ボンボン物語


はじめて
1999年8月18日、ハッピー・ハウスでの気功治療の日、初めて、ボンボンに、であった。
先生と先生を、見つめる、ボンボン

メリーボンボンは、ひどいカイセンという伝染性の皮膚病で、頭に少し残ってていたくらいでほとんど毛がぬけてしまっていたらしい。
右耳は、放浪してるとき、半分食いちぎられたらしく、痛々しいボンボンだった。勿論誰も、キャバリアとは、わからなかったの。隔離されて、治療してもらいやっと、毛がはえてきたばかり。そろそろ、みんなと、一緒にしようというころで、気功を受けたのは、下痢がひどかったから。
ケージから、でてきた、ボンボンは、びっこをひいていた。
ジーっと、大きな瞳で、先生を、みつめてた。吉井先生も、おもわず「かわいいね。メッシュがおしゃれだね。」って話かけた。
そっと、先生が、腰に気を入れた時、カクンと音がして、股関節が、はいったの。そしたら、ボンボン、普通に歩き出した!!。
あんまりひとなつこくかわいいので、まさか保護犬とは、おもわなかった。預かり犬だろうと・・・。
「ちょっと、散歩させて筋力つけたら、きっと走れるようになるよ。」と、ハッピーハウス代表の、甲斐さんに、言った時、この子が、ハッピーの保護犬とわかったの。そして、私が、もらうことになった。
普通は、すぐには、つれて帰れないんだけど、うちには、すでに、2匹来てたので、その日、吉井先生と、スタッフのO君と、私と、いっしょに、つれてかえったの。まだ、おなかなんか、毛は、はえてなくて、しっぽも、ふさふさしてなくて、スパニエルらしいけど雑種かな?なんて、思われてた。
私は、ひそかに、キャバリアだったらいいなーって思ってた。じつは、うちにいる里子は、キャバリアで、ベルンハイムっていう茶色と白の毛色なの。黒白茶のトライカラーは、めずらしい色だったから・・・。
bonbon99,99月10日、いまから思うとまだまだ、表情が、かたいですね。
ボンボンが、うちへ来て、始めてお散歩に行こうとしたら、緊張しててそのまま、こけしみたいに、こけちゃった、それだけじゃないの。寝てると、とっても、呼吸があらくなって、今にも、どうかなっちゃうかと思うくらい。体も、なにか、熱い!きっと大きなラビチャンが、こわかったんでしょうね。どこかで、野犬にかまれて、右耳半分しかないんだものね。毎日気功して、5日ほどで呼吸は、なおりました。新しい環境にきっと、緊張してたのね。先住の、ラビ、くうに、シカトされてました。この2匹は、まるで、親子のように、仲良しなんです。そこで、主人が、一計を案じ、まず、くうちゃんと、仲良しにさせようと、2匹を、近くの、武庫川に連れて行きました。そして、その次の週似、私も、一緒に、ラビ、クウ、ボンボンを連れて、武庫川に遠征。リードをはずすと、ボンボン、ラビの後を、一生懸命ずっとずっとついていってた。それ以来、ラビ、すっかり、心許して、いまでは、一緒に、食器に頭を突っ込んでも、怒らない。うちは、みんな優しいので、食べ物の取り合いの、けんかしたことないの。不思議でしょ。普
通は食べてるとき、横から、頭突っ込んだら、ウーッって言うよね。それが、言わないのよ、そのまま、あわててたべるだけ。だから、食べるのが、遅い子かわいそうなので、ごはんの、席順がきまってる
4匹ご飯
ぼん

我が家にきて、4年、今では、犬軍団の、影のリーダーになっている。すごい。
おやつのおねだりが上手で、食料調達にたけてるため、仲間の信頼をえたらしいのだ。(どこやらの、政治家みたいだが・・・。)、
けっこう、頭いい。
というのは、どうすれば、人や、仲間を思い通りに動かせるか、工夫するんだもの。
私たちは、しっかり、ボンボンにしきられている。

あさは、ベッドにきて、わんわん、(おきなさい)
今度は、キッチンでわんわん(朝ごはんはやく)
次は、ソファーでわんわん(仕事済んだら、こっちに来て、なでてよ)
という具合。すぐに言うこと聞かなかったら、また次の手を、使う。

たとえば、朝、起こすとき、はじめは、顔をこちらの口と鼻に押し付けるので、息ができない。そこで、はいはい、と、おきる。しかし、もしそれでおきなかったら、やにわにベッドからおりて離れてワンワン、めちゃ大きな声でなく。うるさいので、どんなときでも仕方なくおきざるをえない。
散歩では、「ほら、向こうから犬が来たよ。」と一番はやくみつけて、仲間にしらせる。そしたら、ラビと、ラヴ(3年前我が家にきた、アメリカンコッカー)が、わんわんとほえる。という具合だ。

ヒジカケ
ぼん、くうぺろり



© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: