気まぐれの風

気まぐれの風

読んだ本・・・


もちろん幼稚園、小学校のときにも本は読んでいたけど...。

「赤毛のアン」は学校の図書室から借りたもので単行本。
表紙がハードで約3cmの厚みがあって、しかもページは上下に分かれて小さな字で書いてあった。
それが10冊近くあったと思う。
授業の間の短い休み時間も友達そっちのけで読んでいた。
家でも食事に呼ばれるまで読んでいたっけ。。。

最近は通勤電車でしか読まなくなったけど、少し前までは通勤で読む本と寝るまでにベットで読む本と分けていた。
2つの話がごっちゃになったり、全然記憶に残らなかったりしたのでやめた。
それに最近はTVばっかり。

本は溜まる一方なのでたまに整理しようと本を見直すと気に入った好きな本は捨てられない。
結末が思い出せない本はもう一度読みたい。
面白くなくて途中で止めてしまった本は今度読めば読めるかも?
と結局何も捨てられない。

そしてせっかくだから読んだ本を記録しておこうと思ってこのページを作りました。
ジャンルも作家もさまざま。

ルポが好きだけど歴史小説も好きだし、エッセイも好き。
作家も宮城谷昌光、林真理子、岸本葉子、横山秀夫、吉村昭...好きな作家をあげていたら切りがない。
井上尚登の「T.R.Y.」もすごく読み応えあったし。。。



★マイクル・クライトン「インナー・トラヴェルズ(上)」
 この本は「トラヴェルズ」という題名と表紙のダイバーの写真に惹かれて買ってしまった。
 外国の作者の本は表現方法がとっても複雑で最近は読んでいると疲れてしまう。
 作者が医者を目指す学生の頃からのことを書いているノンフェクション。
 (上)を忘れないうちに(下)も読みたいと思っているけど、どうしても本を持つことができない。
 いつになることやら・・・( ̄‥ ̄)

★浅野裕子「1日30秒のエレガンス」
 たまに「女性らしく」「大人の女とは?」と思うことがあってこのような題名の本を購入してしまう。
 作者の年齢とギャップがあるせい?か、ちょっと違うと思う点が多い。

★林真理子「嫌いじゃないの」
 短篇のエッセーで通勤に読むにはぴったりの本だと思う。
 内容はちょっと古くなっていたけど面白く読めた。
 林真理子ははずれはなさそう!

★安藤優子「あの娘は英語がしゃべれない!」
 フジテレビのキャスター安藤優子が高校のとき留学した出来事、ホームスティファミリーのこと
 青春っていいなぁ、留学っていいなぁって思う。

★林真理子「怪談(男と女の物語はいつも怖い)」
 これは題名の通り、男と女の関係は怖いと言う短篇がいくつか入っている。
 現実っぽくホントに怖い。
 作家が女だからか、それとも女が怖いのか、この小説の怖さはすべて女。
 これをドラマ化したら結構面白いんじゃないかと思う。

★岸本葉子「それでもしたい?!結婚」
 最初に岸本葉子の本を読んだのは「私の旅はアジアから」を友達に勧められてだった。
 中国が大好きな私に岸本葉子のこの本はぴったりだった。
 しかも中国を旅したばかりだったし。
 そして今回前から気になっていたこの本を手にした。
 読んでよかったと思った。
 結婚に焦りを感じていたけど、そう簡単に見つからない。
 やっぱり婚期って人それぞれ違うんだとつくづく思った。
 これからは岸本葉子の本を私の人生バイブルとして大事に読んでいこうと思った。

★武田真弓「ファイト」
 聾唖の女の子の自叙伝。
 すごい!
 まるで捨て身で生きているような...。

★静月透子「すっぴんスチュワーデス教えてあげる!これであなたは「フライトの達人」」
 元国内線のスチュワーデスが体験した面白い話が書かれていてスラスラ読める。

★林真理子「強運な女になる」
 強運な女になりたくて選んだ本。。。うふ♪(* ̄ー ̄)v
 作者のエッセイ的なもの。
 色々な習いごとや興味を持ったことがかかれている。
 林真理子のだんなさんも良い人だなぁ。。。

★阿川佐和子「阿川佐和子のお見合い放浪記」
 この人の本に興味を持ったのはNHKでやった「お見合い放浪記」が面白かったから!
 それにしてもすごい数のお見合い。。。
 決まらない人は数多くお見合いしても決まらないんだなぁ。
 そー言えば長嶋監督も26回とかお見合いしてようやく結婚できたんじゃなかったっけ?
 あんなに偉大な人なのにやっぱり普通の人と感覚がずれているから???

