オフコースそして小田和正さん








オフコースを好きになったのは高校生のころ。
確か、友達の友達の影響でした。
美しいメロディー、ハーモニー、そして心に響く詩。
アルバム(そのころはレコードでした)を買って、繰り返し繰り返し聴きました。

初めて彼らのコンサートに行ったのは、大学生のころ。
確か、”We are"で大ブレイクしていた時でした。
初めて聴く生の彼らの演奏、素敵でした。
翌年も同じ京都会館での"over"コンサートに出かけました。
ギターを弾く鈴木さんの美しい指先にうっとりしたのを覚えています。
でも一番好きだったのは、小田さんの歌声でした。

その後、就職し、しばし音楽から遠ざかっているうちに、オフコースは解散。
ソロになってからの小田さんの曲は、時々街で耳にするだけになっていました。

月日は流れて4年前。学生時代に一緒にフォークのバンドを組んでいた友人達と、また音楽をやる機会に恵まれました。6人のメンバーそれぞれが、好きな曲、やりたい曲を持ち寄って、練習する曲を決めることになりました。
そのときに私の中に浮かんだのは、やはりオフ・コースの歌でした。
あのハーモニーに近づきたい。大それた夢ですが、グループで音楽をやる、私にとっての一番の魅力は、一人ではできないハーモニーを作り出せること。そして、私が一番好きなのは、やっぱりオフコースのかもし出していたハーモニーであり、小田さんの作るメロディーだったのでした。

それ以来、またずっと、小田さんとオフコースにはまっています。
                              2002年1月9日


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