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以前、『ナムジャイ(思いやり)とスマートフォン』というタイトルで、「最近のタイの若者は弱者に席を譲らない」という話題を日記に書いたことがありました。
今日は、その真逆のことが起きたので、忘れないうちに書き留めておこうと思います。
ポップを幼稚園にお迎えに行った帰り、遅めの時間(3時半過ぎ)だったのでBRTは比較的混んでいました。
タイミング悪く、BRTに乗り込む直前で寝てしまったピアを抱え、ポップと2人、席はなく立ち乗りの状態。
それでも、ポップはポールに掴まり、私もなんとか壁に寄りかかれる場所をゲットできたので、比較的安定して立っていられたので途中のカーブと、立体交差のアップダウンさえ踏ん張れれば大丈夫だなーと思っていました。
そんなとき、私たちから少しはなれた場所に立っていた女性2人(タイ人)が話し合う声が耳に入りました。
「見て、小さな子供と、おチビちゃんを抱っこしたお母さんが立っているのに、誰も席を譲ろうとしないのね」
そんな風に思ってくれただけも感謝です。きっとこの方は、普段、さっと席を譲ることのできる人なんでしょうね。
そんな風に思ってたら、そのうちの1人のお姉さんが、ポップの立っていた近くに歩み寄って、席に座っていた人に言ったんです。
「すみません、申し訳ないですけど、その席をあの男の子(ポップ)に譲ってあげてくれませんか?」
ものすごく感激です。
皆さんにはできますか?
私には出来ません。
ポップが座って、「お母さーん、ぼくが○○ちゃんを抱っこするよ」と言ってくれたのにもまた感激。
私は、比較的安定してたってられたのと、多分、もうすぐ停まる次の駅で降りる人がいるだろうと思ったので、
「ありがとう、○○ちゃん寝ちゃったばっかりだし、お母さんは大丈夫だから」と周囲の人に分かるようにタイ語でポップにいいました。
案の定、次の駅で席が空いたので、そこに座ったけど、さっきの女性はポップの席の近くにとどまって、さりげなく気をつかってくれている様子がわかりました。
やっぱりタイも捨てたもんじゃない!
泣けて泣けてしょうがなかった。
降りるとき、この女性には本当はこう言いたかったです。
「最近、時代は変わったのだと思っていたけど、あなたのような人に出会えて感動しました。
子供を手助けしてくれて、本当にありがとうございました」
でも、降車するには時間も短くって、「ありがとうございました」と繰り返すだけで精一杯でした。
伝わっているといいけど。
降りてから、いまいちよく分かってなさそうなポップに、さっきの女性の行為にお母さんがどんなに感動したかを話して聞かせて、また涙。
ポップにも、「困っている人がいたら、さりげなく助けられるような人になりなさいね」
あんな風に助けてあげるのは難しいけど、自分ができる範囲で、そして感謝するのを忘れずに、私もそんな人になりたいです。
ペイフォワード、心にやさしい雨が降りました。
明日バンコクに戻りますー。 2011年12月30日 コメント(8)
ナムジャイ(思いやり)とスマートフォン 2011年07月28日 コメント(20)