★ロルフ・ハリス「動物ウソ?ホントの話」
 イギリスの夫婦が老後をフロリダで過ごそうと長年飼っていた愛犬も一緒に船で移動していた。
 そのとき何かの拍子に愛犬が海に落ちてしまって夫婦は船長に戻って犬を助けて欲しいと
 お願いしたが大きな客船で無理だと断られた。
 それでなくても冬の大西洋、とても生きていられないだろうと言われて夫婦は仕方なく諦めた。
 それから少し経って夫婦は親戚のいるイギリスに行ったとき何かの用で保健所に行った。
 なんと、そこには愛犬がいたのだ。
 それも明日薬殺される予定だった。。。
 愛犬は泳いで帰ったってこと?
 アメリカのロスで大地震があったとき動物園の動物が逃げだした。
 必死になって捕まえ作業にかかったが7割が逃げたまま。。。
 このような動物の感動的な話や驚きの話が沢山載っている本です。

★山田ズーニー「伝わる・揺さぶる!文章を書く」
 手紙の書き方や報告書、論文、メールの書き方まで載っていてためになります。

★岸本葉子「お金のいらない快適生活入門」
 大好きな岸本葉子先生の価値観でお金のいらない快適生活の仕方が書いてあります。
 人気作家なのに意外と倹約家なのねー、と驚いた。

★浅田次郎「月のしずく」
 短編集です。
 いつ読んでも、どれを読んでも、いつも涙です。
 なんで浅田次郎はこんなに心を打つ小説が書けるのでしょう...。

★岸本葉子「おしゃれ魂」
 おしゃれに関して身近なものを取り上げている。
 口紅ひとつにしても色や着きかたなどを拘っている作者はA型か?
 ふん、ふんと同感してしまうことばかり。。。

★阿川佐和子「あんな作家、こんな作家、どんな作家」
 色んな作家にインタビューしていて思ったことなどが書いてある。
 10年以上前のインタビューなのでちょっと・・・。
 でも、有名作家の隠れた面が見えて、また代表作などのできるまでなどが
 書かれているから読む価値あり。

★中村うさぎ「ダメな女と呼んでくれ」
 久々の中村うさぎの本だった。
 以前読んだ「パリのトイレでシルブプレー」を読んでから、あまりの言葉遣いの
 汚さにもう読まないと思っていたのに。。。
 人に感化されやすい私はこれを読んでいるうちに言葉遣いがうさぎ風に
 なってしまった( ̄□ ̄;)!!

★中村うさぎ「うさぎの行きあたりばったり人生」
 2冊続いて読んでしまって良いのだろうか?と思いながら・・・。
 うさぎ先生もちゃんと人生考えているんだぁー、とわかった。
 「買い物依存症」でカウンセリングを受けていたなんて!
 私も一時「デパ地下寄り道依存症」だった?こともあって、この本を読んでから
 ちょっと親しみを感じてきたよ。

★三好綾「乳がんなんてやっつけろ!!」
 作者の闘病記。
 最近「がん」になる人が増えていると聞くが、彼女は27歳で乳がんになった。
 しかも子供を生んで1年も経たないときに...。
 今や遺伝とか言ってられない時代?
 以前はちょっとでも具合が悪かったりするとすぐ病院に行っていたけど、最近は
 躊躇してしまう私。。。

★ゆうきゆう「他人のこころをつかむ心理テクニック」
 精神科医がわかりやすく書いている。
 すごく読みやすく、わかりやすかった。
 ちょっとした言葉の使い方で話す相手の心をつかむんだとわかった。
 言葉使いって難しいよねー。

★山本文緒「落花流水」
 ひとつの家族を10年ごとに主人公を変えて書かれている小説。
 親子はやはり血が繋がっていて、嫌いな親、軽蔑している親の人生なのに
 自分もなんとなく似たような人生を送ってしまうのかと考えてしまう。

★川原亜矢子「シンプル・ビューティー」
 この人はあまり好きじゃなかった。
 それは私とあまりにもかけ離れているから・・・。
 おっとりしている...と思ったら、そんなことないんだぁ!
 テーマ毎にわかりやすく書いてあって、あっと言う間に読んでしまった。

★けらえいこ.ハヤセクニコ「おきらくミセスの婦人くらぶ」
 主婦ふたりの対談みたいなもの。
 漫画以外で声を出して笑ったのはこの本が初めて!
 どれもこれも「あり得るーっ!」って感じで同感できる。

★秋元康「だから男は恋をする」
 前から読んでみたかった秋元康の本。
 「そのうち結婚する君へ」とかの題名もあった気がするが、今のところ
 予定がないので・・・。
 題名の内容が書かれているわけじゃなかった。
 女性の気持ちの持ち方などを評論してある。
 例えば「女一人旅」。
 きちんとした目的があって一人で行った方が見やすいなどの理由がある人は
 良い。一緒に行く友達がいないのはダメ。みたいなことだった。
 私は喫茶店にも一人じゃ入れないタイプだから一人旅なんて到底できないけど
 なんか偏見があるように感じた。

★阿川佐和子「どうにか こうにか ワシントン」
 阿川佐和子、私は好き!
 読んでいて私の価値観にぴったり合う。
 こんなに素敵な人なのに何故結婚できなかった(しなかった?)のだろう?
 結婚だけが人生じゃないけどねー。

