麻婆豆腐」は何度か頂いていましたが、いよいよ有名店の登場です。
お店は美しく、案内された個室のテーブルの上には、それぞれ違った形(動物の形や花の形)に畳まれたナプキンが置かれ、高級店であることを伺わせます。
そしてお味ですが・・・人によるのでしょうが、やはり私は、四川独特の香辛料の強さはNGでした。
辛いだけでなく、深い味がするというのは確かなのですが、香辛料が苦手。
でも、おいしいという評判も数多く耳にするので、食べてみる価値は有ると思います。
ちなみに陳麻婆豆腐はレトルトも販売していて、日本でも売っていると言っていました。
手軽に味を試してみたい方は、試してみてはいかがでしょうか?

ちなみにこれです↓
陳麻婆豆腐の素4箱セット
陳麻婆豆腐の素4箱セット

夕食後は、川劇を鑑賞に行きました。
ツアーには予定が入っていないのですが、ガイドさんが連れて行ってくれました。
チベットショーを観た後だったので、どうかな? と思っていたのですが、これは本当に面白かったです。
人の表情や体の動き、声の出し方で、こんなにも豊かな表現が出来るんだと、夢中で観ました。
お値段はチベットショーも川劇も同じだったのですが、同じ観るならこちらが断然お勧め! というか、成都に行ったら、ぜひ観て欲しい。
野外なので、虫除けをお忘れ無く。
また、劇場ではあるものの、トイレはニーハオトイレで、しかもかなり汚かったことを付け加えておきます。

この日はそれほど激しい観光もなく、川劇に感動し、いい気分で床につきました。
いよいよ明日は帰国です。



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