◆ひなぶ~の先天性股関節脱臼

◆ひなぶ~の先天性股関節脱臼◆

  反対に曲がっていた左膝はすぐに鉄の添え木(?正式名称がわからない・・・)をして包帯で固定すると、

  1ヶ月もしないうちに治った。

  そしてすぐ先天性股関節脱臼の治療に取り掛かる。

  3月末、リーメンビューゲルという肩から吊るバンドのような物を着ける。

  ちゃんと採寸してくれる業者さんがいて、一人一人に合うように作ってくれる。

  何せまだ新生児のひなぶ~。

  出来上がってきても、少し大きいようで、

  穴を開けて合わせてもらう。

  リーメンビューゲルを着けたひなぶ~を見ると、やっぱり泣きそうになった。

  不憫。ぴったりの言葉・・・

  「今日は初めてなのでよく泣くと思います。でも外さないで頑張ってください。

  なるべく抱っこもしないで、寝かした状態にしてください。」

  先生から言われたのが、後で身に沁みる。


  すぐグズリが始まる。

  夜寝る時には一層ひどくなった・・・

  リーメンで固定され動けないから、大泣き。

  あまり泣かない赤ちゃんのひなぶ~だから、余計可哀想だった。

  その日はダンナくんとほとんど寝ないで、交代しながら、抱っこしていた。

  抱っこはしないで、と言われてもその時に私達がしてやれるのは抱っこだけだった。

  ダンナくんが寝てしまうと、私も一緒に泣いてしまった、つらい夜だった。


  でも次の日、ひなぶ~はもう泣かなくなった。

  順応性抜群☆

  リーメンを付けた格好で(カエルみたいに足が広がっている・・・)、機嫌よくしている。

  なるべく抱っこもしないようにする。

  ‘ベビーシッター’というベビーチェアを買っていたのでそれに寝かせる。

  自分が動くとユラユラとチェアが揺れるので楽しいみたい。

  このチェアには随分お世話になった。


  一番大変なのはお風呂だった。

  ひなぶ~はリーメンを付けたまま入れなければいけない。

  まだ寒い時期。脱がすのにも着せるのにも時間がかかる。

  結局リーメンが取れるまで、ベビーバスで昼間入れていた。

  リーメンを少しづつ外しながら付けながら服を脱がせ、

  洗いづらいけどチョコチョコっと洗う。

  そしてまた少しづつ外しながら付けながら服を着せる。


  私に元気をくれていたのは、湯船に浸かった時のひなぶ~の嬉しそうな顔と、

  横でお手伝いをしてくれるりく兄の優しさだった。

                          2002・8・29記



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