★李友情「マンガ金正日入門 北朝鮮将軍様の真実」
 一昨年、いきなり小泉首相が北朝鮮に行って、一ヶ月後に拉致されていた
 5人が帰ってきて、今まで政府に25年間も放ったらかしにされていた事件が
 このまま解決するかも!と思っていたけど、やっぱり日本政府は中途半端。
 だけど北朝鮮はどーなのよ!それを良いことに子供たちを返さないなんて!
 北朝鮮という国を知りたかった。
 金正日がどんな人物なのか、マンガだけど詳しく書かれていて、じっくり
 読むと一日かかってしまう。
 アメリカも中国も「テロ=拉致」をしてる北朝鮮を説得してよ!
 北朝鮮を知るにわかりやすい本です。

★常盤貴子「No love,no life 愛がなければ、生きられない」
 常葉貴子のプライベートや映画の撮影のスナップ写真が沢山載っていて楽しい。
 彼女って以外?に男っぽいんだ、と思った。
 ここ最近映画やスペシャルドラマでますます腕を上げてるって感じ。
 彼女30歳すぎたらしいからこれから大人の女優として楽しみです。

★岸本葉子「本棚からボタ餅」
 テーマ毎にお薦めの本を挙げていて、思わず「私も読みたい!」と図書館の
 検索をしてしまった。
 結構私と似ていること(あの本、この本読みたいと思っていてもいざ本屋に
 行くと何を買いたかったか忘れてしまったり、読みたくて買った本を読むのを
 忘れて、後日また同じ本を買ってしまったり)があってうれしくなった。

★岸本葉子「『がん』から始まる」
 岸本葉子先生が「がん」だったなんてすごいショックだった。
 本でも書かれているけど今の時代3人に1人はがんで死ぬってホントなのかなぁ。
 でも、会社の中でこんなに沢山いるのにがんになったとは耳にしない。
 やっぱり立場が悪くなるから言わないのかなぁ。。。
 独身女性で経済的にも大変になるって思うとホント恐くなる。
 まず、入院するまでに仕事を片付けるというところを読んでいると実際自分が
 そーなったとき、大丈夫なのかと思い、会社で机を見直してしまった。
 これを機会に身の回り、せめて会社の机の引き出しとロッカーは綺麗にしよう!

★石崎秀夫「機長のかばん キャプテン・イシザキのワン・フライト講座」
 岸本葉子の「本棚からボタ餅」で紹介されていた本。
 んー、確かに機長のかばんの中身って何が入っているのか知りたかった。
 本の題名はとても親しみやすいものだったけど、中身は結構専門的な話だと思う。
 私がわくわくして読んだのは、沢山の飛行機が飛んでいるのに窓から他の飛行機
 を見たことがないのはどうしてか?とか、離陸と着陸とどちらが大変か、などが
 書かれていたところ。

★ジェリ・ニールセン「南極点より愛をこめて」
 ERの女医が南極へ赴任して暮らす日々を日記風に書かれている。
 驚いたのは南極点って海抜何千メーターだってこと。
 そして、この女医はそこで乳がんになってしまう。脱出できない時期に・・・。
 岸本葉子の「『がん』からはじまる」を読んだばかりだったから、この女医が
 南極点でどんなに心細かったことか、まるで自分のことのように感じた。
 でも、4章を読み終えたところ(全体の1/3)で図書館への返却日が来てしまった。
 また時間を作って借りたいと思う。

★綿矢りさ「蹴りたい背中」
 話題の本だし、読んでおこうと図書館で借りました。

★「名作のあらすじ」
 有名な文学のあらすじが書いてあり興味がわく。

★「中学英語のやり直し」

★「蛇にピアス」
 内容が気持ち悪いよ、と友達から聞いていたけど、やっぱり気持ち悪かった。
 でも、色んな人がいるんだなぁ...とつくづく思った。
 それにしてもこーゆーのが芥川賞を取れるんだぁ?
 理解ある審査員なんだなぁ。。。

★岸本葉子「旅はお肌の曲がり角」
 作者は女一人旅が多く、女が一人で旅に出ると不便なことが多いと色々な
 遭遇した場面を紹介してくれている。
 私は国内出張のついでに延泊して観光した、1度きりしか一人旅の経験がなく
 これを読んで納得した。
 国内でも女性一人で宿泊しようとすると自殺しないかと思われ拒否されたり、
 心配されたりすると聞いたことあるが、それが海外だと自殺ではなく身の
 危険に心配が及ぶ。確かに!
 私の場合、きっとこれからも一人旅はあり得ないと思うが頭の隅に入れて
 行動しようと思った。

★酒井順子「少子」
 今の日本の重大な問題。
 本当はベストセラーの「負け犬の遠吠え」を読みたかったけど、図書館で
 すごい予約数だった。
 読んでみると作者が挙げるさまざまな原因がうなづける。
 それにしても日本の高齢化社会、反対に少子社会、深刻な問題だと思う。

★片山恭一「世界の中心で、愛をさけぶ」
 今、話題の本。
 映画化もされた。
 映画を見ようと思っていたけど、両方見た人から原作の方が感動すると
 言われて本を借りた。
 字は大きめだし、読みやすかった。
 気がつくと終わりの方になっていた。
 映画のCMを見るとみんな泣いていたけど、私は1回だけ鼻をかんだだけ。
 ?こんなもん?ってな感じ。
 感性の違い?

★海原純子「心が「きれい」になる医学」
 ほとんどが自分の立場を人と比べて悲しんだり、相手を羨ましく思ったり
 する女性のことを例にあげて、解決方法を3つぐらいの箇条にして簡単に
 考え方を変える様にアドバイスしてくれている。
 男性のことはわからないけど、そう女性はつい近くの友達などと自分を
 比べたりして悲観的に物事を考える傾向があると思う。
 私は楽観的すぎるのか「自分は自分」と思ってるけど・・・(^^;)ゞ

★阿川佐和子「その場しのぎの英会話 カタコトでも一年間住んじゃった」
 以前読んだ「どうにか こうにか ワシントン」で使用した英会話を
 エッセイの中に折り込んだもの。
 できないって言っても基礎はあるのよねぇ~。
 できないってのは「できない」じゃないと!

★鷺沢萌「失恋」
 先日自殺したというニュースを見て、どんな本を書く人なのだろう?と
 思い、読んでみた。
 良かった。
 友情と現代の問題などの内容で、ただ普通の恋愛小説ではない。
 他の著書も読んでみたいと思った。

★山口真理子「乳がんはなぜ見落とされたのか」
 最近の日本人女性のがんは「乳がん」が一番多いらしい。
 私もここ何年か会社で検診を受けている。
 毎年先生が変わるが先生によって全然検査の仕方が違う。
 前回のときの先生は「???(さわってるだけ?)」と思ってしまうほど。
 (胸にしこりがあるかどうか調べるのだからもっと押し付けてなでるように
 しないといけないんじゃない?) と思いながらも「先生様」だからこちらが意見できない。
 こんな検査なら受けても受けなくても一緒じゃない?と疑問に思っていた。
 そんなときにこの本を見つけて・・・。
 先生を選ばないといけないのね。
 でも、どうせやるのにちゃんとしたものじゃなくて意味ないじゃん。
 行政もいい加減だと思う。

★ますい志保「赤い蝶々」
 友達に「ますい志保の本、カミングアウトしてるってよ」と聞いた。
 住む世界が違うからあまり興味がない人だったけど、読んでみたいと思った。
 色々と噂では聞いていたけど、波乱万丈な人生を送っているんだと知った。
 そして今は闘病生活。。。
 んー、読む価値はありですね。

★中村うさぎ・倉田真由美「うさぎとくらたまのホストクラブなび」
 中村うさぎはホスト通いをしていたと噂で聞いていたから読んでみたいと思った。
 普通の女性じゃ行けないもんねー。
 倉田真由美と(実際には出版社の人がもう一人いるけど)日本中って行っても
 東京近辺と北海道、名古屋、大阪ぐらいだけどホストクラブをめぐってます。
 私の想像とは違ってあんまり良い男はいないみたい。
 未だパンチパーマの50才ぐらいのおじさんホストもいたらしいし...。
 まぁ、TVで紹介されているホストもヤンキーみたいのが多いしねー。
 この本を読んで思ったのはうさぎとくらたま、趣味が全く違うみたいだし、
 年も違うのにどーして仲が良いだろう?

★小倉千加子「結婚の条件」
 最近「少子化」だの「晩婚」だのが話題になってる。
 それを題材にした人気の本。
 ペラペラとめくってみると文字がびっしり!
 なんか真面目に書いてあって難しいのかしら?と思ったけど、読んでみたら
 すっごく同感できることや納得させられることが一杯でスラスラと読めた。
 面白い!

★阿川佐和子他「ああ、恥ずかしい」
 女性作家や有名人が自分の体験した「恥ずかしいこと」を紹介している。
 私も沢山あるけど、これを読んだら大したこと無いって思ちゃった。
 作家は自分のプライベートを題材にして文章を書いているってどこかの作家
 が言っていたけど、ホント大変だよねー。
 アイドルなんかよりプライベートを公表しているかも!?

★新井素子「素ちゃんの痛い話」
 前々から気になっていた本でやっと読むことができた。
 こんなに痛いことをリアルに表現した本は数少ないのでは?
 ってことは表現が上手いんだ!
 この本を読んで自然と顔がゆがんでしまった。
 電車で向いに座った人が私のゆがんだ顔を見てどう思ったかなぁ?

★岸本葉子「それでもしたい!?結婚」
 これは作者が30歳になるときの話。
 今、その年を過ぎている私なのに同じ感覚で「そうそう!」と頷きならが
 読んでいた。
 結婚、自分の時間がなくなるんだよね。。。
 それでもいい!!って思うぐらい素敵な人がいないんだよねぇ( ̄~ ̄;)

★岸本葉子「家にいるのが何より好き」
 職業が作家で仕事場が家だったりすると外へ出る機会はそうないんだろうと
 思うけど、やはりそんな感じ。
 まぁ、OLの私も特に約束のない休みの日はスッピンで靴もはかない。
 落ち着ける家があるってことはいいと思う。

★岸本葉子「からだの事典」
 タイトルだけ見るとちょっと難しそうに思う。
 初めは私の好きな岸本葉子とは同姓同名の人が書いた難しい本なのでは?
 と思った。本を手にしてみて想像していたハードカバーの重い本では
 なく、また、やっぱり私の好きな岸本葉子だとわかって安心した。
 この本は題名から察するように身体の部位がタイトルになっていたが、
 身近に起きたことや自分の癖や感じたことをエッセイにして書いてあるので
 すごく読みやすくわかりやすい。
 特に病気でもなくても人それぞれ各部位に悩みがあるものだと思う。
 読んでいると「あー、私も」とか「へぇ、そんなことがあるんだ」とか
 すぐに読み終えてしまった。
 岸本葉子の本は保存版にしているけど、これは更に保存版にしたい一冊。

★岸本葉子「目指せ!「大人の女」 ココロとカラダを美しくする50の秘密」
 最近の岸本葉子の本の題名はエッセイの題名ではなくマニュアル本
 みたいに感じる。
 前の本は「事典」だったし...。
 まぁ、他の人の本だったらこの題名では読まないけど、大好きな
 岸本葉子の本だから読んだ。
 これも前回に続き、保存版の中の保存本。
 しかし、最後の章に関しては中村うさぎに影響されたのか?と
 疑問に思ってしまった。
 私もしたいなぁ。。。

★佐伯チズ「佐伯チズメソッド肌の愛し方育て方」

★佐伯チズ「佐伯チズメソッド艶つやメイク」

★黄文雄「呪われた中国人」
 中国での食人の歴史が書かれている。
 人の共食い?
 こんなこと知らなくても良いことだと思いながらも、実際のことなら読んで
 みたいと思った。
 以前、会社の上司に大岡昇平の「野火」を借りたことがある。
 同僚の女性が借りていて、ちょうど上司に返すところだったのだ。
 彼女が感想を述べていて、何故か私も!となった。
 あらすじも知らずに読み始めた「野火」に衝撃を覚えながらも、戦争時代の
 ことだから、このようなこともあるのかと納得もした。
 そのせいもあって今回のこの本での衝撃はあまり大きくなかったが、食糧難
 の時代に尊敬する師などをおもてなしするために奥さんを犠牲にしたことは
 驚いた。また、父母の病に自分の腿肉を削いで与え、病が治ったと書かれて
 いることにも...。
 ということで昔の中国では食人は悪いと認識されていなかったのだ。

★葉石かおり「実践!おひとりさま道」
 この本を読んで気づいた。
「おひとりさま」とは一人になりたくてなっている人のことなんだってこと。
 そう言えば、以前京都に出張して一人だったときにレディースホテルで
(朝食が)一緒のテーブルになった女性は一人が良くて一人旅をしていると
 言っていたっけ。
 来たい時に来れるし、行きたいところに行けるし、見て周るのも自分の
 ペースで良いからと。確かに...。
 私も友達と旅行を計画していて行き先や日程、やりたいことが違って断念
 したことや内容を他に変えたことがある。
 でも、反対に一人のデメリットは近寄ってくる男を振り払うのが大変!
 って言うのはウソだけど、写真を撮りたいときや感動して分かち合いたい
 とき、何かあったときなど一人では困る。
 そう比べてみるとやっぱり複数のほうが私はいいなぁ、とつくづく思いました。

★ウー・ウェン「東京の台所 北京の台所」
 この作者が「3分クッキング」で中華料理を作っているのを見たことがある。
 手際がよく、料理上手だということがよくわかった。
 焼餅を作るところなんか、まるで手品を見ているようだった。
 その作者の生い立ちと一緒に親しんだ家庭料理を紹介している。
 中華料理というと油っこいものだと思う人が多くいると思うけど、
 家庭料理は違う。とてもあっさり、さっぱりしたものが多い。
 私が中国へ行ってときに友達の家や友達のお母さんの家に行ってご馳走に
 なった家庭料理で油っこいものはなかった。
 代表的な「餃子」にしても日本とは違って、水餃子だから油は使わない。
 代表的な家庭料理の「玉子とトマトの炒めもの」もさっぱりした味付け。
 作者が日本で驚いた味付けにカレイの煮付けがある。あの甘辛いご飯に
 ぴったりな味が嫌いだと書いてあった。
 中国ではカレイはスープ煮にするそうだ。とても薄い味付けらしい。
 読んでいるとまた中国へ行きたくなった。

★サン=テグジュペリ「星の王子さま」
 「星の王子さま」って誰でも知っている本の題名。
 これって子供向けの本なのかと思っていたら、たぶんこれは子供心を
 忘れてしまった大人に子供の頃を思い出させる本なんだと思う。
 でも、実際読んだことがある人はどのくらいいるんだろう?
 ちなみに会社の人に聞いてみたら「この間買ったけど、まだ読んでない」って。
 スヌーピーも奥深いマンガと言われているけど、これも難しい本だと思う。

★星野道夫「アラスカ風のような物語」
 以前からこの人の本を読んでみたかった。
 写真家と言うのか冒険家と言うのか、それとも探検家と言うのか?
 取材先のカムチャッカ半島クリル湖畔でヒグマの事故によって
 亡くなったのだった。
 たまたま図書館で見つけて手に取ると中にはきれいな写真が沢山あって、
 とても楽しく読めそうだったので借りた。
 私も男だったらこんな人生を送ってみたいな、と思った。
 他の本も読んでみたい。

★阿川佐和子「もしかして愛だった」
 ちょっと気楽に本を読みたいと思ったら、阿川佐和子か岸本葉子。
 2人の棚を探してみたらこの本があった。
 いつも期待を裏切らない面白いエピソードがいっぱい。

★青木雄二「人生道」
 「ナニワ金融道」の作者。
 ドラマになったものを見て、とても面白かったし、勉強になったので
 この本を見つけたとき読んでみようと思った。
 題名にもあるように作者の人生がつづられている。

★米原万里「旅行者の朝食」
 これは面白い!

★島田洋七「佐賀のがばいばあちゃん」
 母から勧められて読んだ本。
 涙あり、笑いありで通勤電車で読むにはちょっと勇気が必要かも!?

★阿川佐和子・澤口俊之「モテたい脳、モテない脳」
 北海道大学教授・澤口俊之の難しい説明を阿川佐和子が優しくわかりやすく
 聞き返してくれている対話の本。

★米原万里「必笑小噺のテクニック」
 ロシア通訳者の作者がロシアの小噺を紹介してる。
 お国柄が出ていて民族の違いを感じさせるかと思うと反対に人類はみな
 同じことを考えているんだなぁと思わせるものなどがあって新鮮。

★杉浦日向子「大江戸美味(むま)草紙」
 色々な美味しいものを紹介してくれていて、次はなんだろう?と
 ワクワクさせてくれる。
 話の種として充分活躍してくれそうな...。

★林真理子「年下の女友だち」
 年下の人と上手く付き合えないと思ってしまう私が思わず手が伸びた本。
 頼られるのもなんかねぇ~、って思ってしまった。
 年上の先輩とは仲良くなってもやはり気を使わなければならないと思う。
 だからと言って距離を置いてもかわいく思われないだろうし...。
 難しいなぁ~。

★大森隆史「デトックス・バイブル」
 デトックス、最近急に耳にするようになった。
 岩盤浴やヨガ、食品などにより身体の中に溜まった毒素を排出しようと
 するもの。
 健康に注意するなら一度読んでおくと良いと思う。

★群ようこ「本棚から猫じゃらし」
 作者が読んだ本を日常のエッセイから話しを繋げて紹介している。
 どの本も読んでみたいと思ってしまうような魅力ある紹介の仕方。

★群ようこ「おやじ丼」
 エッセイしか読んでなかったし、作り事はイマイチなぁ...と
 思っていたけど、パラパラとページをめくったら、会社にいる
 特徴あるオジサンについて書かれている。
 すっごく面白かった。
 うちの会社の中にいるオジサンについて、私も書けそう!!!!!

★まついなつき「愛はめんどくさい」
 結婚するまでの過程があまりにも安易で驚いた。
 作者の広すぎる心にも驚いた。

★姫野カオルコ「ひと呼んでミツコ」
 主人公が特別な能力を持っていて、スカッとさせるので読む価値が
 あると思う。

★安野モヨコ「美人画報」
 一度読んでみたいと思っていた本。
 女性のおしゃれなどについて絵と文とでできた読みやすい本。

★徳川義宣「徳川さん宅(ち)の常識」
 徳川家康の子孫が徳川家の話を紹介している。
 面白かったのは、クラッシクのチケットを取るため電話したとき
 担当者の名前を聞いたら「イエヤス」と名乗られて、からかわれて
 いるかと思ったら漢字はどうだったか忘れてしまったけど、本当に
 「イエヤス」という苗字でなんと名前が「勝利(カツトシ)」だと
 言われたらしい。
 その他にも沢山面白いエピソードが載っていて、意外だった(^^;)

★杉浦日向子「ごくらくちんみ」
こんなに珍味ってあったんだ、と思った。
珍味大好きな私だけど、まだまだだなぁと思った。
憧れの珍味や食べたくない珍味もある。
珍味ごとに短編小説になっていて、こんな風に食べるのかぁ、と
感心する。
図書館で借りた本だけど、買って手元に置いておきたい本。

★米原万里「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」
作者が子供の頃に父親の仕事でソ連にいたときの友達との話と
音信不通になってしまったその友達を大人になってから訪ねる話。
子供の頃に外国で暮らすと母国日本を思う気持ちが深くなるんだと
この本を読んで思った。
そして、様々な国から集まった子供たちが通う学校では世界に蔓延る
差別問題に子供ながらに傷つき、辛い思いをしていることを知った。
しかし、それを超えて生まれる友情に感動した。

★群ようこ「人生勉強」
この本の最初の章を読んで私の中の作者のイメージががらっと変わった。
イメージは結構神経質なおばさん。
でも、読んでいると全てもっともなこと。
最近あまりにも常識はずれの中で暮らしているので自分の感覚が
麻痺しているのに気づいた。
そー言えば、昔、会社にもお局様がいて口うるさく注意したりして
いたっけ。最近のお局様は自分が若い子と同じ感覚でいるって
思われたくって(?)注意などしない。
反対に若い子に気を使って小さくなっている気がするのは気のせい?

★群ようこ「ぢぞうはみんな知っている」

★群ようこ「ヒヨコの猫またぎ」

★浅田次郎「王妃の館(上・下)」
「鉄道員」を読んだ(映画も見た)ことがあったので
この人の作品は全てこんな感じのものだと思っていた。
この物語はふざけている。
「鉄道員」のイメージのまま読んだら、少し辛いかも...。
でも、会社の人に借りた手前、途中で投げ出すことも
出来ずに読み続けたら、笑いあり、涙あり、結構良いかも?
テレビドラマにしたら面白いかも~。

★酒井順子「負け犬の遠吠え」
文庫化されていて通勤時間に読めるようになったので...。
読んでいて思わず頷いてしまうのが悲しい(≧~≦)
でも、すっごい分析だと思う。
30歳になったらこの本を読むべき!
あ、それじゃ遅いかぁ?

★中村うさぎ「花も実もない人生だけど」

★角田光代「恋するように旅をして」
ある番組で角田光代さんを見かけた。
おとなしそうな感じの人だった。
今まで彼女の本を読んだことがなかったので
この本読んで驚いた。
一人旅できる人なんだ!
自分が出来ないことをやれる人は尊敬する。

★岸本葉子「楽で元気な人になる」

★群ようこ「挑む女」

★群ようこ「濃い人々」

★早坂隆「世界の日本人ジョーク集」
色々と笑えるジョークがあるけど、一番のお気に入りが
外国の人と日本人を見比べているもの。
沈船しそうな船の船長がそれぞれの国の人に海に飛び込んで
くださいと言うとき、どのように言うと聞いてくれるかと
いう話。
それぞれの国柄が出ているなぁと思った。

★宮部みゆき「本所深川ふしぎ草紙」
今まで、宮部みゆきの本は避けていた。
たぶん、彼女の作品に最初に出会ったのが映画の「模倣犯」だったから
じゃないかと思う。
現代の気持ち悪い犯罪の物語だったから。。。
「本所深川ふしぎ草紙」は本所深川にまつわる七不思議の短編集で、
どの話も人情あふれる物語で久々に良い本を読んだなぁと感じた。
これからちょっと彼女の本を読んでみようっと!

★群ようこ「おかめなふたり」
飼ってる猫のしいちゃんとの生活が書かれていて
目に見えるような文章で面白いし、かわいい。

★岸本葉子「目指せ!大人の女」

★岸本葉子「ひとり暮らしのおいしいキッチン歳時記」

★温め美人ダイエット

★たかぎなおこ「150cmライフ。」
素朴な絵で日常生活を描いていて面白い。

★たかぎなおこ「上京はしたけれど。」
田舎から上京して色んな不安なことなど...。

★たかぎなおこ「はじめてだったころ」
色々なことのはじめてを振り返って...。

★石田衣良「波のうえの魔術師」
マネーゲームで社会、銀行に反発して・・・。
話の内容が難しく、あんまり理解できなかったけど
次はどうなるか気になる面白さはあった。

★「嘘つき。 やさしい嘘十話」
嘘は嫌です。
でも、やさしい嘘もあるんだなぁ、と気づかされました。
でもなぁ。。。

★渡辺淳一「鈍感力」
確かに「鈍感」で生きていけるなら幸せだと思う。

★坂東眞理子「女性の品格」
わかっていながら出来ていないことが多いと思う。
女性はバイブルにするべき本です。

★北村薫「街の灯」
時代は昭和初期。
いまどきじゃないなぁ、と思いながら読んだのだけれど
次はどうなる!?次は???とワクワクしながら、
あっと言う間に読み終えてしまった。
ミステリーだけど普通のミステリーっぽくなくて...。
初めて読んだ北村薫作品。ファンになりました。

★河野多恵子「臍の緒は妙薬」
そー言えば、「さい帯血」が白血病などの治療に有効だという
CMがあったような・・・。
さて、私の「臍の緒」は今どこに???
以前、何故か家でそんな話をしたときに母に「あなたに渡した」と
言われた。
「臍の緒」なんて、母から生まれた証拠!ぐらいにしか思ってなく
特に必要ないし、私はもらってないと言ったけど...。
また聞いても「渡したのに」って言われるだけだろうなぁ。
みんなちゃんと持ってるのかなぁ?

★みのもんた「義理と人情 僕はなぜ働くのか」
「世界一忙しい司会者」としてギネス世界記録にも認定された「みのもんた」
の「義理と人情 僕はなぜ働くのか」を読みました。
「なぜそんなに働くのか」と世の中のバッシングを受けたけど、私も同感。
必ずしも順風満帆の人生じゃなかったらしいく、今が絶好調だから...と
どの番組を見ても「みのもんた」の顔じゃつまらない。
テレビ局も売れている人を使えば視聴率があがるからと、使うのはどうかと
思う。
ただ、そんな忙しい毎日を送っていても身体も健康、仕事も辛いと思わない、
それはすごいことだと認めます。

★遠藤周作「怪奇小説集」
全て実際にあった話で、著者が体験した怖~い話もリアルで怖いです。
「2」があるらしいので読みたいです。

★後藤明生「雨月物語」
怖い話が読みたくて...。
これも昔に本当にあった話だそうです。

★紀田順一郎「日本怪奇小説傑作集2」
色んな作家の怖い話が載っています。

★荻原浩「神様からひと言」
最近、食品についての偽装問題が続いていて食品を
扱う会社に興味がありました。
「となりのクレーマー」 関根真一著も人気だそうですが
図書館で予約が沢山入っていたのでこの本を選びました。
内容はある食品メーカーのお客様相談室の話なのですが
結構面白いです。
もしかしたら、こんな会社多いのかなぁ...と
思ってしまうこの頃です。

★荻原浩「噂」
都市伝説のような噂について・・・。
噂、怖いなぁ。

★「話を聞かない男、地図が読めない女」
遅ればせながら読みました。
ん~、確かに女の気持ちはわかります。
だけど誇張しすぎ?

★畠中恵「ねこのばば」
最近、本屋で平積みされてる本で気になっていたのが「畠中恵」。
江戸の物語を書いているらしい。
「しゃばけ」「ぬしさまへ」「ねこのばば」などなど。
本購入禁止令が出ているので、図書館で予約しておいた。
やっと私の番がきて「ねこのばば」を借りてみたら、内容は妖怪
みたいなのが登場していて、ちょっとがっくり。
でも、石の上にも三年根性で本を開いたら三分の一は読まねば、と
読んでみたら意外と面白い。
5つの章に分かれていて、2章読んだら面白さがわかった。
若旦那の一太郎が色んな事件を解決していく物語が続くらしい。
うぅ~、読みたいを通り越してコレクションしたい本。

★群ようこ「贅沢貧乏のマリア」
森鴎外の長女、森茉莉について書かれている本です。
文豪、森鴎外は「高瀬舟」や「舞姫」などを学生時代に
読んでいたのでその娘はどんな人なんだろうと以前から
興味があったけど、何故か今まで縁がなかった。
今回偶然にも大好きな群ようこがその「森茉莉」について
書いた本にめぐり合えてうれしかった♪
生きた時代が違うし、育った環境が違うから違和感が
あるけど、またそこが面白い。
次は「森茉莉」の著書を読んでみたいなぁ。

★室井滋「むかつくぜ!」
題名が気になり、手に取りました。
女優室井滋がエッセイを書いていたとは知りませんでした。
サバサバした人だとテレビを見ていて感じていたので
世の中の色んなことにむかつくことが多いんだろうなぁ、と
思い読みました。
短編だし、日常的なことなので想像つくし、読みやすかった
です。

★関根眞一「となりのクレーマー」
百貨店のお客様相談室室長の経験がある著者が事例を紹介
しているものです。
いくつかの事例のうちに「えっ、こんなことをクレーム
としている人がいるの?」と驚くことが多数あった。
ま、普通のクレームじゃ問題ないから本に書くことはない
ってことでしょう。
古くから贔屓にしている年配の人はまるで自分の百貨店の
ように思い、改善要求をしたりするようだ。
それはいい。
しかし、消耗品のものをしかも長年使用してからあーだこ
ーだ言いながらクレームとして言ってくる人がいるらしい。
読んでいて、私だったらストレスになってお客様相談室は
務まらないな、と思いました。

★畠中恵「ぬしさまへ」
優しい一太郎に心癒されます。

★群ようこ「ひとりの女」
年齢も立場も主人公のほうが上だけど、私の気持ちが似てるんだなぁ。。。
きっと私の周りの人もこの物語に出てくる周りの人と同じ心境なんだろうなぁ
と思うと...(/ω\)

★乃南アサ「未練」
女刑事音道貴子が主人公の短編集です。
短いので読みやすいし、通勤のお供にぴったり!
短編だからと馬鹿にしちゃダメ!
後半の3話は電車の中で泣いてしまいました。
そー言えば映画『幸福な朝食』も良かったなぁ。。。

★森達也「いのちの食べ方」
色んなこと、考えさせられました。
品川に「食肉センター」があるので機会があったら見学に
行って見たいと思います。
世の中から差別という言葉がなくなればいいです。

★畠山恵「おまけのこ」
一太郎がいいなぁ~♪

★畠山恵「しゃばけ」
基本的に文庫しか読まない私。
一太郎ともしばしの別れ。
早くつづきを出してほしいなぁ。。。

★乃南アサ「嗤う闇」
前回「未練」を読んでから女刑事音道貴子のファンに
なりました。
短編なので読みやすいです。
しかも、このシリーズは物語の中で意外なところで「まさか!」
という予想もつかないことで涙を誘われる。
私はそこがお気に入り!

★米原万里「ヒトのオスは飼わないの?」
米原万里さんの本は彼女が亡くなったことがきっかけで
知り、読むようになった。
子供の頃、親の仕事都合でロシアに住んでたらしく、
ロシア語の同時通訳の仕事をしていたみたい。
今までエッセイなどを読んでいて面白い人だと思っていた。
今回この本を見つけてページをパラパラめくってみたら
期待に外れず、面白そう!
寝る前にちょっとだけ読もうとしたら、内容もテンポもよく
半分の200ページを読んでしまった。
内容は飼ってる猫と犬の話。
猫と犬を飼ってる人はぜひ読んでみてください。

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